単位の話

暑い日が続きますね。今日の最高気温はなんと34度だったとか。
今日1日で合計3.5リットルの飲み物をコンビニで買ってしまいました。

ところで34度は摂氏、つまりセルシウス度の値ですね。これって全世界共通だと思っていませんか?
実はほぼ全世界共通なのですが、いくつか例外があります。一番代表的なのはアメリカ合衆国です。
他の英語圏の国でも一部地域でちらほらとあるのですが、実はこれらの地域では華氏、ファーレンハイト度が使われているのです。華氏でいうと34度は氷が凍る温度よりちょっと上くらいの温度で、
「まいったわ。今日34度しかないのよ?冬用のコートだしてこなくっちゃ。」といった感じです。

摂氏と華氏とどっちがより進んでいるかといえば、語弊がありますがやっぱり摂氏です。
成り立ちもより明確だし、科学的です。実はもっと科学的なケルビンという単位もあるのですが、
これは摂氏と同じ基準で0度を絶対零度としただけです。日常ではなかなか使いません。
ちょっと面白い事に、科学の世界ではおそらく最先端を行くアメリカ合衆国なのですが、民間ではちょっと他に例をみないくらい「古い」単位が普及しています。
長さはフィート、あるいはヤード、重さはポンド、容積はガロン、といったかんじです。
ちなみに竹村はだいたい5フィート9インチ、140ポンドですね。体積はちょっとわかりません。。。
むかし体重計にのって体重が80キロ増えたのかと思ってびっくりしたことがあります。

日本をはじめ多くの国々ではその国固有の単位を持っていたのですが、国際交流が進むにつれそれだと不便なのでいっそみんなでそろえましょう!ということになり、いまなじみの深い単位が導入されるようになりました。アメリカでも一時期がんばって変えようとしたらしいのですがどうもうまく
いかなかったのだとか。そのうち「もうなんかこのままでいいや」といったかんじになってしまい
いまにいたってしまった、といったところのようです。

日本の固有の単位はもうほとんど残っていませんが、いまだに少しは残っています。
部屋の大きさを表す「畳」とか、お米を炊くための「合」とかですね。

先日最終巻の発売されたハリーポッターの世界でも、独自の単位がいろいろと使われていますが、古い単位はなんだかその世界の歴史を感じさせてくれるようで、竹村は結構好きです。

さて、そんな事を書いているうちにそろそろ今日の水分の摂取量が1ガロンを超えそうです。
みなさんも暑さに(あるいは室内の寒さに?)負けないように、水分補給や温度調節に
は十分気をつけてがんばっていきましょう。  

たけむら

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