2008年09月02日

ふらり旅 その3

こんにちは。あっという間に夏休みも過ぎ去り、2学期が始まりました。皆さん、学校生活は楽しんでいますでしょうか。来週から2学期の授業がスタートしますが、皆さん、夏の復習をしっかりしていますか?「学びて時にこれを習う。また説ばしからずや」の精神です。

 さて、勝手気ままに書いてきた北海道の「ふらり旅」も第三弾です。読みなおすとあんまり想像力をかきたてる内容になっておらず、申し訳ありませんが、せっかくですので後一回お付き合いください。
 
 先週は神池の神秘的、荘厳な雰囲気に心打たれたところまででした。その後、知床に向かうつもりでいましたが、ひょんなことで手にしたガイドブックに載っていたのは「秋山仁」先生の算数ミュージーアムでした。

 これはいくしかないでしょう。知床散策をやめて、サロマ湖経由で網走へ。

 サロマ湖は日本第3位の湖。すぐお隣は太平洋なので、見た目は湖というよりは海でした。近くに道の駅がありまして、そこでとれたてのホタテをバターで焼いてくれます。うまい!やっぱりホタテはバター焼きに限る!そしてもうひとつのグルメが知床地鶏。これも炭火で焼いてくれるのですが、ホタテに負けす劣らずうまい!この道中で初めて特産品を食べましたが、(北海道まで来て何やってるのかというと、ひたすら温泉めがけて、大自然の中を疾走しておりました)やっぱりとれたてはうまいですね。

 腹も満たして最後にたどり着いたのが、算数ミュージーアム。なんと秋山先生本人が子どもたちといっしょに算数の勉強をしていました。「目で見せる、体で感じる」みたいなテーマで、子どもたちといっしょに算数を楽しんでらっしゃる姿が印象的でした。(やっぱり大人が一緒になって楽しむ姿っていいですね)

 まあまあいろいろな展示物がありまして、いろいろ見たり触ったりしては「へー」と思うことが多かったですね。印象に残ったのは「ルーローの三角形。」正三角形の各頂点から辺の長さを半径とする弧を3つつなげた形です。

 性質は…。定幅図形(図形内部の最大幅が常に一定)。それまで恥ずかしながら円以外の定幅図形を知らなかったので衝撃でした。これを利用すると、マツダの今はなきロータリーエンジンが作れるとか、マンホールにも利用可能(マンホールってなぜ円形なのでしょう?考えてみてください)とかいうご丁寧な解説もあり、ひとつ賢くなった気分でした。

 というわけで後2、3日いてじっくり見たいと思いましたが、時間が許さず、売っていた本を1冊かって、さらばミュージーアム、さらば北海道という「ふらり旅」となりました。最後は思わぬ展開となったものの、道央から道東の地理的な様子がとてもよくわかった旅でした。

 海外の異国情緒も捨てがたいですが、今のお子様にとって国内の勉強した事のある場所に行ってみるのは、とても興味深いことなんじゃないかな、と思いお話させていただきましたが、いかがでしょう?自分の目で見たこと、体で感じたことというのは貴重な財産になると思います。関東地方であれば、日帰りふらり旅なんていうのもいいかもしれませんね。

 機会があれば、「関東の日帰りルート」「沖縄島巡り」「小笠原体験記」なども書いていきたいと思います。

 では、最後にお読みになっている数学自慢の皆様へ(小学生の知識だと解けません)。買った本の中からの最初の一問。

「大相撲の巴戦(3人同率の勝敗になったとき、2戦連続で勝ち抜いた人が優勝するやつ)で、一番有利なのは何人目でしょうか?」

                                                  む



2008年09月01日

ミスの原因を探る

テストが終わりましたね。今回も、悔しいミスが沢山あったと思います。実はこのミスというもの、つまらないものほどなかなかなくなりません。問題では15と書いてあるのをいつのまにか50にしていたなど。こういったものは、あまりに下らなく思えて、次に試験を受けるときには忘れていますね。見直しのときに、自分の計算式だけでなく、問題の数字と適合しているかをチェックするように心がけるなど具体的なアクションに結びつけましょう。テストは
受けた後が大切です!



2008年08月31日

爺のひとりごと012

爺じゃ。

昨日から今日にかけて、休みを利用して温泉に行ってきたぞい。
伊香保、実は爺は初めてだったんじゃが、意外に近いものじゃのぅ。
高速でひょひょいと、すぐじゃった。

で、温泉はやっぱり気持ちいい。
露天風呂が意外に深くて驚いたんじゃが、
いや~、とにかく気持ちよかったんじゃ。
ふと気付くと、いつの間にか「温泉でも入ってくるかぁ」と口に出してるんじゃ。

ま、すっきりした爺は、これからまた頑張るぞいっと。(爺)



2008年08月30日

おっちょこちょいはなおらない

こんにちは。涼しくなりかけた東京ですが、また蒸し暑い日々ですね。


4年生、5年生は模擬試験お疲れ様でした。
復習・とき直ししてくださいね。
テストは自分では信じられないくらい集中していますよね。
せっかく集中して考えた問題です、解きなおし、復習による「そうだったのか」の定着効果は平常時の学習の10倍はありますよ。(10倍はノムラの感覚値)

模試をやりっぱなしで、かえってきた偏差値にわーわーいってるようでは先が心配です。
中学受験やら目先のこと以前に、見えない機会損失にはまり続ける人になっちゃいますよ。

模試・テストは効果的に利用しましょう。


模擬試験ついでに、よく、
「うちの子はおっちょこちょいでいつもケアレスミスが・・・」というお声をいただきます。

まず多くの場合、生徒自身、保護者の皆さんが「ケアレスミス」と捕らえているものは
ケアレスなミスではありません。単にわかっていないだけです。
ケアレスミスをスケープゴートやエクスキューズにしないようにすることが第一歩なのではないでしょうか。

一見ケアレスミスにみえるものの深層にある思考の誤りや単純な勉強不足に目を向けられないようではケアレスミスは直りません。

そもそも「おっちょこちょい」って直りませんよね。
大人の世界でもそうですよね。

ケアレスミスと、ミスの ちがいなんて本来ありません。
どんなミスでもやっぱり努力や注意力、訓練量がたりなかったというだけのことではないでしょうか。

ケアレスミスに悩む前に、
・ケアレスミスという響きに寄りかかっていないか、言い訳にしていないかを考える
・そもそもおっちょこちょいは簡単にはなおらないことを前提とし、その上で対策を考える
という姿勢が必要なのかなあと。

すみません。つまらないエントリーになってしまって。。。。
思いつくままに書いてしまいました。

PS 問題の読み違い対策として、問題文に線を引くというのをやりましょう。たとえば理科だったら、
「次のア~オのうち、夏の星座として適当でないものを選びなさい」
の選択肢の「夏の」「適当でない」の2箇所にぐりぐりっと。
読み違い間違いが多い人はこれだけでずいぶん違いますよ。



2008年08月29日

代打、バース

こんにちわ、広田です。
夏期講習も全日程終わり、みなさん一息ついてるころですかね

1週間前にブログを書いたはずなのに、もう順番が回ってきて
るという不思議。
時が経つのは早いですねー
こうやって、あっという間に時間が過ぎていくのでしょう…
そして気がつけば受験まで半年くらいですか。
6年生の皆はこの夏を本当に頑張っていたと思います。
広田だったら間違いなく離脱していたことでしょう(笑)
でも、ここからが本当の戦いだということもお忘れなく。


さて、固い話をするのも大概にして少しは笑いを提供しましょ
うか。

皆さんは阪神タイガースというチームをご存知でしょうか?プ
ロ野球のチームです。
男の子なら知ってる人も多いことでしょう。

そのタイガースに過去、在籍したランディ・バースという選手
がいました。
助っ人外国人として大活躍した選手です。
バースがわからない人はお父さんやお母さんに聞いてみましょ
う。


で、そのバースが何だ?という話ですが、「空耳」を利用しま
す。

「代打、バース」

と、「早口で尚且つトーンを落とし気味」で言ってみると

「おはようございまーす」

に聞こえます。

これは結構周りを騙せる単語だと思っています。

そんな馬鹿な(笑)と思ってる貴方!そろそろ新学期で学校も始
まります。
まず教室に入って友達に言ってあげましょう。
そして大抵の友達が「あ、おはよう」と返してくれることでし
ょう。



2008年08月28日

勉強が楽しいと思える瞬間

大学受験のとき、竹村が一番好きだった教科は世界史でした。
本来暗記しなければならないものが多い科目はあまり好きではなかったのですが、
なぜか世界史は面白く感じられ、特にヨーロッパ史以外の分野が好きでした。

特に好きだったのは、最初まったく違う分野の歴史だと思って勉強していた
事柄が、ふっと同じ時代であったり関係性があったりすることに気づく瞬間でした。

例えば、「そうか!韓国でキムチが食べられるようになったのは、コロンブスがアメリカ
発見したからなんだ。」とか「ルイ十四世と康熙帝って同じ時代の人なんだ!」
ということがわかった瞬間って知識同士が連結する妙な興奮があって、
受験勉強に少しうんざりし始めた気分をもう一度勉強の楽しさに引き戻してくれました。

勉強は楽しいときばかりではないけれど、それでも「この瞬間が楽しい」と思える自分だけの
ポイントを見つけられると、それ以外の勉強の時間も少し楽しみになってきます。

生徒の皆さんにもそういうポイントをたくさん見つけてほしいと思います。



2008年08月27日

死ぬほどがんばって見えてくるもの

5年生も6年生も明日で最終日。毎日のように先生たちと顔を合わせて、様々な課題に取り組みましたね。がんばれたこと、出来なかったこと。大変な状態の中で初めてわかってくることがあったはずです。自分で課題に気づくことが出来れば、解決はもう間近です。逃げずに取り組みましょう。夏のがんばりが自分のものになるかどうかは、夏以降のすごしかたにかかっています。



2008年08月26日

ふらり旅 その2

 こんばんは。今週は肌寒い日が続いていますね。なんとなく秋の雰囲気が漂い始め、夏の終わりがちょっとものさびしい今日この頃です。皆さんにとっても夏休みも終わりに近づき、ちょっとさびしい思いをしている人も多いのではないかと思います。

 さて、「ふらり旅」の続きですが、層雲峡を抜けて、眼前に広大な十勝平野が広がったところからです。しかし今回は十勝平野はパス。湖めぐりということで、巨大なとうもろこし迷路に挑戦したい、したいと思いつつ、一路阿寒湖へ。

 マリモの生息地として有名ですが、ごくごく普通の感じの湖でした(印象薄、阿寒湖ファンの方がいたらすみません)。その後屈斜路湖を目指して走り続けます。

 もうこのあたりになると周りは牧草地帯だらけでいたるところで牛が放牧されています。牧場によっては牛舎と放牧地が隣接していないため、普通に牛さんが道路を一列に行儀よく渡っているのでありました。のどかな光景ですね。

 屈斜路湖はなかなか大きな湖で、とても美しいコバルトブルーの湖でした。大きなせいもあってかキャンプをしている人も多く、結構な賑わいを見せていました。

 続いて、摩周湖へ。霧の摩周湖と呼ばれるくらい、いつも霧がかかっていて、めったにその姿をお目にすることのない湖。女性が晴れた摩周湖を見ると、婚期が遅れるなんていうジンクスもあるくらいらしいです。原因は湖水の温度が地熱の影響で高く、蒸発する水蒸気が冷やされるとか、地元の方が言っていました。

 日本一といわれる透明度を誇るそうですが、残念ながらこの日も完全に霧がかかっていて、湖面はおろか、湖の存在すらわからないほどでした。
 しかし実は摩周湖の裏手に知る人ぞ知る(当時の話なので、今はもう有名かもしれません)、「神池」という小さな湧水地があります。ここの水は摩周湖と通じているらしく、摩周湖の水質と同じで、とても透明度がよいのです。小さな池ですが、間近で見る日本一の透明度を誇る池はエメラルドグリーンに透き通り、生き物の気配すらなく、一本の古木が水中に横たわっているだけでした。その生の気配のなさが、なんとも厳かな神秘的なイメージを醸し出します。

 とても美しく、ただその美しさに冷たさ、静けさを感じ、しばし呼吸をするのもはばかられるような雰囲気に浸ったのでした。(来週に続く、次はサロマ湖、そして算数博物館へ!)           む



2008年08月25日

ロジム散歩部

活動予定です。
(1)全日空の機体整備工場見学
数ヶ月先まで予約が埋まっています。苅野は来年1月に予約済み。最近はパイロット不足だそうですよ。皆さんにもチャンスがあるかも。調べたら日本航空にも同様の見学ツアーがあるようです。


(2)松濤美術館
駒場教室近く。駅から東京大学を抜けてすぐです。建物がとてもこじんまりしていて綺麗。15年位前に行ったきりですが、久しぶりに行ってみようかとブログのネタを考えていたら思いつきました。

(3)防衛省市ヶ谷台ツアー
三島由紀夫の刀の痕など残っているらしいです。




2008年08月24日

今週の1問 アップしました

毎週コツコツと更新されている「今週の1問」

8月25日分をアップロードしました。

小さい頃から、折に触れて話題になる
「くじ引きは先に引いたほうが得か、損か」
に関する問題です。


一回は触れておいてください。
http://www.lojim.jp/1mon


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