
ダイヤグラムの利用【対象学年:5年生以上(6年生以上推奨)】

下のグラフは、Aさんが7時30分に家を出て、Bさんの家に行き、そこで4分間休んでからBさんといっしょに学校へ行くときの時刻と道のりの関係を表しています。また、このグラフの中には、Aさんのお姉さんが自転車で2人を追いかけ、7時58分に追い越して8時ちょうどに学校についたようすも描かれています。これから、AさんとBさんは何時何分に学校に着いたことがわかりますか。

速さと道のりに関して何も与えられていないので、比を利用するしかありません。
8時6分
AさんとBさんが4分休まなかったすれば、ずっと一定の速さでAさんの家から学校まで行ったことになります。よって、Bさんの家で4分休むのではなく、Aさんのスタートが4分遅れた(つまりBさんとBさんの家の前で会い、休むことなく学校まで行く)図を書きこんでみると、下のようになります。これより、Aさんの家からAさんのお姉さんと出会った位置までに、AさんとBさんは24分かかり、Aさんのお姉さんは6分かかったことがわかります。
同じ道のりを進むのに、AさんとBさんは4倍の時間がかかるわけですから、Aさんのお姉さんが学校に着くまでに8分かかっているので、AさんとBさんは32分かかっています。
よって、7時34分+32分=8時6分とわかります。
また、ダイヤグラムで重宝される「三角形の相似(ピラミッド・クロス)」を利用しても回答可能です。
下の図から、青いピラミッドに注目して赤いクロスの相似比が3:1とわかるので、8時から6分進めればよいことがわかります。
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
~2箇所でブログランキングに参加しています~
1.
2.
-------------------------------------------------------------------------------------------------------
ところで、こんなのはじめました。
参考書選びの参考にご利用ください。
ロジム2階参考書コーナー