小5算数 第3回
第3回はたいしたことのない内容でしたが、第2回の復習の雑さが非常に気になった。板書を写したノートを見直した形跡なし。しかも解説中に「あ、そうだったー。」などとテキトーな発言で存在感を出すもの複数。翌週に出来なかったという事実すら忘れるということがないようにと祈る一方、忘れるって幸せなのかもという思いも・・・。
第3回はたいしたことのない内容でしたが、第2回の復習の雑さが非常に気になった。板書を写したノートを見直した形跡なし。しかも解説中に「あ、そうだったー。」などとテキトーな発言で存在感を出すもの複数。翌週に出来なかったという事実すら忘れるということがないようにと祈る一方、忘れるって幸せなのかもという思いも・・・。
今週は割合です。歩合、売買損益は言葉をしっかり数に直して解くだけですのでくり返せば慣れるでしょう。最も難易度が高いのは第2回②のチャレンジ1番です。かつては丸1算と言われたもの。還元算と似ていますが、最後に実際の個数ではなく割合が残るものです。
「本を初日に半分と3ページ、2日目に残りの3分の1と3ページ読んだ」
を「本全体を1とおくと初日は1/2+3ページよんで残りは1/2-3ページ。2日目は(1/2-3ページ)×1/3+3ページ」というように本全体の1と実際に判明しているページの数を区別する式を作ることになります。ここは実際には本全体をxと置く方が混乱がないので難しいところです。線分図でも解けないことはないですので解きやすい方でまずは理解しましょう。
いきなりの山場「素因数分解」でした。重要なポイントは2つです。
(1)素因数分解の結果から「約数の個数」を求める
小4の時に「場合の数」で学んだ「積の法則」の知識が必要になります。45=3×3×5から、約数を作るときに「3」の選び方は、「選ばない」「1つ」「2つ」の3通り、「5」の選び方は「選ばない」「1つ」の2通り。よって3×2=6通りの約数があるという考え方です。
この応用として「約数がx個の数」を考えます。
約数が6個なら上記の考え方より
a×a×a×a×a と a×a×b の2通りが考えられます。
(2)A=1×2×3×・・・がある数aで何回割り切れるか
a=10として「0」が何個並ぶかという出題で有名ですね。
この単元はまさに「数学」。具体的な身の回りの出来事の測量ではなく、「数の性質」を学ぶ単元ですので難しいですね。出題形式はあまり捻りようがなく、またゲームなどの文章題にするにしてもすぐに見破れるのでテキストの問題をしっかり理解しておくことで十分です。
東京大学卒業後、大手人事・経営コンサルティング会社で社会人向けのロジカルシンキング研修、指導を担当。その中で、英語教育などと同様小さい頃から考え方の基礎に親しむ必要性を痛感し、2004年に退社、ロジムを設立。現在、都内2教室で小学生を対象に、教科授業と並行してロジカルシンキングの初歩をかみ砕いて指導。 執筆・講演の依頼はこちら
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