直しのときの目のつけどころ

 雨ですね。僕は雨の日は朝からなんだかけだるいです。しゃきっと秋晴れが続いてほしいと思う今日この頃でございます。

 さて、最近見ていて気になることパート2は、直しのやり方についてです。とりあえず教科別でつらつらと。昔の経験もふまえて書いてみます。

算数。
 わかるではだめ、解けるまで。基本ですね。ただこれが意外と皆さん出来ないそうで。ちなみに私は入試までで1冊仕上げた問題集は塾使用のテキスト合わせて、わずか4冊。うち2冊は受ける学校の過去問でした。あとはひたすらもらったプリントを解きまくり、直しまくっていましたね。

国語。
 かつて国語なぞ、習った記憶はほとんどありません。解答を見て答えが違うときは、ひたすら自分の解答だとなぜいけないのか、を考え続けました。やっと自分なりの解法(問題の客観化)が出来たのは、大学入試のころでした。今はそれを出来るだけわかりやすく噛み砕いて、小学生バージョンにして伝えているところです。
 直しのポイントは2点。どこに問題の中心的意図があるのか(気持ちなの?言い換えなの?主題なの?)という点に気をつけることと、それではなぜ、自分の解答では○にならないのかをその視点から考えること、につきます。
 平たく言えば
①選択肢を考えるとき、些細な点より、問題の中心となる点に目がいっているか
②抜書きでは、キーワードや段落の中心的部分(まとめ)を意識できているか
③記述では、理由+気持ち、言い換えるべき部分をきちんと言い換えているか
という点から自分の解答を見直して、なぜ間違えたかを自分なりに納得することが大切です。
 
社会
 これに関しては、どれだけはやく間違えた箇所の周辺知識の確認が出来るかに尽きます。
社会の直しをする際、参照できる資料が手元にあること。まずここから始めてください。演習で間違えたら、それと関連することをまとめて思い浮かべるというのが、僕のやり方でした。
 4年生はここまでやらず、県庁所在地と県の位置が入っていれば、後は興味の赴くままにやれれば十分でしょう。
 5年生。手元には新演習と予習シリーズ。土偶がわからなかった瞬間に、縄文時代の主な道具を全部思いうかべてみる。出来れば弥生時代にも手を伸ばす。瞬時にテキスト確認。抜けているものがあったら、うおー!わすれてた、とさけんだ瞬間記憶に残っているでしょう。
 6年生。予習シリーズ5上~6上に4科のまとめ。衆議院の優越について間違えた瞬間に、国会の仕事8種と優越しない3種。思い浮かべて以下5年と同文。
という感じでしょうか。とにかくことあるごとに覚えておくべき基本事項をチェックすること、これが実は最も効率よく、最も記憶に残るやり方です。(記憶は一回の精度より回数、そのサイクルを増やす直しかたを考えましょう。)

理科
 覚える事項は社会と同じやり方をしていましたね。塾でその日にやった知識系の問題は、その日のうちに全部チェック(6年生時)。まず授業中が大切。理科の暗記はきりがないので、授業中やった中で「あれっ」とおもったところを覚えておく。たとえば動物の冬越しの問題で、ちょっと自信ないぞって思ったら、帰ってその分野だけチェックする。これだけでかなり記憶の定着が違うと思いますよ。肝心なのは授業中何が「あれっ?」だったのかをチェックできる集中力でしょうか。
 計算系。これは算数と同じかな、という気がします。ぼくがやったのは1冊だけでした。苦手な分野はとにかく同じ問題でいいから解きまくる。注意していたのは、思考の順番ですかね。てこなら、「支点」の設定の仕方から入るとか、電流だったら抵抗から考えるとか、天体だったら図をかくところから入るとか、水溶液なら、中和点を見つけて、塩酸・水ナト・気体の発生の比率をならべておく、とか。とにかく自分のスタイルを確立することに終始していた感じです。だから同じ問題でも、その形でしっかり出来ているかの確認には十分でした。
 どうせ塾で新しい問題が配布されるので、そのとききちんとできるか確認。出来なかったら後日同単元を一覧する。という方法でした。

 取りまとめると、暗記系は塾での抜けのチェック、その後即日軽く見直す、計算系や思考系の問題はその問題のポイントを考えながら、単元を一覧する、それで時間いっぱいという感じでした。
とくに出来なかったポイントはどこなのか、という発想が皆さんがあまりやれていないところかな、と感じています。また、即日の知識のチェックの効果は絶大なはず、です。毎日とはいいませんので、授業中の「あれっ?」という自分の声に耳をかたむけてほしいと思います。              む