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学習について(〜2012) アーカイブ

2009年07月12日

4年算数総復習テスト

今週から3週連続で実施します。既に1回目は全クラス終了しましたね。
4年生の前半は、
(1)基本的な解法を身につけること
(2)わからないことを自分以外の人に説明して、適切な助言を求めること
(3)問題の難しさに慣れ、授業を聴く、問題を解く、復習をすることへの集中力を高めること
が大切です。(1)は基本技術(2)(3)は基本姿勢。
4年生は、添削プリント以外は試行錯誤するタイプの問題はほとんど扱っていません。テストの問題で正確に答えを導けるようになるまで繰り返し取りくんでください。

今回の内容は予告したとおり、これまでの計算確認テストの内容そのままです。
全26問中トップは25問が4名。
20点前後の生徒は、日付を重点的に復習してきた生徒たちでほぼ完璧。間違えた部分は、難易度が高い内容ですが、手順をしっかりと確認すれば類題にも対応可能になるはずです。
15点前後の生徒も、これまでの解説をそれなりに再現出来ていました。これまでより反復練習を増やさなければ、テストで正答するには至らないことを学んだことと思います。あと少し!
10点前後の生徒は、まずは授業内容をきちんと復習し、再現すること。これまでのようにその場の直感で解こうとすると間違えるような問題ばかり並んでいることを理解し、授業を聴き、その内容を思い出しながら問題を解くという姿勢を身につけましょう。

「重要な学習内容」
(1)小数×小数、小数÷小数まで正確に計算できること。これが疎かだと夏休み以降悲惨なことに。
(2)ものを数えるときには、慎重に。普通の感覚ではずれるようなものしか問題になりません。
(3)各図形の「高さ」を正確に捉えること。「高さ」は各辺に対してとることができるので、三角形なら3通りあるものです。頭の中で回転させるのが難しければ、その都度書き出して検討すること。「高さ」の正確な把握は図形の基本です。

以前も書きましたが4年生の内容に応用はありません。苦手な部分も徹底的な反復で覚えこまなくては後で必ず困ります。かけざん九九と同様です。ここから、夏休みにかけて自分で弱点を考え、徹底的に取りくんでください。
夏休み明けからは5年生の内容に入ります。初回から難易度が急に高まり、公倍数、公約数など数の性質を扱いますので基礎をしっかりと固めましょう。

かりの

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2009年07月11日

八名川小学校 ものを沈めたときの深さの変化

体積の授業の5回目は、「水そうの中にものを沈める」です。
深さの変化から、沈めたものの体積を考えたり、またその逆も考えます。
立方体と直方体の体積の復習から、水槽内の水の体積の計算までを扱った後、石の体積はどのようにしたら求まる?ということで考えてもらいました。
10分位考えてもらうと、前振りとして扱った水槽内の水に注目した生徒が、水槽の水に沈めて変化した高さの分×底面積で求められることを発見。消しゴムなどの体積計算にも挑戦できました。
DSCN1264.JPG
実際にミニ水槽を使って考えました。水の変化を正確に測定!!

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2009年07月06日

江東区立八名川小学校にて

今年度から江東区立八名川小学校にて5,6年生の算数の習熟度別授業の1クラスをロジムの講師が担当しています。
今日から2週間に渡って6年生は体積、5年生は立方体と直方体の性質の授業です。
体積の授業では、導入として積み上げられた立方体の個数の数え上げから。
今日は、1人の生徒の考えた数え上げ方を、他の生徒が共有しやすいようにPCで教材を作成。様々な方法でスライスするなど、個人の工夫をわかりやすく伝えることが出来ます。
また立方体の積み上げ問題は、なんといっても見えない部分をイメージ出来ることが大切。予想して確認というプロセスで次第に正確にイメージ出来るようになっていきます。
数多く積まれているものになると、実際の積み木で考えるよりも理解しやすくなります。
DSCN1206.JPG
発表内容に合わせて図形を自由に動かせます。
DSCN1196.JPG
スライスした中も見やすくなります。

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2009年07月01日

やるべきことを徹底できる力

自分の(子供の)力を伸ばせるだけ伸ばしたい。ほとんどの方が「そりゃそうだ。」と同意されることと思います。でも、端から見ると全く無駄に時間と労力を消費している人って少なくないなと感じています。なぜそんな無駄なことを?と思える行動の要因はだいたい大きく2つ。見栄と不安。

(1)現状とかなり乖離している問題にばかり取り組んでいる。
(2)現状の改善事例でなく、現状でもなんとかなったという都市伝説に詳しい。
(3)現状を肯定するために、他者の粗に詳しい。そしてよく話す。
(4)同じ属性(学力とは無関係)の成功者の情報にやけに詳しい。

こういった見栄っ張りで不安な人が飛びつきやすい情報は、たいてい受験を終えて、合格を獲得した同じような人が流通させています。

時間の無駄としか思えないのですが、情報収集に莫大な時間をかけ、思考の多くを割いている方も少なくないと思います。しかもこういった人たちは群れるのでさらに情報交換会に時間を使います。

そういう大人につける薬はないので、放っておきましょう。最近気になるのは、子供の中にそのような行動が見られるようになってきたということです。多くは保護者の影響だったりするのですが、学校内の友人の影響というのも見逃せない要素のようです。
「伸ばす」ことの出来る保護者の方は絶対に上記のような行動に逃避しません。「伸びる」生徒もそのような行動はとりません。(原因と結果が逆なのでしょう)
常日頃から、保護者の方が「自分のやるべきことに向き合うことの大切さと尊さ」を伝えつづけてください。子供の世界は残酷で容赦ないですから、このような思考にすぐに引きずられてしまうのです。

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2009年06月28日

チェックポイント 4年算数

今週で夏期講習前の内容は一通り終了です。特に大切なのは以下の分野。
・小数×小数
・小数÷小数
・四角形、三角形の面積(特に、各辺に対して「高さ」を正確に把握できるように)
・等差数列の個数を正しく求める(差が小数でもやることは同じ)
・日付の計算
・碁石の数え上げ
・~倍の条件を含んだ線分図
について休講週を使ってしっかり復習しておきましょう。確認テストは全8回実施されました。それぞれの内容は「完璧」を目指してください!

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2009年06月24日

しつこくしつこく

何度か同様の内容を書いていますが、間違えた問題というのは宝。しっかり見据えて取り組みましょう。
休講週に新しい添削プリントをどばっと提出して、直しはまた次の休みまでほったらかしという生徒をたまに見かけます。新しい問題に取り組む前にまずは間違い直し。大変ですが、重要な優先順位です。

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2009年06月21日

わからないことと付き合う姿勢

完璧主義とはよくいったもの。何かを完璧に出来ることなんてあるのでしょうか。
わからないことにすくなくとも何日か立ち向かい続けるというのは、高学年になればなるほど必要で、難易度の高い問題や仕事に立ち向かうには必然的に必要なことだ。正直、何日かで解決できるようなものなら良い方で、何ヶ月、何年とかかることもざらであることは、社会人としてまともに働いたことがある大人ならば当然経験としてわかっていることだと思います。
一番コミュニケーションを取る時間が長い大人である保護者の方が、壁にぶつかってぐずっている子供達を励まして、ぶつかっていること、そして悩み続けていること自体の価値を教えてあげてください。答えを教えてあげることは本人の力を伸ばすことにはなりません。子供がぐずらなくなるのでかかる手間は省けますがそこは保護者にしかできない、時間と手間を惜しんではいけない非常に大切なことだと思います。
自分の力で掴み取ったという実感のないものは勝負の場面で信じることはできません。

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2009年06月15日

授業を大切に

苦手なので予習や先取りをする。悪くないと思うのですが、生徒の性格によって逆効果の場合も。
生徒によっては、先取りをしていることで安心をしてしまう場合があります。授業冒頭は、「知ってる」「家でやった」と威勢が良いのですが、そもそも苦手ですから授業終盤には追いつかれます。注意すべきは、子供は勘違いしやすく、いつの間にか出来る気がして、授業に対する集中力が下がっていることがあるのです。
周りの出来が気になって仕方がない、周りより出来ないと感じるととたんに落ち着きがなくなるというのは、授業に参加する上で根本的にマイナス要素です。事前に内容を教え込んで、落ち着かせるというのは解決になっていません。それなら家ですべて学べばよく、塾には安心しに来てているだけです。出来ないことを見つけて、しっかりと聞く姿勢。普段からのお声がけが非常に大切です。

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2009年06月01日

4年生諸君!!!!

先週の授業冒頭で実施された計算確認テスト3の出来が非常に悪いです。
満点で当たり前。そうでないと今後の学習の大きな支障となります。
今週は休講週です。徹底的に練習しておいてください。
来週の授業冒頭で再度確認テストを実施します。内容は色々な四角形の面積と小数同士のかけ算&割り算。断固満点で。

苅野

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2009年05月20日

4年生諸君。断固復習すべし

この2週で「四角形・三角形の面積」「小数同士のかけ算と割り算」を扱いました。
基礎中の基礎。しっかり復習しておいてください。

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karino

プロフィール

東京大学卒業後、大手人事・経営コンサルティング会社で社会人向けのロジカルシンキング研修、指導を担当。その中で、英語教育などと同様小さい頃から考え方の基礎に親しむ必要性を痛感し、2004年に退社、ロジムを設立。現在、都内2教室で小学生を対象に、教科授業と並行してロジカルシンキングの初歩をかみ砕いて指導。 執筆・講演の依頼はこちら

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