2008年08月23日

無理はできるならしたほうがいいに決まってる

こんにちは。野村です。
東京は一気にすずしくなりましたね。天気はあまりよくありませんが、
なんとも風が気持ちいいですね。

人づてできいた話なんですが、
メイクアップアーティストの藤原美智子さんという方がいらっしゃって、その方が

「誰かが困難な境遇にあると、周囲の人は『無理しないで』と声をかけますが、私は無理してそれをのりこえたほうがいいと思う。」

といっていたそうです。

はっとしますね。このコメント。

無理する機会ってほんとに少なくなっちゃったなあと思います。

「無理しないで」がとてもとても安易な掛け声にすらなっているように感じます。

「がんばって」の声すらプレッシャーになっちゃう時代になかなか言いづらいことではありますが、
無理した先にあるものはやはりかけがえのないもの。

ほっといても、周囲は「無理するな」と声をかけてくれる時代です。
無理ができることがどれだけ貴重なことか考えさせられたお話しでした。

できるなら無理はしてみよう。

とりあえず無理してダイエットします。
とりあえず無理して本書いてみます。



2008年08月22日

ひさびさに三国志

お久しぶりに三国志談話です。
ちなみに今回紹介する武将は広田が一番好きな武将でございます。

今回の人物は「孫策 伯符(そんさく はくふ)」です。
呉の[孫家3代]と言われてる2番目の人です。

父:孫堅(そんけん、字は文台:ぶんだい)の意思を継ぎ挙兵し、破竹の勢いで進軍して江東地方に領土を広げていった人で「江東の小覇王」と呼ばれていました。

正史の記述にも孫策のことが載っていて、秀でた容姿をそなえ、談笑を好み、性格は闊達で他人の意見を良く聞き入れ、適材適所に人を用いたので士人も民衆も孫策に会ったことのある者はみな、誠心誠意、命を賭けて従った。とあるほど優れていた人物なのです。

簡単に言えば、イケメンで話が面白くて友達も多く、思考が鋭い上に腕っ節も強いという感じ…まさに完璧超人ですね。羨ましい限りです。

そして孫策は正史では珍しく敵将と一騎打ちを行ってます。
確か、一騎打ちをした武将という記述自体は2~3件ほどだったはずです。
それぐらい珍しいことを一軍を率いる大将がしているのです。
大将なんですから、そこで負けたら自軍が全滅です。
普通は「ありえない」ですね(笑)
しかし勝って、敵将を配下に入れたりと、やることなすこと大きい人物だというのが個人的な見解です。

そして、なんといっても戦が上手い人でした。
挙兵した時点で軍は1000人たらず。それにも関わらず連戦連勝で負け知らずで兵士を増やし続けて江東(今の中国の南辺りです)を制覇していったほどです。

その背景では優秀な部下の存在も欠かせないのですが、有名どころだと「黄蓋(こうがい)、程普(ていふ)、韓当(かんとう)」といった父:孫堅時代からの宿将に、孫策の幼馴染で義兄弟でもある「周喩(しゅうゆ)」という人物がいます。
周喩は幼い頃から孫策と知り合いで、孫策が挙兵する際に同行し主に軍師として活躍した人(前線で戦ってもいます)で、後の呉を支えた人物でもあります。
この周喩もイケメンだったそうで、頭も凄く良くて、武芸も音楽も達者と孫策に負けず劣らずの完璧超人です。
孫策と周瑜の仲は良いというより、すでに兄弟のようなもので『二人の友情の堅さは金属をも絶ち切るばかり』だったとあって「断金の交」という言葉の元にもなるほどです。
ちなみに二人のお嫁さんは「大喬(だいきょう)」「小喬(しょうきょう)」という(この二人も江東地方だけでなく、曹操も欲しがったほど全国区で有名な美女だった)姉妹なんですが、この二人はどんだけ仲良しさんなんでしょうか、とツッコミをいれてみたくもなるほどですね。


孫策のカリスマ性と短期間の活躍ぶりに心ときめく方も少なくないのでは?と思います。

しかし、孫策の破竹の勢いも200年でストップしてしまいました。
父:孫堅同様に暗殺された、または術師に呪い殺されたとも残っています。
呉は頭首や中心人物の早すぎる死の連続が、三国統一を果たせなかった最大の要因だと個人的には思っています。
あのとき、孫策が死んでいなかったら…
そう思うと、違う歴史になっていたんだろうと何度も考えさせられました。



2008年08月21日

よい作品との出会い方

先週に引き続き本の話です。今日は竹村のよく使うよい作品との出会い方、テクニックを
紹介してみようと思います。

大昔の一部の特殊な人々しか出版できなかった時代と違って
現在ではとても本を書くのが簡単になり、本屋さんに行けばありとあらゆる本があふれかえっています。

しかしその分あまり面白くない本や自分の趣味に合わない会わない本も多く、
ランダムに選んだ場合"あたり"をひく確立は、竹村の場合せいぜい二割です。


そこで、で"あたり"をひく確立をあげるちょっとしたテクニック。

ひとつめ、時間的な隔たりを利用する。
ある程度昔に書かれたものは、時間がたつに従って淘汰されていきます。
その分今現在でもお店に置かれているものなかには良い作品がある可能性が高いです。
さらに言えば、そういった作品の場合値段が安いことも多く一石二鳥です。

ふたつめ、国境線を利用する。
わざわざ外国から翻訳されて入ってくるものは、本国ですでに一定の評価を得ている
ことが多く、あたり率が高いです。ただし、作品そのものはあたりでも
翻訳者がハズレなこともあります。

みっつめ 、前回も紹介した作家読み。
よい作家は大抵常にある程度よい作品を書きます。前回自分の趣味にあった作品を書いていた作家なら今回もそうである可能性が高いはず。

よっつめ、ほかの人に進めてもらった作品を読む。
これはありきたりですが意外と効果があります。
ただし、自分の感性とあわなかった時に少し友人と気まずくなってしまうリスクがあります。


とりあえず、こういったことを意識してみるだけでもなかなか確立を引き上げることができるようになります。ちなみにこれらのテクニックはビデオのレンタルにも応用できます。
どうぞおためしあれ。



2008年08月20日

宿題

としてもらえないとやらないので・・・。」という相談を受けることがあります。私は「その状態で宿題にしても効果はないので出しません。」と一蹴します。
怒られて渋々取り組んだ内容など実は全く身に付いていないと思います。宿題に取り組んだという事実、提出したという事実だけでは何の意味もないのではないかと思っています。
「宿題」と銘打っていないと、保護者は学習することを促せないのでしょうか。生徒も「やろう」と思えないのでしょうか。もしそうならば、処方箋は宿題ではありません。
私は、宿題だから、やれと言われたから、提出しなくてはならないからという理由で取り組んだ内容を何かの役に立てることが出来た経験が全くないので、成功事例を聞いてみたいものです。
同じパワーを割くなら、勉強を義務として認識させることよりも、楽しさを理解してもらうことに集中させましょう。幼児から5年生位までは強制的な勉強で順位は上がりますが、それ以降のステージでは勉強が好きな子供たちの独壇場です。非常に多くの資源を投下しても、その向かう先が「子供が勉強を好きになる」ことでなければ楽しくない上に、相対的な出来も悪くなってくるのです。
最近、勉強をするしないの親子のトラブルの話を良く聞きます。「自分のためなのよ!」と叫ぶようですが、小学生が嫌々勉強した先に何かを得た話はあまり聞きません。
少なくとも、私は、私が好きな算数を、子供が無理矢理押し付けてられていて、嫌々取り組んでいるという状況は悲しく思いますし、全く意味を見い出せません。
我々大人が出来ることは、勉強の楽しさを伝えることだけです。
子供に無理矢理勉強させようとする保護者の方は何か成功体験があるのでしょうか。それとも学歴で非常に得をしたのか損をしたのか。周りの情報で必要以上に勉強が出来ないことへの恐怖心を膨らませているのか。子供たちが受けている重圧は相当なものですよ。




2008年08月19日

ふらりといく旅

 こんばんは。いよいよ夏も終わり間近になってきました。あっという間に過ぎ去っていくように感じられるのは、それだけ濃密な時間が流れているからでしょう。あと10日あまり、有意義な時間をすごしてほしいと思います。

 さて、皆さん夏休みはいろいろなところへ行かれたようですね。今年は南の国の話が多いので、北のほうはいかが?というお話を。完全に独り言の部類に入ってしまうのであしからず、ということで興味のある方はお読みください。

 かれこれ5年以上も前になってしまいましたが、夏に北海道をぶらりと旅したことがありました。茨城の大洗から船に車を載せて、一路苫小牧へ。そこから北上して美瑛の町へ。途中富良野のラベンダーが盛りを過ぎた姿を見ながら入った美瑛は北海道でも有数の「丘」の町。その美しいこと、美しいこと。
緑の草原と茶色の畑が交互にラインを描きながら、緩やかな起伏を帯びて眼前に広がります。さながら陸上で波がうねっているかのようでした。普段広い大地を見慣れない私にとっては衝撃的な光景でした。

 そこから上川盆地を抜けて、道央部に入るとしばし山がちなワインディングロードが続きます。その道がまた気持ちいいんですよね。細すぎもせず、適度にカーブする道は運転するほうとしてはとても楽しい道なのでありました。

 途中かの高名な層雲峡を抜けますが、ここの近辺は実は秘湯のメッカとなっています。普通の乗用車だとちょっと厳しいですが、いたるところに林道が走っており、がんばって(車酔いする人はやめましょう、逆に道なき道を行くのが大好きという方はトライしてみてください、途中ちっちゃな小川を車で渡ったりなんかしますが…、こんな経験は国内ではここでしかできないのではないかなあ。)走破してみると、そこはだあれもいない天然温泉が湧き出ているのですよ。(一応人が来ることは予定されているのか、結構こぎれいな感じにはなっていました。)

 というわけで途中でわき道にそれながら、層雲峡をとおりすぎると、眼下には十勝平野が見えてきます。美瑛とは違いただただ平らな土地が広がり、このとき私は初めて大地と空がまっすぐに交わる景色を見たのでありました。(来週に続く・興味のある方は実際地図などでルートを確認してみてくださいね。)                       む



2008年08月18日

門仲教室 お迎えについて

保護者皆様方へ御連絡です。

生徒のお迎え大変ご苦労様です。
授業延長に関しても御理解いただき、誠にありがとうございます。

今回御相談なのですが、生徒のお迎えの際に極力ロジム内で、
お待ちいただけるよう何卒御協力下さい。

室内に十分なスペースがない上でのお願い、大変恐縮なのですが、
建物住民の方より苦情をいただいてしまい・・・・。

なにとぞ御協力いただきたく存じます。




2008年08月17日

8月30日は外部模試

夏期講習明けの8月30日は、四谷大塚の学力判定テストが実施されます。4、5年生にとっては良い復習の機会です。出題範囲は、かなり前に学んだ内容ですので見直しておきましょう。
お申し込みは、各自直接四谷大塚にお願いします。校舎もしくはインターネットでお申し込みできます。今回は午後実施になります。2期制が広まってきて既に授業が始まっている学校も少なくないことの影響でしょうか。
(日時)8月30日
(時間)14:00~16:40 (2教科受験者は15:40終了)



爺のひとりごと011

爺じゃ。

さて、つい最近「小さな幸せ」についての話があったのぅ。
そこで、爺もいろいろと考えてみたんじゃ。

そして、昨日小さな幸せを感じることができたぞい。

お盆、爺も遠路はるばるというべきか、ある田舎へ墓参りに行ってきたんじゃ。
しかし、夕方から雷と雨がすごくてのぅ。
帰りもドシャブリで大変だったんじゃが、
爺が住んでいる地域も例外ではなく相当なドシャブリというか雷雨だったようじゃ。
家について、まずゆっくりしようとテレビをつけると…「受信できません」の文字。
まさかと思いながらあたふたしても、一向にテレビは映らんのじゃ。
ま、少々酔っていたこともあってあまり重大に考えなかったわけじゃが、
一番焦ったのはまさに今朝。
今日一日、テレビが映らないってことは…、と嫌な汗をかいた感じじゃな。
(爺はでかけるから別にいい気もするが、不安と焦りは大変なものじゃった)

そんな時、まだ朝7時前だというのに、脚立をもって作業服をきた青年が
外に数人現れてのぅ。
まさかとは思ったが、あっという間にテレビが見れる状態にして去っていきおった。
どうやら、前日の雷雨(というよりも暴風?)で、デジタルTVのアンテナが
変な方向を向いてしまっていたようじゃ。
いやぁ、朝でかける前に移ったテレビをみて、幸せを感じたのぅ。
テレビが映ることもさながら、不安なときにいきなり救いの手が差しのべられたことに。

本当に、不幸を感じたあとには、ささいなことでも幸せに感じるものなんじゃな。
辛いからといって投げ出すのではなく、頑張れば絶対に幸せを手にできるということじゃ。

ちなみに、爺の狙う大きな幸せは「ロト6」で3億円。
それまで地道にエコロ爺じゃ。(爺)



2008年08月16日

オリンピックの公式スポンサーをめざして!

こんばんは。野村です。

本日は、夏期の中休み。ロジムはお休みでした。
休みを使って、野村はロジム外の活動を少々行ってきました。

夢の課外授業」で一緒の方やら、これまでの仕事でのつながりの方と一緒にやっている「2016年東京オリンピック招致活動」がらみで撮影に行ってきました。

そもそもなんで野村が東京オリンピック招致かというと話も長くなるので、またの機会にするとして、単純に東京が好きですし、東京を世界のいろいろな人に知ってもらいたいし、東京の将来を考えるいい機会になると思ってのことなのですが・・・。あ、表題の「スポンサー目指して!」は冗談ですよ。

まあそれはそれとして、

今回、著名人にインタビューをしたり、オリンピック招致に関する公式コメントをもらいに行くというお仕事で、今日は要潤(かなめじゅん)さんのところに行ってきました。仮面ライダーの人ということで有名ですよね。俳優・モデルとしても御活躍されています。

いやー、かっこよかったですね。なんという非の打ち所がなくて・・・。ルックスはさることながら、言うこともしっかりされていますし、屈託のない笑顔や素直で率直な語り口、きちんとした言葉遣い、まさに非の打ち所のない人でした・・・。とにかく凛々しくて、「隣に並びたくない!」と思っちゃいました。あはは。

今日の様子は都内でラック配布されるフリーペーパー「ヘッドライン」の次号?次の次の号?に掲載されます。もちろん野村は写ってません。


2016年、東京オリンピックが開催されるとしたら、そのころロジムの皆さんは、高校生や大学生ですね。

大人になった自分を考えるというのはちょっとハードルが高くても、8年後、というのは将来・未来を考えるには丁度いいスパンなのではないでしょうか。

他の候補地に比べて圧倒的に東京が弱い点が1つだけあるそうです。

そこに住む人が「開催を歓迎しているか」どうかの民意だそうです。

他の候補地では8割前後ですが、東京は5割前後・・・。

ちょうど「北京オリンピックの光と影」といった切り口のテレビ番組や雑誌の特集も多く、手放しに「カモン!オリンピック!オーイエイ!」とははしゃげないかもしれませんが、自分が住む都市を、誇りを持って世界に紹介する機会を持つというのは、貴重なことだと思っています。

なにより、8年先の自分を考えるいい機会だと思います。とりあえず、いろいろな団体が2016年のオリンピック開催に向けて各所で頑張っているということだけでも知っていただきたく。

(なにか今から頑張って出られる種目ないかな・・・・。ないですよね・・・。)



2008年08月15日

あなたはみつけられますか?

こんにちは広田です。

ふと思う「いいこと」って何ですかね。
小さな幸せとでも言うんでしょうか。
そう・・・例えば、駅まで信号が青のみで止まらずに行けた、とか。
そんな簡単なことをいうんですかね。
もちろん人それぞれ違うと思いますけど。

考えてパッと出てくるようなものではない気がします。
ただ気づかないだけで知らないうちに「いいこと」に遭遇してるかもしれません。
そういう、見えない所、気づかない所で満たされている。
目に見えないから認識しづらいのでしょう。

しかし人間は、目に見える、簡単に気づく「不満」にばかりに文句を言うんですよね。
不思議とそういう負の部分には簡単に気づくんですね。
何でですかね?

なんか哲学っぽい話になってしまいましたね。

結局何を言いたかったのかと言うと

少しくらい辛いことを我慢してれば、少しくらい幸せなことに出会えるかもしれない

ということです。
まぁ確証はないですけどね(笑)
あと、「当然の義務」と「辛いこと」を勘違いしてもダメだと思うので、それは注意してくださいね。