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学習について(〜2012) アーカイブ

2009年10月28日

復習には授業の2倍の時間かける(かかる)

とにかく講師と触れあう時間を増やせば学力が向上すると考えている人がいるようだが、それは違います。講師が説明した時間の少なくとも2倍ぐらいの時間をかけて考え直さないと自分のものにはならないですよ。

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2009年10月25日

4年算数 再来週はテスト

特に習熟が求められるのは
(1)三角形の等積変形を含む図形問題
(2)割合の表し方と計算(特に条件として割合が与えられている線分図の問題)
(3)公倍数と公約数の理解。(特に「〜で割ると〜余る数」)
でしょうか。
その他は単純な繰り返し練習で覚えることが出来る分野です。
テキストの問題に関して数字を変える程度での出題です。2週間あるわけですから、自分で計画を立てて
(1)まずはざっと解き直し
(2)間違えた部分は例題の解説の読み直し
(3)間違えた問題だけまとめて一気に解き直しを繰り返す。大問1つにつき5分を目安に。
4年生が現在学んでいる内容は、算数のルール、言葉の定義です。この部分がしっかりしていなければ「考える」ことが出来ません。本当に大切な内容です。全問完答を目指して下さい。


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2009年10月20日

軸足をずらしてはいけない

学者になりたそうなわけではないし、なれそうな素質を見せているわけでもない。
そんな普通の何万人もの小学生が中学受験のカリキュラムに取り組んでいます。

専門家を目指しているわけでもない小学生になぜ信じられないほど高度で膨大な課題を課す意味は何なのでしょうか。

大切なのは、教科書に書いてあることではありません。
あの膨大で複雑な課題を前にどのように動くかを身につけることです。

社会に出て優秀な人は教科書に書いてあったことをすべて忘れていても優秀で、
使い物にならない人はそれまでの教科書をすべて暗記していても使えない。これが現実。

就職の面接で「こいつはどれだけのことを知っているか?」なんて評価をしている面接官はいませんよね。どんな大学を出ていようと社会人としての戦闘力はほとんど0で、その位置から「どれだけ自分で学んでいける人間か?」ということだけが重要なんです。

受験の直前は、小学生であっても状況を理解し始めて、「どう動くべきか」を自分の頭で考えて、習得できる機会。と、同時に子供たちに勉強させている本来の目的を見失った大人たちがそのような機会をいつも以上に奪いたがる時期でもあります。

かりの

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2009年10月14日

顔つきを見ればわかる

4年生の分数の計算テストの結果は全体としてはまあまあでした。
やるだけやった。何度も繰り返したあの問題は完璧だ。
という自信に満ちあふれた顔つきで登校してくる生徒が多かったのはうれしいことです。10分のテストを5分もかからず仕上げます。
逆にさぼった生徒は挙動ですぐに分かります。
成功体験を自力で積み重ねていく子、言い訳を考えることに思考の9割を使っている子。
勝負所で信じられるものは、自分の手で掴み取ったものだけですよ。

かりの

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2009年09月19日

4,5年算数

4年生
先週の「倍数と約数」、今週の「通分を伴う分数の加減と分数同士の乗除」は今後の様々な分野に影響してくる非常に大切な分野です。
「倍数と約数」に関しては、解説の解法をしっかりと理解し、瞬時に再現できるように練習すること。テキストレベルの問題では、書き出しで正解出来てしまいますが連除法含め授業の解法をしっかりと見直してください。
分数の計算に関しては、とりあえずルールを完璧に覚えること。そして、数をこなすことで約数を見つけるスピードを高めることが大切です。「10分で出来るようになるまで繰り返すように!」というプリントが配布されているはずです。頑張って下さい。

5年生
比の復習から始まった新学期の授業です。2回目にも関わらず理解があやふや、スピードのろのろでは困ります。比は分数の別表現です。その意味を確認しながら、テキストレベルの問題は素早く処理できるように。
あとは、「合同の成立条件」「相似の成立条件」は暗唱できるように。

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2009年09月17日

4年生算数クラス 家庭学習宿題進度表

4年生算数クラスでは、家庭学習用の教材として「数の性質」は配布されていますが、2,3学期の進度表を作成いたしました。今週の算数の授業で配布されますので必ず確認して各自進めて下さい。1学期の計算教材と同様、提出の必要はありません。

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2009年09月16日

重要なことは

自分で苦しんで、その末に見つけた人にとって重要性は理解できるが、自分で何もしていない人に「重要だよ」と伝えても絶対にその重要性を「感じる」ことは出来ず、使いこなすことも出来ないのだと思う。
指導者は、ポイントを教えることをしてはいけない。まずは徹底的に困らせる。そして、探すべきものがあるということだけ教えてあげる。

かりの

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2009年09月13日

お皿を大きく

例えば今、80点取る力があるとしましょう。
90点を取れる力を身につける勉強と、テストでミスなく必ず80点近い点を取る力を身につけるテスト勉強は別です。
模擬試験の点が気になるのもわからないことはありませんが、少なくとも6年の夏ぐらいまではじっくり考えて試行錯誤して下さい。

大切なのは今強いか弱いかではない。今後強くなれるような人間かどうかだ。

かりの

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2009年08月26日

夏休みのまとめ

夏期講習は最終タームにはいっています。そして29日から9月6日までは授業がありません。
下記の内容を完璧になるまで繰り返して、2学期からの新たな範囲の学習に備えて下さい。

1年生:足し算と引き算の筆算。桁数がどんなに大きくなっても機械的に出来るように。

2年生:かけ算の筆算。大きな桁の数×1桁については、万全に。九九があやふやな生徒はこのタイミングで必ずマスターしておかないといけません。

3年生:1学期の内容として割り算の筆算は確実に。夏期講習の内容としては、分数と小数の意味についてしっかりと言葉で説明できるように。「3分の1」と「3分の1m」と「〜の3分の1」の区別が大切です。(小数も同様)また、単位の変換も扱いましたのでその復習についても怠りなく。長さ、かさ、重さ、時間について確実に覚えておきましょう。

4年生:夏期講習で扱った2冊の内容は、2学期以降の勉強の大前提です。授業で扱った単元の基本問題は10分以内。練習問題は15分以内で完答できるようになるまで繰り返して下さい。計算テキストを指示されている場合は粛々と。夏休み中に終わるペースで課していました。2学期には新たな毎日の教材が配布されます。

5年生:夏期講習で扱ったテキストレベルは出来て当たり前。1学期最後のテスト、夏期講習のテストゼミの問題のレベルが実施に要求されるものです。この時期の問題は、思考力が問われるものではなく、複雑な手順を覚えることが要求されているだけなのでしっかりと繰り返して下さい。「問題に見覚えがあるけれどどうやるんだっけ?」というのは、勉強不足です。

あと2週間弱。しっかり「自習」しましょう。 かりの

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2009年08月19日

算数の問題を解くにあたっては

出来たか出来ないかより、その問題からどれだけ多くのものを学べるかが大事。 かりの

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karino

プロフィール

東京大学卒業後、大手人事・経営コンサルティング会社で社会人向けのロジカルシンキング研修、指導を担当。その中で、英語教育などと同様小さい頃から考え方の基礎に親しむ必要性を痛感し、2004年に退社、ロジムを設立。現在、都内2教室で小学生を対象に、教科授業と並行してロジカルシンキングの初歩をかみ砕いて指導。 執筆・講演の依頼はこちら

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