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学習について(〜2012) アーカイブ

2009年12月04日

社会人として

テストの点数を上げるために、プリントを整理したりスケジュールを立てたりするのではない。
プリントを整理したり、スケジュールを立てる必要性を理解させ、その能力を高めるために、テストの点数を上げるという目標が存在するのです。


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計算

ゆっくりでも確実にできればいい

と考える人が多いようだけれど、ゆっくりでいいなら計算機を取りに行けばよい。
計算機を取りに行く時間もない、人と話ながら、文章を読みながら瞬時に計算を出来ることに大きな価値がある。

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2009年12月01日

授業日記 4年算数

今日は、割合に関する問題と円とおうぎ形の2分野です。

(1)割合に関する問題は、計算テスト10と11でも出題されていた割合に割合をかける問題が山場ですね。(p151練習問題の6番)あやふやな人はテキストp96の3番や計算テストの復習からしっかりと。
百分率はその定義を覚えればこれまでの分数で表現されていた割合の問題と全く同じですので問題ないでしょう。

(2)円とおうぎ形は言葉の意味を覚えることですね。あとは計算が大変な分野ですので問題演習を通してチェックしながら解き進める姿勢を身につけましょう。

ともに非常に大事な分野です。要復習!!!

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2009年11月26日

寝るんじゃない!しっかりしろ!!

深夜のジョギングから無事帰宅。今日は体調不良なのか体が少し重かった。
つけっぱなしだったテレビでは「アメリ」が流れていて、カフェのガラスの裏から器用にメニューを書くシーン。実際のカフェにはこのガラスの仕切りはないんだよな。

と、情景描写をしてブログがスタート。

本日木曜日は6年生の算数です。算数は100ある力を110にするための勉強から、どんな問題構成のテストでも確実に90以上を発揮することを目指す「試験勉強」の割合が大きくなってきます。
これは、センスなどの問題ではなく、「しっかりもの」かどうかという人間的な成熟度が問われます。というより、試験は同じレベルのセンスをもった人間が争っていますから、その中で「しっかりと」アンテナを張って危険を察知し、着実に進む者が「残る」のです。


(新シリーズ)苅野が印象に残っている学校の先生
1:小学校1年生の時の担任
大学を卒業したての女性の先生。やさしいお姉さんのように自己紹介していたのに、1学期の終盤には鬼のような形相で、生徒を教師用巨大コンパスでぶん殴っていました。大学で教わった教授法だったのでしょうか。

2:中学1年生の時の担任
入学してすぐのことでした。「学校に漫画を持ってきてはいけない。」というルールについて話した後、「今、持っている生徒は正直に言いなさい。」とやさしく語りかけました。そして、手を挙げた生徒にグーパンチを食らわせた上に、漫画を破り捨てていました。漫画にもなかなか登場してこないろくでなし先生に驚愕しました。しかも、学期の途中で「すいません、先生の免許持っていませんでした。」ということで担任交代・・・。

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2009年11月21日

4年算数:復習

今週は予告通りテストがありませんでした。
先週までのように自分で計画を立てて、緊張感をもって復習してください。
あれぐらいきちんとやれば、授業の解説もポイントをつかめるようになり、自分の間違えた部分も鮮明に記憶に残り、次のステップへと進んでいけます。
皆さんは「どれくらいやれば自分のものになるのか」という大事な経験を積むことができたのではないでしょうか。多くの生徒の出来と進歩を非常にうれしく思っています。
テストをこまめに実施してほしいという声にはお応えできません。「個人的に」そういう雰囲気が嫌いだからです。

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2009年11月15日

4年算数 計算テストの寸評

最後のクラスが終了。現在、興奮冷めやらぬ解説後の休み時間です。
頑張ったようですね。最高点94点、平均点77点。平均点±5点にほぼ全員がおさまっています。
1番の(9)の約数の個数の偶奇については完全な理解が求められます。要復習。
3番、4番の求積のミスは全体的に減少していました。慎重に確認しながら解き進めましょう。
7番は非常に大切な基本問題です。言葉の使い方を完璧に理解することがまずは第一です。

7番の配点が大きいのでここを間違えると痛い。それだけ大切な問題なので間違えた皆さんは解き方、確認の仕方をきっちり復習してください。

今回の内容は、今後のあらゆる問題の基礎として使い続ける内容です。もうテストは行いませんのでしっかりと確認して来週以降の授業に臨んでください。

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まずは そして なにより

(1)忘れ物が多い
(2)完璧に出来そうなこと以外は逃げる
(3)落ち着いて読書ができない
(4)自分で判読できない字を書く
(5)実力に比して体裁を気にしすぎる

など学習を進めていく上でまずは克服しなくてはいけない各科目の知識&センス以前の土台に関する未熟さに関しては、ご家庭での接し方・指導が非常に大切です。さらに言えばご家庭での指導なくしては克服できません。

授業にどれだけ出席しても、個別にどれだけ説明を受けても思うようには吸収できず、ストレスばかり蓄積されていきます。

こういった未熟さは何か適した勉強法でごまかせるのではないかと考えてはいけません。1回2時間から4時間の授業を受けた場合、それを自分のものにするにはかなりの自覚をもって授業時間の倍ぐらいの自分1人での学習が求められますので、それが出来ない場合はどんどん遅れてしまい、確実に「修羅場」となります。

低学年時はもちろん、通常の塾のカリキュラムが始まってしまう4年生、5年生でもまずは土台についてしっかりと状況を把握し、最優先で考えてあげて下さい。
私はこういったことがある程度出来るようになって初めて、中学受験レベルの学習内容とストレスに対応できると思っています。

成績が伸び悩んでいる時のご相談で「特定の科目、分野が苦手で・・・」というお話を頂くことが多いのですが、ほとんどの場合上記のような基本部分の未熟さに起因しています。どんなにわかりやすい説明を受けてもそれはまさに砂上の楼閣。1週間後にはまるで記憶喪失のように消え去っているのです。

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2009年11月10日

土台を作る

講師と接することの出来る授業をどのように活用するのか。
その活用力によって伸びが違ってきます。

大切なのは、講師に対して考えの癖、間違え方、能力の限界をさらけ出して、
知ってもらえば知ってもらうほど効果的なアドバイスをもらえるということです。

ロジムでは、この生徒はわかっているなと判断された場合はほとんど指名されることはありませんね。もちろん何も考えていないなと判断されても指名されません。行き詰まっていそうな生徒が指名されます。

小学校でありがちな、完全にわかっていることをみんなの前で発表して「はい良くできました」というスタイルに慣れていると最初は苦痛かもしれませんが、それを乗り切った精神状態になれるかどうかは教室に通ってくることの意味を大きく左右します。

中途半端な予習でごまかそうとする生徒(&保護者)もいますが、それで安心するような精神状態では、出来ることには安心し、出来ないことからは徹底して逃げるという授業が全く活用できていない状況が続きます。

授業で出来ないのに指名されたりすることに抵抗したり、怖がったり、逃げたりする我が子に焦ってしまう気持ちはわからないでもないですが、安易な処方をしてほしくないものです。

4年生のクラスに、テストでは毎回中位ですが、授業後にいつも自分の答案を持ってきて「このやり方でなんで出来なかったの?」とか、「ここのミスがなければ正解できたかな?」と聞いてくる生徒がいます。確実に伸びてきます。一方とにかく授業中は答案を隠し、持って帰って何とかしよう(してもらおう)という生徒もいます。

学力の土台は人間としての成熟度なのです。大人があれこれ用意したもので身につけた程度の知識は、成熟した人間の吸収力の前ではないにも等しいのです。

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2009年11月08日

4年生計算テスト結果

本日で4クラス終了。平均64点。最高87点。

きちんと勉強した80点前後の層と30点前後の層という2つの山が出来ています。算数は積み上げ式です。ここが出来なければ先には進めません。すべて理解出来るまで復習を重ねて下さい。来週も実施しますが、満点を目指して下さい。確実にその後の学習に支障が出ます。今回高得点の生徒達は休講週に何回も繰り返していて、色々な先生に質問していましたね。

以下、問題ごとの講評。

1番:計算テスト9の数字が変わっただけのものでした。
(3)の「余りは割る数より小さくなる」は3年生の頃から何度も考えさせている問題です。常に意識して下さい。
(10)の約数の個数が奇数個になるものは平方数。とくに3個になるものは素数の2乗。は数の性質として出題されるもののなかではかなり頻度が高く、基本的なものです。約数はペアで見つけ出すので通常は偶数個という感覚を持つことが大切です。
その他は倍数と約数の基本中の基本事項の確認だけでした。

2番:分数の四則演算のみ。小学生の間は帯分数で答えましょう。

3番:面積の基本。
(1)は平行四辺形は底辺と高さを維持したまま、長方形に変形できるという基本事項の確認。どのテキストにも載っている道の問題ですが、道を機械的に動かすだけでなく、なぜ変形が出来るのかをきちんと確認しておくこと。
(2)(3)(4)は三角形の高さを正確に把握する問題です。三角形の高さは、身長を測る容量で。

4番:体積は分けるか引くかのいずれかの解法で考えます。かけ算と足し算・引き算を何度もするので計算ミスに気をつけましょう。

5番:テキストそのまま。ここまでで学んだテキストの問題の中では最も理解が難しいもののはずです。AはBの2倍。CはAの3倍としたら、CはBの6倍になる。という考え方を、1.2倍など小数にまで広げられることと、AとBとCを合わせて8.7にあたるので、1にあたる金額を求めるには・・・という割り算の用法も確実に使いこなすことが求められます。これを理解していないと、今後あらゆる場面で説明を理解できなくなります。最重要問題。

6番:単純な消去算です。3年生レベル。テキストに同じ問題がいくつも並んでいるので要復習。

7番:3年生で学んだ、「・・・の4分の3」という日本語表現とかけ算との結びつきを確認する問題です。計算しやすそうな解答に飛びつかずに、授業で解説されたようにしっかりと日本語の把握と式への翻訳という手続きを踏みましょう。(2)は用語の問題。「Aを元にしたときのBの割合」という表現をしっかりと覚えるだけです。

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2009年11月02日

試行錯誤

記憶力の低下を感じる年頃です。

現在、ちょっと新しいことを学んでいるのですがちょっと期間をあけてしまうと忘却の彼方に。
学生の頃からの覚え方はどうやら現在の記憶力には不適切なようだと判断し、新たな方法・ペースを試行錯誤しています。

で、ここ数日で「これは!」というペースを掴み始めました。
皆さんも是非(              )。

問:(  )に適切なものを選べ
(ア)私の記憶法を実践してみてください
(イ) 記憶法について試行錯誤してみて下さい
(ウ) 新しいことを学んでみて下さい

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karino

プロフィール

東京大学卒業後、大手人事・経営コンサルティング会社で社会人向けのロジカルシンキング研修、指導を担当。その中で、英語教育などと同様小さい頃から考え方の基礎に親しむ必要性を痛感し、2004年に退社、ロジムを設立。現在、都内2教室で小学生を対象に、教科授業と並行してロジカルシンキングの初歩をかみ砕いて指導。 執筆・講演の依頼はこちら

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