最近の小学生を見ていると、
もっと言うと、中学生から大人まで含めてみても
きちんとした文章が書けない人が多くなっているように感じます。
これは、
ひとつには
書き言葉で書かれた本に触れる機会が減ったこと(最近のメディアの多様化により読書の時間が減った)
もうひとつは
小さい頃に、 「きちんとした日本語を使おう」という意識付けがなされていないこと
が原因 です。
また受験勉強が本格化し始める高学年になると、与えられた条件に適合する要素が書いてあるかどうかが最大の評価ポイントとなり、文の形や表現のよしあしを吟味し、修正を加えるのが難しい現状です。
先日、6年生が 「もし〜するとき」と書いており、また、それを授業で取り上げても、
多くがおかしいと感じない現状に講師は青ざめてしまいました。
(「もし」に対応するのは、「なら(ば)」「たら」「とすると」ですね)
と同時に言語感覚の形成に最も強い影響を与える幼少期に、
きちんと生徒の表現を指導する必要性を強く感じました。
「低学年作文教室」はそんな現代の生徒の「表現への感性」「想像力」を磨くための講座です。
「自分で書く→他人の良いものを見る・意見を聞く→自分 の悪いところを知る→もっといい表現への興味をかきたてる」という流れを通じ
て、 生徒自身に言葉の楽しさ・すばらしさと、本を読みいろいろなことを想像し、擬似体験する楽しさ・喜びを伝えていきます。
■対象
小学校2・3年生
(1年生は学習進度によって考慮)
(2・3年生に関しても体験授業結果をもとに受講時期延期の御提案する場合があります)
■時間
日曜日 14:30 〜 16:00 (門前仲町教室)
月曜日 16:30 〜 18:00 (代々木教室)
■教室
門前仲町教室 (map)
代々木教室 (map)
■受講料
12,000円(税込12,600円)/月
■授業形式
■ 宿題(課題のテーマ)を渡します
■ 生徒は課題のテーマについて、作文を書きます。(読書感想文の回も頻繁にあります)
■ 感想文回は教室でその本を読んでどう思ったかなど発表しあいます。
■ 各自が書いてきた作文をプロジェクター・OHPをつかって指導(本講座のメインパートです)
・ 他の生徒の作文への添削を共有することで、一度の授業で、十回自分の作文を添削されるのと同じ効果を得ます。
他者の体験を共有することで、自分の体験として消化する
■ 授業後に、宿題でやってきた作文を提出
■ 添削・返却
■応募が定員となり次第満席締切りといたします。
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