よい作品との出会い方

先週に引き続き本の話です。今日は竹村のよく使うよい作品との出会い方、テクニックを
紹介してみようと思います。

大昔の一部の特殊な人々しか出版できなかった時代と違って
現在ではとても本を書くのが簡単になり、本屋さんに行けばありとあらゆる本があふれかえっています。

しかしその分あまり面白くない本や自分の趣味に合わない会わない本も多く、
ランダムに選んだ場合”あたり”をひく確立は、竹村の場合せいぜい二割です。

そこで、で”あたり”をひく確立をあげるちょっとしたテクニック。

ひとつめ、時間的な隔たりを利用する。
ある程度昔に書かれたものは、時間がたつに従って淘汰されていきます。
その分今現在でもお店に置かれているものなかには良い作品がある可能性が高いです。
さらに言えば、そういった作品の場合値段が安いことも多く一石二鳥です。

ふたつめ、国境線を利用する。
わざわざ外国から翻訳されて入ってくるものは、本国ですでに一定の評価を得ている
ことが多く、あたり率が高いです。ただし、作品そのものはあたりでも
翻訳者がハズレなこともあります。

みっつめ 、前回も紹介した作家読み。
よい作家は大抵常にある程度よい作品を書きます。前回自分の趣味にあった作品を書いていた作家なら今回もそうである可能性が高いはず。

よっつめ、ほかの人に進めてもらった作品を読む。
これはありきたりですが意外と効果があります。
ただし、自分の感性とあわなかった時に少し友人と気まずくなってしまうリスクがあります。

とりあえず、こういったことを意識してみるだけでもなかなか確立を引き上げることができるようになります。ちなみにこれらのテクニックはビデオのレンタルにも応用できます。
どうぞおためしあれ。