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【今週の1問】 割り算の本質への意識

ロジムが「これは!」「一度はやっておかないと」と思った1問を紹介する、
ロジムメールマガジン「今週の1問」

9月10日号では、「約数」「割り算」に関する1問を紹介しました。
そもそも割り算とは何かという基本事項さえ身について入れば、
小学校3年、4年生でも解答できます。

(問題)
656をある整数で割ると、いくらか余り、859を割ると余りが1減り、1198を割ると余りがさらに1減る。
ある整数をすべて答えなさい。

(解答)
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(解説)
「3つの整数を割った余りが同じ」というタイプの問題です。出題されるときは、小問としてテキストに載っているものとほぼ同じ形です。線分図で余りを左側によせてそろえる点が難しく、必ず一度は取組んでおかないと初見で解くのというのは非現実的なものです。あまり変形の余地のない問題ですので、本問はかなり手が加えられている部類に入ります。
また割る数や余りを算出する問題では、「余りは割る数より小さい」という割り算の重要な制限を必ず意識しなくてはいけません。そうすれば、本問のような複雑な問題文の中からでも、「余りは2以上」と「割る数は3以上」という条件を抽出することが出来るでしょう


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