夏も半ばをすぎて

 こんにちは。いよいよ夏休みも後半に入ってきました。巷ではオリンピックが盛り上がっていますが、受験生にとっても夏は天王山。みんながんばっているな、という印象はありますが、それは他の6年生も一緒です。気をぬかずにがんばってほしいところです。
 
 さて、翻って特に低学年や中学年のお子様についてですが、講習会が終わった後、どのような勉強をすればよいのかという声をよく聞きます。それに関して少しだけ。

 基本的には各授業の最後には夏の後半を過ごすための課題や、夏休みを通じての課題が出されていることと思いますので、それをしっかりやることが大切です。
 逆にそれが終わってすっきりした状態であれば、特に続けて課題を設ける必要は多くありません。

 それよりも、自由な読書や夏休みの自由研究などに意欲的に取り組んでほしいと思います。机上の勉強だけでなく、自ら興味をもった本を読んだり、興味を持ったものを観察したりすることが後々大きな経験となって生きてきます。
 いろいろな植物を観察したり(花びらの色・枚数・つき方など)、旅行に行ったときのルートを地図で調べてみたり(どの県を通ったのかなど)、田舎の山で星や月の観察をしてみたり…。

 今のうちに生きた経験をたくさんして、好きなもの、興味を持てるものをたくさん見つけられると素敵ですよね。もちろん自然科学だけでなく、算数が好きなら算数、パズルがすきならパズル、本が好きなら本、でもいいと思います。この夏に、自分が「面白い」と思えることがひとつでも見つかったら、とてもすばらしいことですね。             
                                           む