ロジムが「これは!」「一度はやっておかないと」と思った1問を紹介する、
ロジムメールマガジン「今週の1問」。
11月12日号の問題です。まさに一度はやっておかないとという問題です。
(問題)
2つのコップに同じ量のミルクとコーヒーが入っています。大さじ4はい分のミルクをすくって、コーヒーの入っているコップに入れてよくかきまぜます。
つぎに、このコーヒーの入っていたコップから大さじ4はい分をすくって、ミルクの入っているコップに入れて、よくかきまぜます。
この作業の後、ミルクのコップの中のコーヒーの割合とコーヒーのコップの中のミルクの割合とでは、どちらが大きいでしょうか。
(解答)
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(解説)
作業を直感的にとらえると、コーヒーのコップの中のミルクの割合の方が大きく感じます。
コーヒーの中に入れたミルクは純度100%のもので、ミルクの中にかえってくる同じ量の液体はコーヒーとミルクが混ざったものだからです。
直感と実際の差は、計算によって確認することが出来ますが、本問のポイントは作業の流れをきちんとイメージすることです。混ぜ終わった液体をきちんとイメージできれば簡単な問題です。
細かい点としては、液体の混合の問題では、「混合液」のイメージを下の図1のように考える子供が多いのですが、図2のようにとらえると「割合」として扱いやすくなります。