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2009年06月23日

ロジムの通信教材  モニター生募集

ロジムの通信教材 「日々の演習」

無料モニター受講生募集


2009年06月20日

最近の告知

最近いろいろと告知しておりますので、お知らせをば。

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■コーチングセミナー  7/8  
http://www.lojim.jp/blog/2009/06/post_512.php
引き続きコーチングセミナーのご案内です。生徒の学力・思考力・習慣に最も大きな影響を及ぼすのは紛れもなく保護者の皆様だと思います。

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■夏期講習受付
http://www.lojim.jp/2009summer/2009summer.html
引き続き受け付けています。満席講座にご注意下さい。
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■ロジムゼミ
http://www.lojim.jp/2009/curriculum09/lojim_seminar.html
弱点となっている分野をもう一度教えてほしい。自分で進めている参考書について授業してほしい。宿題・添削を上手に手伝ってもらいたい。などこれまでご家庭にてご対応頂く他なかった内容について、 ロジムのゼミ担当講師が指導いたします。
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■2階参考書コーナー
http://www.lojim.jp/books/index.php
ロジム講師がおすすめ教材を紹介します。一般書籍のコーナーではロジム講師が最近どんな本をよんでいるのかも分かります。

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2009年06月13日

ロジカルシンキング 重要回 仮説思考

久しぶりにロジカルシンキングの授業紹介です。
近々授業紹介を別ページにコーナーとして設けます。
とりあえず、重要回であることと、授業掲載の実験としてメモ程度ですがブログに載せます。

今週は「仮説思考」の回でした。
20090613lojim_1.jpg

未知の問題に出会った時に、「知らない」「分からない」「習ってない」と反応してしまう生徒は、
絶対勉強なんてできるようになりません。これは断言できますね。絶対です。

そもそもそういった姿勢が小学生から身についていては、社会にでてからどうするんだろうと心配になります。

今週の「仮説思考」、
「『答え』や『結論』が分からなくても、その時点での『いったんの答え』を作り出し、それを用いることで、『答え』や『結論』により、早く近づくための考え方です。
(テキストページリンク)

小学校3,4年のうちになんとか身につけてほしい考え方です。
(もはや考え方というより能力です。それだけ身につけた生徒とそうでない生徒では問題解決能力に雲泥の差がでます。)


さて、実際問題文を見てみましょう。4,5年生のクラスで扱う例題です。

◇◇◇【問題例】◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ミネラルウォーターについての問題  (生徒配教材にはフリ仮名があります)

[説明1]  鹿児島県はミネラルウォーター生産量が日本第4位
鹿児島県についての説明・・・九州の南側に位置し、2つの半島(薩摩半島・大隅半島)とたくさんの島を有する。世界遺産の屋久島や、種子島宇宙センター、火成岩が基盤となっている活火山、霧島山などがあり、自然・文化・観光・産業などの面において、豊富な資源を有している。

[説明2] 静岡県はミネラルウォーター生産量が日本第3位
静岡県についての説明・・・茶(静岡茶)やみかん・温室メロン・温室イチゴなどの農産物の生産がさかんであり、伊豆半島から沼津市、焼津市では漁業がさかんである。日本で一番高く、活火山である富士山があり、温泉も数多くあることから観光の名所である。

[説明3] 富山県はミネラルウォーター生産量が日本第5位
富山県についての説明・・・昔から稲作がさかんであり、一部の地域ではチューリップ栽培がさかんである。また、飛騨山脈や黒部峡谷など大自然に恵まれている。飛騨山脈にある立山連峰は活火山を有しており、日本三霊山の一つとして有名である。日本海側に面するので県内全域が日本海側気候であり、雪が多く降る。

[説明4] 山梨県はミネラルウォーター生産量が日本第1位
山梨県についての説明・・・ミネラルウォーターの生産量は日本の総生産量の40%を占める。静岡県から山梨県にかけて活火山である富士山がまたがり、県の面積の8割を山が占める。甲府盆地は水はけの良い平らな土地で農業に適しており、ぶどうやももなどの栽培がさかんである。

*注釈
世界遺産…ユネスコによって登録された、人類が共有すべき貴重な価値をもつ遺跡や景観、自然などのこと。
活火山…過去に噴火した火山、もしくは現在活動している火山。
火成岩…マグマが冷えて固まった岩や石のこと。
峡谷…深い谷のこと。
連峰…連なった山をまとめて呼ぶ呼び方。
霊山…信仰の対象となっている山。

さて問題です。

ミネラルウォーターの生産量第2位の県は、どこでしょう?
各県についての説明を参考に下の①~③から選び、また選んだ理由を説明しなさい。

選択肢①山口県
・・・・・・・・・本州でもっとも西に位置する県。東側を除く三方を海に囲まれ、そのまんなかの部分を中国山地が横たわっている。下関市はフグの水あげ場として有名である。かつては石炭が採掘がさかんであったが、現在では石炭に代わって石灰石の採掘が行われている。秋吉台(国内最大のカルスト台地)や秋芳洞などの洞窟等、観光地として名高い所が多い。


選択肢②茨城県
・・・・・・・・・茨城県の気候は温暖な太平洋側気候である。日本屈指の農業地帯として有名である。県の土地の大半を平地が占め、その多くが農地である。県庁所在地は水戸市。また、国の政策によって作られた筑波研究学園都市がある。日本百名山の一つでもある筑波山や、淡水湖である霞ヶ浦などがある。


選択肢③兵庫県
・・・・・・・・・阪神工業地帯や播磨臨海工業地帯といった日本有数の重化学工業の集まった地域となっていて、近畿地方ではもっとも工場の数が多い。兵庫県の人口密度は国内8位と高い。県庁所在地は神戸市。車の交通をせきとめる原因となっている中国山地や、山のほとんどが火成岩でできている六甲山地がある。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

さて、まずミネラルウォーターの生産量第2位の県を知識として知っている小学生なんてまずいません。

ここで「習っていない」「知りません」「わかりません」という発言・態度から入る生徒は要注意です。
絶対に勉強できるようにはなりません。

まず生徒は必死にリード文からヒントを探します。
慣れてくるとこの時点で「ミネラルウォーターをたくさん作る場所に共通することはなんだろうか」
と目標点を念頭に置きながら読み込みます。

まず速い生徒がリード文から
「わかった。山だ。山が多いところだ。」と考えます。

しかし、上手くいきません。
山口にも茨城にも兵庫にも、山地や名山の記述があり決められません。

そして試行錯誤がはじまります。

次に、
「わかった! 活火山だ!活火山があるところだ。」と顔をパッと明るくさせます。
仮説構築の瞬間です。

(直接)書いてあることでもなく、また既に知っていることでもない仮説をいかにすばやく
作れるか、この授業のメインパートです。

「本当にそうかどうかわからないけど、おそらくこういうことだろう。」

この思考をクイックに積み重ね、検証し、思考を止めずに進んでいく。
この思考方法が日常生活や社会に出てからの生活・業務の中でいかに大切か、我々大人はよくわかりますね。

問題にもどりましょう。

活火山がミネラルウォーター生産のキーワードだという仮説を作りました。

しかし、
山口にも茨城にも兵庫にもキーワードと思われた「活火山」の記述はありません。

「活火山がミネラルウォーターに関係するはず」という仮説が揺るぎながらも、生徒は必死にテキストに目を通します。

すると、注釈の「火成岩」に気づきます。

ここで「火成岩は火山活動の結果できる」ということが分かります。

「ということは、火成岩があれば活火山がある(あった)といえるのではないか」という仮説が先ほどの仮説に重ねられます。

そして、選択肢③の兵庫の記述の中に、「火成岩」を見つけて解答とします。

ちなみに理由の記述・発表は必須です。
理由なき予想はあてずっぽうです。

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難易度の高い入試問題では、また、皆さんの身の回りの日常生活・社会生活では、

知識からダイレクトに解答、または解決が導かれることは希です。

「知らないこと」「習っていないこと」が当たり前です。(ですよね)


与えられた情報、常識を組み合わせて「仮説」をつくり、
それを検証し、その仮説を使って解答を導く。

これがこの授業のエッセンスです。


2009年06月12日

子どものモチベーションを上げるセミナー 

(保護者向け)(第2回)

子どものモチベーションを上げるセミナー 

(保護者向け)(第2回)

5月に引き続き、ロジムを会場として以下のような公開セミナーを行います。ロジム生保護者、ロジム生保護者以外の一般の方、どちらも御受講いただけます。
企画・講師の山本氏はこれまで何度もロジムでコーチングセミナーを行っています。今回は代々木教室にて。

従来の、問題解決方法を提示するコンサルティングと違い、「相手の中にこそ本当の答えがある」という手法をとるのが「コーチング」です。このコーチングを「保護者と生徒のコミュニケーション」に応用します。われわれの受験指導や保護者面談とは別の視点からの、皆様の問題意識解決へのヒントになればと思います。申し込みは先着順です。

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株式会社ワイズクリエイト主催
「子どものモチベーションを上げるセミナー」(第2回)
先回に引き続き、子供のやる気を引き出し、能力をアップさせていく為に有効な、コーチングスキルの活用方法を説明します。
ご要望の多かった、具体的な褒め方や承認の仕方を説明し、ロールプレーの回数を増やし体感して頂く事と、皆さんが最も難しいと感じておられる、怒りの感情のコントロールについて、意見交換します。
先回参加されなかった方でも、理解できるような工夫をしますので、安心してご参加下さい。

■日時 2009年7月8日(水) 午前10時~12時

■会場 学習塾ロジム 代々木教室

■会費 2,000円

■人数 先着順 満席になり次第締め切りとなります。
■申し込み info2(アットマーク)lojim.jp

■対象受講者 小学生・中学生保護者 (ロジム保護者以外の方もどうぞ)

■セミナー内容

子供の可能性を信じ、子供の能力を引き出しながら、親子の成長を目指します。

内容は

・やる気と自主性を引き出すコーチングの手法とは

・具体的な褒め方や承認の仕方

・怒りの感情のコントロール

■<コーチ:山本宏義>
■<株式会社ワイズクリエイト> http://www.yscoach.com/


2009年05月26日

ロジムゼミ

ロジムゼミ

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これまで、家庭教師、個別指導のご要望を多く頂いておりました。
この度、個々の生徒・保護者の方のご要望に応じてテーマ・カリキュラムを設計するロジムゼミクラスを開講いたします。

弱点となっている分野をもう一度教えてほしい。自分で進めている参考書について授業してほしい。
宿題・添削を上手に手伝ってもらいたい。
などこれまでご家庭にてご対応頂く他なかった内容について、 ロジムのゼミ担当講師が指導いたします。

1人の講師に生徒は最大2名まで。学習計画まで含めた綿密な指導を実現させます。

*ロジム本科・単科クラスを受講されている方に関しては、指導内容・状況を本科担当講師と共有し、
 効率的なカリキュラムを設計いたします。


2009年05月18日

満席黄色信号の講座 2009年夏期講習

2009年夏期講習 満席黄色信号の講座

3年理科社会 代々木8/8-8/10
4年算国A日程 門前仲町7/27-8/3
4年算国C日程 代々木7/27-8/3
4年理科社会 門前仲町8/4-8/6


*各講座満席近くなったらブログでお知らせします、というわけでは
ございません。今回たまたまブログ書き込み画面を開いていたので・・・。
悪しからずです。すみません。


2009年05月17日

学校プロジェクト 八名川小学校にて出張授業

--- ■ 今週の月曜日より、ロジム講師が八名川小で授業を担当しています。

これまで、話題になった「夜スペ」のような「公教育の場で塾講師が授業をする」というニュースは多々ありましたが、小学校の通常カリキュラム内で塾講師が授業を担当するのは新しい取り組みです。
プレスリリース

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この取り組みの一部を紹介します。

八名川小に行って、まず驚いたのは「子供がとても元気」なこと。昨今、学級崩壊だの授業放棄だのと叫ばれていたこともあって、「どんなことになってしまっているんだ」と少々不安に思っていましたが、それは嘘のようでした。

子供たちにとって見ず知らずのロジム講師陣に、廊下ですれ違う子が皆次々と「こんにちは!」と元気よく。思わずこちらもニコッとしてしまいます。

ロジムが担当するクラスは、5年生、6年生をそれぞれ3クラスに分けた1クラス。ちなみに、5年生は12名、6年生は5名。

ですから、いつもの教室ではなく「学習教室2」という空き教室(?)で授業を行います。
教室の後ろには、意味もなく使えないパソコンがズラリと並んで、オルガンやオセロまである不思議な空間です。

当然、我々が教室に入ってまずしたことは、机を「コ」の字形にすること。まさしく、ロジムらしさ、第1弾です。
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---  ちょっと授業の様子を紹介しましょう。

■5年生
初日(2時間目)
挙手する習慣がないのか、こちらの発問に対してあちらこちらから元気一杯の応えが返ってきていました。こんな元気あふれる空間(といえば聞こえはいいですが、若干うるさい?)は、なんとなく学校らしかったです。

そして、内容は「差集め算」…。大人でも、塾に通っている子供でも相当苦戦する難解な内容だけに、かなり苦しんでいました(汗)。でも、一生懸命理解しようという姿勢があって好印象でした。
いいですね、脳に汗をかくような経験。この時間が何より貴重です。
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今回の取り組みを研究するために見学に来ている大学教授の姿も。

2日目(4時間目)
この日から図形です。テーマは「垂直」。「直角ってすごい!」を皆で実感しました。このプロジェクトでは、思考力養成を目的とした算数の授業を展開するため、あえて教え込まずに自由に子供たちに意見を出させます。

「直角がとにかくすごいのはどうしてだろう?思いつくだけあげてみよう」の指示だしに、珍解答も。
「パックマンの口になってるから!」う、う~ん。そうだねぇ…。

3日目(3時間目)
垂直から平行を導く日です。見た目で平行と決めてはいけないことに、皆「へぇ~」「なるほど~」。

4日目(2時間目)
どういう状態が平行なのか、それをどのように説明するのか、黒板の前で徐々に発表になれてもらいました。正しければ拍手、まちがっていればツッコむ。盛り上がりました。

5日目(2時間目)
平行線と角度について目を向ける回です。同位角が等しくなることを導くのですが、皆自分の考えをだいぶ紙面に表せるようになってきました。これをもとに、来週から発表大会と変わっていきます。
また、この日は八名川小のHPに載せるための写真撮影も来ていました。

■6年生
初日(3時間目)
テーマは「合同」。裏返そうが回転させようが、ぴったり重なれば合同。ここから、三角形の合同条件へ。ほ~ら、1通りしかできないでしょ?を実感する回です。
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2日目(3時間目?!)
なんとここでハプニング。3時間目にあるはずのロジム授業に、子供が一人も現れない。待てども待てども現れない。あせって普段の教室を覗きに行くと、別の授業が行われていました。ロジム参入に合わせて時間割を変更したことで、担任の先生が混乱してしまい、間違えて自分の授業をしてしまったとのことでした…。新しい取り組みには多少の混乱もつきもの(ですかね)。
ということで、この時間は校長室で打ち合わせ(と、お茶)を。

3日目(2時間目)
1日空いたブランクを感じさせない5名。三角形の合同条件も、サクッと思い出せていました。そして、ここから発表要素を盛り込んでいます。

4日目(3時間目)
二つの三角形が、なぜ合同なのかをひたすら紙面で説明します。黒板前での発表にはまだ若干の抵抗がありますが、拍手がもらえれば嬉しいようです。

5日目(1時間目)
8時40分から授業。早い、早すぎる。塾講師にとっては拷問に近い時間帯の授業です。もちろん、前日はロジムに泊まり込み…。ただ、さすが6年生、ここまでくれば三角形の合同はお茶の子さいさいです。合同の理由を書き記し、前で発表することへの抵抗がなくなりました。これで来週は、徹底的に発表大会です。

来週からの発表授業。物事を徹底的に考える、それを他者に分かりやすく伝える、ロジムの授業が小学校教室でも活きるものか不安であり楽しみです。


夏期講習 講座選択 相談受付中

学習塾ロジムの2009年夏期講習について
講座選択に関する御相談を受け付けます。

「いろいろ講座があって、どれをとったらいいのかよくわからない」等にお答えします。

講座が生徒にとって最大効果を生むかどうかは、一概にHP上で掲載することではなく、
あくまで御受講される生徒の方に合ったアドバイスをする必要があります。
遠慮せずに御相談下さい。

こちら
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*上記フォームは現在ロジムに通塾されていない方対象とします。
内部生の方はこれまで通り授業の前後や通常の連絡やり取りの際に御相談下さい。


2009年05月11日

2009年 夏期講習 受付開始

2009年夏期講習 受付開始


申込はこちら


~受講の手順~
①上記リンクより講座申込
②ロジムより自動受付メール
③ロジムより受付確認証をメールで送付
④授業当日受講

単科講座の選択について
不明点お気軽に御相談下さい。


2009年04月20日

コーチングセミナー 5/20(水)満席締め切り

増設されました5/20(水)のコーチングセミナーの受付を締め切ります。