« 2007年03月 | メイン | 2007年05月 »

2007年04月 アーカイブ

2007年04月25日

自分でやって好きになる。

苅野です。
算数、数学の先生をやっていると、保護者の方によく聞かれる質問に「先生はどうやって算数、数学が得意になったのですか」というものがあります。通算100回以上されている質問なのでブログで「苅野の場合」についてお話ししたいと思います。
今回は「小学校編」
正直な話、ロジムの生徒の皆さんほどきちんと勉強した経験は全くありません。小学校時代は地元の塾と四谷大塚に通っていましたが、今のAクラスが定位置。たまにBの下の方に行って戻ってくるという感じです。当時は本当に「予習」シリーズで、家ですべての問題を解いていき、塾ではひたすら解説をしてもらう。という形式でした。半分ぐらいは寝ているか、よそ見をしている生徒でした。
そもそも、興味のないことを1分でも聞かされると眠くなる性格でしたので、1時間以上も解説を聞き続けることなど無理なのです。おかげさまで、「勉強」どころか「いすに座っている」ことすら嫌いになりました。四谷のクラスもAになり、かなり遠くの会場まで足を運んでいました。(当時はクラスが落ちれば校舎もかわっていました。すごい制度ですね。)
で、転機は6年生の夏休みでした。夏休みということで普段と違う先生とクラスでの受講になりました。この先生は、まず問題を配り、解かせて、簡単な解説をした後、なんと3時間自習の時間をとりました。3時間後同じ分野のテストをするから勝手に準備をしろというのです。質問はいつでもどうぞと。面くらいましたが、私の人生でこの時ほど頭がフル回転していたことはないのではないかと思います。基本的な数問しか解説されていませんから、どのような応用問題がありえるのか、基本的な仕組みはなにか。すでにやった問題に重要なヒントはないかなど、ひたすら考えるわけです。そして緊張のテスト。見たことがないのはあたりまえですから、自分が整理した基本概念をひたすら変形させて試すわけです。そして終了。なんと次の日の朝にもまた同じ分野でテストをやるから、がんばってねとのこと。
夏休み3週間、ニュートン算と鶴亀算の2つだけひたすらこのサイクルでした。しかし、「問題から基本原理を探る。」「応用のパターンを自ら検討する。」という作業は翌日のテスト対策ということもあり、ゲーム感覚で毎日集中して楽しめました。この経験以降、イスに座って延々と解説を聞く忍耐力はつきませんでしたが、算数の「基本原理」への探求心と「問題の分析」を楽しむ姿勢は身に付き、今ほど厳しくはない中学入試を乗り切る力はつきました。
私はサッカーが好きですが、この経験を解釈すると、
「サッカーはボールを蹴って初めて楽しくなり、うまくなるもので、名監督の話を何時間も聞かされるだけでは嫌いになるだけで、うまくもならない。」
と思います。
最近は、監督だけでなく保護者の方まで参加してきて、監督と保護者のサッカーをひたすら見ている生徒も見受けられますね。監督の話は不必要ではありませんが、まちがいなくサッカーはプレーするものです。シュートの下手な子に、上手いシュートを見せることも大事ですが、本人に蹴らせることを忘れてはいけません。そして、蹴らないサッカーなどおもしろいはずがありません。算数も然り。
他人の力で得意になったというレベルの解答能力など、好きで自分でやる人間にあっという間に追い抜かれます。急がば回れ。指導する立場としては、目先の点数より、時間をかけてでも本人に良い体験をさせることが重要です。忍耐が必要ですね。しかし、嫌いになったらもう手のほどこしようがありません。
ちなみに上記の先生は、忍耐力のない保護者達の抗議で辞めていきました、、、。
算数の力をつけることのできる先生とは「噛み砕いて解説する力」以前に、「達成感の得られる良い問題と時間を与える力」がある人だと思います。クイズって出来ないから嫌いという人はあまりいませんよね。問題の裏になにかおもしろいトンチや知識などの存在を期待してしまうからだと思います。そして、どきどきしながら考える時間も楽しいことを知っていることもその理由の1つだと思います。
こうして私は、算数がとても好きになり、少しだけ問題も解けるようになり中学生になりました。しかし、その後は暗黒の6年間が続いてしまいました。数学をおもしろいと思っていない人達の数式朗読会に参加させられる日々が始まったのです。(中・高編へつづく。)

2007年04月22日

ロジカルシンキング欠席の際のご連絡にご協力ください

こんにちは。

ロジカルシンキングですが、
ご欠席の際には直前でもかまいませんので、
ご一報いただきたく存じます。

キャンセル待ちしていらっしゃる方が複数いらっしゃいます。
限られた定員でございますので、一人でも多くの方に、
ロジカルシンキングをご体験いただけますようなにとぞご協力
いただきたく存じます。

(事前にご連絡いただけないまま欠席される
回数が多い方は、学期ごとのクラス選択の際に、
希望曜日への抽選参加をご遠慮いただいております。)

2007年04月21日

ロジカルシンキング低学年クラス増設お知らせ

ロジカルシンキング低学年クラスを増設します。

土曜日
14:00 〜 15:30

すでに、土曜午前、日曜のクラスで登録している方の
移動も受付いたします。

登録クラスの移動は、
info2@lojim.jp までご一報ください。

また都度申込に関しては、引き続き、
http://blog.goo.ne.jp/lojim/
にてお申込ください。

2007年04月16日

国が違えば、、

苅野です。今日から新学期です。新しい学校、クラスで新鮮な毎日を送り始めたことと思います。
さて、私はこの春休みに旅行に行ってきました。おみやげ写真です。

珍しいのは、馴染みのないラベルのデザインだけでなく、そこに表記されている単位です。
150cl。センチリットルと読みます。授業をきちんと聞いていてくれた皆さんは、どれくらいの量を表すのか思いついてくれるでしょう。普段皆さんが使っている単位は、大抵2つの部分から成り立っています。「センチ」などの量を表す部分と「リットル」など表すものの性質を表現している部分です。センチは「0.01倍」を意味しています。つまりセンチリットルは0.01リットル、1リットルの100分の1ですね。

キロキロとヘクトデカけたメートルが、デシに追われてセンチミリミリ

この呪文、私は小学校で習いましたが最近の生徒は教わることがないようです。
キロ:1000倍、ヘクト:100倍、デカ:10倍、デシ:0.1倍、センチ:0.01倍、ミリ:0.001倍
と10倍ごとの量を表す部分の覚え方です。
「キロ」メートルは、1メートルの1000倍。「デシ」リットルは1リットルの0.1倍ですね。
センチリットルは、日本では使われていませんが日本以外のアジア諸国、ヨーロッパではよく見かけます。
国が違えば、単位も違う。お金のお話だけではありませんね。