ロジム歌劇愛好会のハシモトです。
新国立劇場オペラ公演、2009/2010シーズン。今回は『魔笛』ですね。
誰しもご存知、天才モーツァルトが残した最後のオペラです(ジングシュピールとも言われます)。世界中で何度も公演される人気のある作品ですが、メルヘン?ファンタジー?…彼の他の作品と比べるとちょっと異色なストーリーなんですよね、これ。
この作品中で最も有名なものといえば、夜の女王(ソプラノ)によって歌われるアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」でしょう。オペラでも稀な高音を出すため、一曲歌い上げるのは至難の業です。
下の楽譜は曲の一部分ですが、この高音、普通の人にはもはや危険領域です。
作品自体は知らなくても、テレビCMなどのメロディーで「あれ、そういやきいたことあるわ」という方も多いでしょう。
参考に、日本人ソプラノの様子も紹介します(YouTube動画より)。
この曲ぐらいドラマチックに生きていきたいなぁ、と。