国語の添削について

こんばんは。めっきり寒くなりました。皆さん風邪などひかないよう細心の注意をはらってください。特に6年生はこの時期の休みは即失点につながるといってもいいほど大切な時期ですね。

さて数週間社会の先生っぽいことを言ってきましたが、たまには初心に返り、国語について。添削プリントのやり方など。

添削に限らず、国語の力を自分で高めようと思ったら、
①文章を深く読む
②表現を鍛える
③設問に対し、その意図をしっかり考える
の3点しかありません。

①に関しては時間をかけて(授業中ではなかなかできないし、テスト中もそんな余裕がない、
ならばこそ)家庭での学習でじっくり時間をかけてもよいのではないでしょうか。
わからないことばは辞書を引く、自分の体験と重ね合わせて書いてある内容を理解しようとする、など。
一度読んだ文章の記憶が薄すぎる人が多すぎます。

②に関しては各学年いろいろな形で作文やら記述やらを見ていますが、主語・述語がめちゃくちゃ、口語をつかいすぎ、何度書いても「なので」が「だから」にならない。文頭に「なので」ということばの使い方はありません。と今まで何度も書いているのに、同じまちがいをする。

自分の書いた文章を自分で見直す前に提出。作文の直しの指示があるのに、まったく手がついていない。挙句の果てにはやっていない白紙の添削までいっしょに提出。
これで表現力・ことばの力がつくのでしょうか。

授業では何度も言っていますが、国語の問題は最初の1回が勝負です。算数とちがい、ヒントをもらっての正解の価値は一度目に全霊をあげてがんばった答案の半分もないと思ってほしいところです。少なくとも、「自分はこれを今ある力すべて使って書きました」といえるだけの答案をつくってきてほしいものです。

1週間で3本も4本も新しい添削を提出できるなんて、小学生レベルをはるかに超えた読解力をもっているか、それとも…。自分の学習姿勢について自問自答してほしいと思います。


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