報道関係者各位                     2009年3月4日

デジタルハリウッド大学院こどもラボ×学習塾ロジム 共同ワークショップ

「門前仲町にあるケーキ屋さんの広告ポスターをつくろう!」
小学生対象、ロジカルシンキング活用産学協同プログラムスタート

日本初の株式会社による専門職大学院、デジタルハリウッド大学大学院(本校:東京都千代田区学長 杉山知之)の研究室「こどもラボ」と、小学生向けロジカルシンキングの学習塾ロジム(江東区塾長 苅野進 以下ロジム)は、小学生を対象にした産学協同の職業教育プログラムの開発と運営を共同で行います。第一弾は、3月14日(日)、21日(日)に、ロジムの門前仲町教室にて、小学4~5年生を中心に、地元ケーキ店の広告ポスター制作のワークショップを開催します。広告業界の第一線で活躍するプロを講師に迎え、ロジカルシンキングを小学生に指導しているロジムの講師とともに、実際に広告をつくる工程と同じ流れで企画、制作を行います。完成した広告の一部を店舗に掲示、販売促進用として活用されます。

こどもラボは、コンテンツ業界に関わるデジタルハリウッド大学院生等で構成され、「ICT」「クリエイティブ」「職業教育」のキーワードに関わるワークショップを小学生向けに開催しています。一方ロジムは、小学生に「考える力」を身につける指導を5年間行っています。今回の連携で、小学生向けの本格的な産学協同の職業教育のカリキュラム企画と、ワークショップの実施が可能になりました。
今後も、双方のノウハウとネットワークを活用しながら、将来のクリエイティブクラス(新しい価値を生み出す人々)を育成してまいります。

<こどもラボ 中川代表>
こどもたちに気づきを与え、将来の選択肢を増やすためにこどもラボを設立しました。こどもが自ら考えて、何かを生み出すきっかけが必要だと思い活動しています。実施にあたっては、こども教育にノウハウのある塾と一緒に開催することが望ましく共同開催となりました。今回の広告制作のワ
ークショップを通じて、アウトプットの難しさ、ものづくりの流れの理解、1つのものをみんなでつくる楽しさ、相手のことを思いやることなど、たくさんの気づきを得てほしいと思います。

<ロジム 苅野塾長>
社会に出た時に必要な「考える」「伝える」力をロジムは大切にしています。その力を学ぶためには、社会人とのコミュニケーションや、将来の仕事について話したり伝えたりすることはとても重要です。子供教育は閉じた世界で行われることが多く、大人が子供に経験を伝える機会を増やしたいと
感じていました。子供にこそ、社会で必要とされる「ロジカルシンキング」を教えることが大切であり、こうした産学協同のプログラムを通じて、子供たちがそれを学ぶ場が増えることを期待しています。

<ワークショップについて>
子供たちが目にする広告には、その裏側に、「だれに見せるのか」「いつ見せるのか」「どこで見せるのか」といった科学的、論理的な思考が隠されています。実際に広告の世界で行われている、相手に「伝える」「感動をあたえる」「記憶に残す」方法を、小学生のうちに体験することで、個人の能力開発を行いながら、将来のキャリア形成につなげるワークショップです。

<ワークショップの特徴>
・自分視点ではなく、他人視点で物事を考えるワークショップ
・自由に表現してもらうためのツール(写真/絵具/クレヨン/筆等)

 

 

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