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2月3日(慶應中、早稲田2、筑波大附駒場、筑波大附、学芸大竹早、都立両国・小石川)

首都圏入試の第二の山場3日目です。今年から3日に参入の慶應中等部をはじめ、国立3校、注目の都立2校の応援に行ってきました。本日も時間差を活かし、1人2校〜3校回る強行応援スケジュールです。
3日目ともなると、体力の消耗も激しくなってきます。第一希望の2月1日校の結果がわからない生徒たちは、なんとか緊張感持続。すでに千葉・埼玉、1日、2日で結果が出ていると少し緩み始めます。
精神的にきつい中での、チャレンジ。ここが正念場。成長するチャンスです!




【慶應中等部】

今年の3日最大の注目校慶應中等部です。5日からの移動で他校にどのような影響を及ぼすか注目されましたが、早稲田2・海城2はじめあまり志望者数に影響は出なかった模様。試験は、例年通り慶応大学の三田校舎。慶應志望者は3日連続の受験者も少なくなく、相変わらずのハイレベルなファンを集めました。


 

慶応大学三田校舎です。


広々とした応援スペース。生徒を見つけやすくて助かります!





【早稲田】

慶應中参入の影響を最も受けると予想されていましたが、志望者数はほぼ横ばい。3日の2次試験実施時には、半附属とあって、御三家志望者の志向と合わないのではとの予想が大勢でしたが、それを覆し海城2と同様のハイレベルな受験生を集めています。


 

ずらりと並んだ応援団。ノボリや横断幕などの数は一番。




【筑波大附属駒場】

文句なし、首都圏男子の最高峰筑駒。かつては麻布併願者が多数でしたが、近年は開成受験者をはじめ男子の腕自慢が集まります。国立ののんびりした雰囲気の中で充実した自主的な生活と抜群の進学実績は、学校という箱の質以上に、生徒と教員の質の良さ。麻布と同様「憧れるは易し、受かるはかなり難し」。生徒はみな飄々とした明るいムード。練りに練られた良問を楽しみにしているようです。一方、保護者の皆さんと応援団の気合は相当なものです。


 

校舎の幾何学模様は筑駒らしさを感じさせてくれます。


比較的応援が落ち着く3日でもここは大混雑。ノボリが役に立ちました。




【筑波大附属】

音楽・図工・家庭科・体育まで含めた首都圏でもっとも重い入試の筑波大附属。国立の中ではとくに卒業生のつながりが強く、そこに魅かれる受験生も多数です。立地・実績とも申し分なく、附属高校進学率が8割という厳しさにも関わらず女子最上位層が流れ込みます。本校周辺は、とても落ち着いた文京地区です。訪れるたびにその環境の良さに「さすが国立・・」と思わされます。


 

広々とした門構えとロータリー。贅沢なつくりです。


集合は例年通り中庭。少し寒そうです。




【学芸大学附属竹早】

筑波大附属中のご近所。附属高校の抜群の進学実績から、5割前後というかなり厳しい付属校への進学率にも関わらず高いレベルの受験生を集めています。校舎も新築され他の国立よりもかなり明るい雰囲気。女子も元気な生徒が多いです。高校受験がありますが、ぎすぎすした雰囲気はなく国立の良い部分がしっかりと出ています。勉強する習慣を持続することも出来るので、高校受験があるということで食わず嫌いをせず是非一度足をはこんで頂きたいお勧めの学校です。


 

当日は午後の面談まで含めた長丁場。疲れもピーク。がんばれ!


この先の中庭が集合場所です。




【都立両国・小石川】

昨年の白鴎中に続いて開校の都立中高一貫校です。従来の受験者層とのバッティングはあまりなく、あらたな受験者層が生まれたというのが実際なようです。ともに都立高校の中では超有名校ですし、大学の進学実績もいち早く持ち直し始めました。従来、公立中に進学していた城東地区の上位層が中学受験に一気に流れ込んできた様相です。各界からの注目度も高く、大勢の関係者が見守っていました。余談ですが、集合時間9時というのは、他の私立に比べとても遅くて、強行応援団のスケジュール作成にとても助かりました。




【都立小石川】

 

駅前から大混雑。駅の出口から、校門までの道のりは応援団であふれています。


 

この日がはじめての受験生も多数。独特の緊張感がみなぎっています。


 

小さい背中が1人で会場に向かいます。大人への第一歩です。マスコミも多数押し寄せました。 




【両国中】

 

卒業生は、芥川龍之介から石田衣良まで。文学好きの憧れ両国高校の附属中です。校名も両国高等学校附属中学校に落ち着きました。


城東地区での注目度はとても高く、地元の塾をはじめ応援団も大勢。


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