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書 籍 紹 介 アーカイブ

2008年07月02日

数学者の物語

数学の内容が分からなくても、とてもエキサイティングな物語の紹介です。普通の読み物として面白いですから食わず嫌いせず是非!

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「ペトロス伯父とゴールドバッハの予想」
ギリシャのある村に住む少年には、親戚一同から疎まれている伯父がいた。かつて数学者だったという伯父に魅力を感じ、近づいていく少年。数学が好きで、数学者になりたいという少年に、伯父は「2より大きいすべての偶数は、二つの素数の和で表せることを証明できたら数学者になってもよい。そうでなかったら数学者はあきらめて欲しい。」安請け合いをした少年だったが・・・。


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「天才の栄光と挫折」
「国家の品格」を書いた藤原正彦さんは実は数学者。ニュートン、関孝和など9人の数学者の伝記です。うーん、上手い説明が思いつきません。偉大な数学者たちの苦悩の日々です。数学の美しさに魅了された人々の不思議な人生がとても魅力的に描かれています。

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「フェルマーの最終定理」
17世紀、フランスの数学者フェルマーがノートの端に謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」その命題とは「3 以上の自然数 nで、xのn乗 + yのn乗 = zのn乗を満たすものはない」ピタゴラスの定理の3乗以上の形です。そして360年後、1994年10才の時にこの命題に出会ったというワイルズがついに 証明に成功する。数学がわからなくても興奮するドキュメント。



2008年04月22日

おすすめ図鑑

小学生の学んでいる生物分野はとても(あまりにも)詳しく、一般的な図鑑には載っていないものも多いですね。wikipediaなどを活用するのが手っ取り早くて良いと思うのですが、紙の本が好きという方におすすめの図鑑としてはこの2冊です。小学生が利用できるものとしてはかなり詳しく、「観察とは?」についての記述が豊富です。実際利用する本人の趣味もありますので、是非実物を手にとってご判断下さい。


自然図鑑:福音館書店

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冒険図鑑:福音館書店

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2008年03月25日

「やりぬくこと」を学ぶ参考書

苅野です。中高クラスのブログで紹介した推薦図書ですが、高学年ならいけるかなという期待も込めて小学部にも投稿します。保護者の方がまず読んでみて良さそうと判断されたら是非お子様にも回してみてください。ちなみに主人公が小学生ではないので、入試にはまず出題されません。
(以下中高クラスブログから転用です)
クラブ活動への入部率が私の時代の半分だという嘆かわしい時代です。ロジム生は皆さん部活をがんばっているようでとても嬉しく思います。私が部活に青春を捧げたから感動したのかもしれませんが、何とか皆さんにもこれと決めたことに限界までチャレンジする機会をもってほしいと願いを込めた推薦図書を3冊。ちょっと古いでしょうか。


「一瞬の風になれ」
陸上にかける高校生の物語。私は何気なく手に取った丸善で全3巻を読破してしまいました。たまにロジム生でも読んでいる姿を見かけますね。勉強は塾でも、家でも、学校でもできるけど、「部活」で学ぶことはやっぱり他では学べませんよ。
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「風が強く吹いている」
箱根駅伝を目指す素人ランナー達の物語。マンガ化されているので知っている人も多いかな。私は毎年箱根駅伝は見逃さない人間なので題材だけでとりあえず読み始めました。読後の感想「いまからでも遅くねぇ」燃えてきます。
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「スラムダンク」
マンガです。「偶然バスケットボール部に入部した素人高校生の物語」とまとめるにはあまりにも沢山のことが詰まっています。2年前の受験直前期、なかなか上がらない過去問の点数に暗くなる生徒&講師陣にバスケ好きな一人の生徒が一言「あきらめたらそこで試合終了だよ」これぞ名言。盛り上がってきます。受験当日に読んで気合いを入れたという生徒も少なくありません。M先生曰く「人生に必要なことはスラムダンクにすべて書いてある」
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2007年07月25日

「過去問の読み方 ~開成編」 (希望者に郵送)

こんにちは。
夏期講習も始まりました。
受験生にとっては天王山、
塾講師にとっては毎年が天王山の夏休みですが、
ばてずにがんばっていきたいところです。

ロジムの裏にできたフレンチのお店の紹介をしようかと思いましたが、
今日はそれどころでなく、

冊子 「過去問の読み方 ~開成編~ 」ができました。
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開成中学の入試問題を題材に、
入試問題の解き方を詳細解説、そしてそれ以上に、
開成中学から受験生に送るメッセージの分析に尽力しました。

過去問は最良の問題集にして、同時に
志望校から受験生への
「こんな生徒にきてほしい」
「こんな姿勢で勉強して欲しい」
というメッセージ集です。

「過去問を読み解くということ」(冊子中前書き抜粋)

今回部数限定で無料郵送配布します。
ロジムトップページから。


2006年10月10日

使える歴史年表資料集2 

こんにちは。

先日、このブログで日本史年表の紹介をしたのですが、

どうもあの年表がなかなか売っていないとのことで、

多くの方にご迷惑をおかけしました。

無責任な紹介ですみませんでした。



そこでそこで、



もう一冊、日本史資料集の紹介をば。

この一冊もおススメ度はとても高いです。



単なる年表ではなく、「資料集」という観点では

前回紹介したものよりも役に立つと思います。




新詳日本史―地図資料年表



新詳日本史―地図資料年表

浜島書店
\890

Amazon.co.jp で詳細を見る






情報量も豊富です。視覚を使って歴史の流れを理解できます。








年表も、文化・経済・世界史と対照できます。



ロジム本科生は全員必須購入にしています。





たくさんの歴史好きの生徒を満足させ、

たくさんの生徒を歴史好きにさせてきた名著だと思います。


2006年09月25日

【書籍紹介】最も役に立つ歴史年表 (上級者向け・・・)

今日は、ロジムにおいてある参考書を一冊紹介します。


参考書というより、資料というべきでしょうが、




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大学への解説日本史年表―対照式

藤木 邦彦

研文書院 (1997/11)

¥630


要は日本史の年表ですが、
これがとても便利なのです!


見開き左ページは年表になっています。



政治経済・社会文化・世界史(東アジア・インド中近東・ヨーロッパ)
に分けて表示してあり、


頭の中で整理すべきカタチで


実にうまく並べられています。


見開き右側は、対象となる時代の解説なのですが、
キーワード解説が過不足なく紹介されています。





要は
・情報が過不足なくある
・整理の仕方がわかりやすい


というのがgoodpointです。


小学生向けということを意識するあまり、
ヘタクソなイラストを多様し、眩暈を引き起こしそうになるほど
カラーを多様する、「媚びている」参考書が多い中、
硬派で使える一冊です。


ロジムでも歴史の勉強が好きな子から順に、
「この年表すごいよ!」という感想を発しています。


ただ、正直、


やはり硬派すぎる部分は否めないので
学習し始めの生徒や、歴史の勉強が特にすきでない生徒にはすすめません。


歴史好きの生徒には是非手にしてほしい一冊です。


ロジムにおいてあるので是非手にとって見てください。


2006年09月24日

【教材紹介】メールマガジン「ロジム 今週の1問」

インターネット書店のまぐまぐより、
毎週月曜に発行しております無料メールマガジン


「ロジム今週の1問」

〜論理思考で暗記学習からの脱却を〜


毎週、われわれが「うなりたくなる」ほどの良問を
過去の入試問題から厳選してお届けしております。


問題の解説もさることながら、
出題校が、その問題にこめたメッセージの分析に力点を置いています。

ぜひぜひのぞいてみてください。
入試問題は学校からのメッセージだという視点で、
学校選びの参考の一つに考えてみてはいかがでしょうか。

(毎日ブログを更新しようと決めたものの、
いまいちネタがないので、書籍やロジム教材の紹介ばかりに
なってしまいすみません。。。)


2006年09月23日

【書籍紹介】10才までに覚えたい1000のことば

ロジムで使用している教科書の紹介を一点。






やはりなんだかんだいっても、
多くの言葉を知っているというのは大変重要です。


まず言葉をしらないと文章が読めない


表現を豊かにするために言い回しのストックは必須

ロジムでは「知っている」ことよりも「考える」ことを
重視します。


しかし、考える土台として、
また考える武器として、やはり多くの言い回しを
出来るだけ低学年のうちからたくわえるべきです。


そしてどれだけやればいいかといえば、


この書籍にあげられている1000の言葉の意味が説明できて、
例文が作れれば小学生としては十分ではないかと思います。


(タイトルでは10才までにとありますが、
実際12歳でも9割分かれば御の字です)




ロジムでは、(学年によりますが)


宿題として、意味を調べ例文を作ってくる。


国語の授業のはじめに、チェックテストを行う。


テストの際は、意味と例文をディスカッション形式で発表してもらいます。


皆で思いつきに近い状態で例文を言い合い、
微妙に感じる”違和感”と”聞いたことある感”
について話し合います。


やはり言葉の学習は浴びる例文の数と、
それを実際に使う頻度で決まります。


この両方を最大化できるよう腐心しています。


是非ご家庭でも例文を生徒に浴びせることにご協力を。。。


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