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倍数に注目しよう【対象学年:5年生以上】




倍数に注目しよう 【対象学年:5年生以上】



345は3で割り切れます。

1473は3で割り切れます。

857421は3で割り切れます。



このとき、

345の各位の和は3+4+5=12

1473の各位の和は1+4+7+3=15

857421の各位の和は8+5+7+4+2+1=27

となり、それぞれ3の倍数となっています。



次の問いに答えなさい。



(1)下記はなぜ各位の和が3の倍数であれば3で割り切れるのかを説明した文章です。

  空欄に入る数をいれなさい。



1473を、各位に分けて式で表すと、

1×1000 + 4×100 + 7×10 + 3

となります。

次に、式をわけると次のようになります。
1×[ ア ]+1 + 4×[ イ ]+4 + 7×[ ウ ]+7 + 3

とすると、各位の数を1個ずつ集めることが出来ます。
1×[ ア ] + 4×[ イ ] + 7×[ ウ ] + 1+4+7+3

これを、それぞれ3で割れば下の式のように
(1×[ エ ] + 4×[ オ ] + 7[ カ ] + [ キ ])×[ ク ]
とまとめることが出来ます。
よって、各位の和が3の倍数であれば3の倍数といえます。

同じ考え方で[ ケ ]の倍数も説明できます。



























7×5は7が5つと考えると、7×4+7と表せます。



























ア 999
イ 99
ウ 9
エ 333
オ 33
カ 3
キ 5
ク 3
ケ 9







1×1000 + 4×100 + 7×10 + 3をそれぞれ、
1×999+1 と 4×99+4 と 7×9+7 と 3 
にわけることがポイントです。
こうすることで、1×999と4×99と7×9は3
そして、残った1+4+7+3(各位の和)が3の倍数であれば全ての数が3で割り切れるといえますね。

ケについても1×999と4×99と7×9は9の倍数といえるので、残っている各位の和が9の倍数であれば、9で割り切れるといえます。



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