学力差の正体

打ちっぱなし猛特訓で背中の筋が悲鳴をあげている野村です。
こんばんは。
小学校低学年の生徒を見ていると、否応なしにやはり個々人で学力差が生じています。
低学年でもこれだけ離れてしまうのかなと、正直驚きもあります。
おそらくこれからもこのペースでしっかりとした学力を身につけるのだろうなという生徒の特徴は、思いっきり極端に言えば二つだけかと。
①物事を丹念に説明できる
②知らないことに対して、知っていることを寄せ集めて意見が言える。
ここに集約するのだなという感覚があります。

で、
この①②ってものすごく周囲の大人とのコミニュケーションの影響が大きいです。
①に関しては、
生徒の的を射ない質問や意見に対して、きちんと「よくわからないからもう一度言って」
「それじゃ伝わらないからもう一回」といえていますか。
すぐに生徒のつたない説明の意を汲んで勝手に理解していませんか。
それは優しさではなく放棄なのかなと思います。
(まあこの辺は、実際難しいでしょうね・・。行き過ぎると子供の自由な発言のブレーキになりますし、お子様とすぐにバトルになっちゃうことだってあるでしょうし。子育てをしたことのない野村では説得力がないのかなとも思いますが、少なくとも自分が小さいときは「きちんとした説明」を要求してくれる大人が周囲にたくさんいたという思い出はあります。)

②に関しても。
生徒の「?」に対してすぐに答え、または子供が仮説を作る隙を与えないようなヒントを与えていませんか。ヒントの出すこと、助け舟をだすことは、解法を伝えるよりも数倍難しい作業です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です