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ひとりごと・雑談 アーカイブ

2009年01月12日

静かなスタート

世界ふれあい街歩き 台北編 を見ながら。台北は何回も訪れている好きな街です。初めて訪れたとき1泊2万円位の部屋に泊まったら信じられない位広くて、「物価が安くていいなー」と思っていたらレートの計算で1桁間違えていてで20万円だったことがありました。逃げ出すように1泊でチェックアウトした思い出が。

土曜日から中学入試がスタートです。函ラサ、開智、土佐塾が終わりました。授業で応援に行けなかったせいか、何となく静かなスタート。やはり初回はみんな緊張するのでしょう。試験後にロジムによった生徒も少し目の色が変わり、少し浮ついていました。成人の日の今日は西大和と独協埼玉と佐久長聖です。苅野は西大和へ行く予定です。序盤の難関校第一弾です。応援レポートは余裕があったら後ほど。

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2009年01月05日

騒がしい新年

相変わらず、元気な6年生。理科の分野別に加え、社会のまとめ、そして若干の算数の演習という感じで長時間ですが帰宅時間になっても大騒ぎ。お気楽偏差値は全員70超えといった感じです。
6年生の教室でぱらぱらとめくっていた中学への算数の学力コンテストの優秀者に下級生で掲載されている生徒が2名。それを見て、燃えるもの、意味不明なことを口走るもの、相変わらずマイペースを維持するものそれぞれ。
ぎりぎりまで頑張らせている中で、それぞれがなんとか泳ぎ方をマスターしてきた。とにかく勉強し続けることが大切。直前になると、余計なことをし始める人が多いが、最後まで優先順位をつけて勉強し続けることが大切。この時期の急な参戦で子供に迷惑を掛けるお父さんは多いのでご注意を。勉強して学力をつけること以外で合格へ近づこうというのは、怪我の元です。
去年は、3日の筑駒で雪にまみれました。3年前は、雪で電車が遅れるなか錦糸町の駅からタクシーで渋幕まで向かいました。同乗した日能研の生徒は受かったのかな。今年は良い天気になるとよいですね。

備忘的に本年度のおおまかな予定
第一陣:函ラサ、西大和、開智、土佐塾、佐久長聖、淑徳与野、明の星、独協埼玉
第ニ陣:市川、東邦大東邦、渋谷幕張、専大松戸
2月1日:駒場東邦、開成、武蔵、芝、渋々、桜蔭、フタバ、吉祥女子、普連土
2月2日:攻玉社、聖光、青山学院、久我山、女子学院、豊島岡、吉祥女子、普連土
2月3日:筑駒、豊島岡、早稲田

吉祥女子は1日19時発表、普連土は23時・・・。体調を整えましょう。
渋々と豊島岡は1次の発表を待たずに2次を受けなくてはいけないのは相変わらず。
ラインナップはあまり変化がないので入試応援の写真もいつも通りになりそうです。3日の夜はぐっすり寝られますように。
1月10日の函ラサまであと1週間を切りました。まあ、淡々といきましょう。

今年の抱負
(1)とりあえず6年生を無事に中学生にする
(2)そして断固痩せる
(3)そしてバスケ部を月1で活動させる
(4)そしてロジムの生徒が全員算数&数学好きになる

追伸
5年生が頑張ってますね。少し前まで心配していましたが、意識の変化を感じます。

苅野でした。

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2009年01月01日

あけましておめでとうございます 2009元旦

あけましておめでとうございます
わくわくしています。何か良いことが起きるのではという予感があるわけではありません。しかし、1年という時間は自分の力で本当に大きなことが成し遂げられるものだという気持ちでいます。
断固たる決意を持って、「続ける」ことの大切さと強さを忘れずに。ロジムは2009年も皆さんそれぞれが、それぞれの目標を達成することを応援していきます。
2009年元旦
学習塾ロジム 苅野

2009nenga.jpg

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  • あけましておめでとうございます 2008元旦

  • 2008年12月29日

    基礎科学

    今年のノーベル賞物理学賞は、日本のトップ理論物理学者が獲得しました。一般には知られていなかったと思いますが、業界ではイチロー級に誰もが知っている方々でした。なかなか注目されず、そして理解もされない基礎科学に光が当たる良いきっかけになってもらいたいものです。
    そもそも、最先端の科学理論など一般人には理解できません。文化として、こういった分野の研究者を盛り上げる土壌が必要なのだと思います。スター学者が、やる気のない学部生の授業を持たされていたり、どうでもよさそうな運営のための会議に出席させられたりしている姿はなんとももったいないと思います。
    そういった土壌がない国からは、どんどん頭脳が流出していってしまいます。

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    2008年12月24日

    いらないやさしさ

    四谷大塚の合不合判定テストの判定が甘い。具体的には、合格可能性の下限が20%になったこと。3年前まで下限は5%だった。本当に大きな違い。有望校、適性校、チャレンジ校に並んでいる学校もそのネーミングとは乖離している。色々な気遣いと要望があってのことだろうが、受験はシビアだ。現実的なデータに向き合えず、都市伝説にすがるようでは効率的な勉強も出来ないし、結果もついてこない。

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    新発見と

    最近、録画した放送大学の番組を見ているのだが、倍速にしても聞き取り可能なことが判明。半分の時間で済む。最初は少し大変だったが、慣れれば問題ない。時間が足りないと感じるようになっていたのでうれしい発見。

    寒くなってきましたね。代々木教室への移転で思い出すのは私の中学受験。通っていた塾から出て行った先生たちについていき小さなアパートで勉強をしていたのですが、12月に新しい校舎が完成しました。生徒は前の塾からついてきた6人だけ。3階建ての建物で走り回っていました。

    楽しかった思い出、うれしい思いは、成功体験として次に頑張る原動力になります。生徒の皆さんも、楽しんでくださいね。

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    2008年12月22日

    授業日記

    日曜夜の楽しみ「世界ふれあい街歩き」が今日はやっていないのでさみしい気分の苅野です。
    日曜日の3年生の授業。講習前の最後の授業はテストでした。すでに何回か実施しているため記述式をうまく使える生徒が増えてきたのはとてもうれしいですね。
    解説をノートに書き写すだけでなく、自分のテストを持ってきて「どこで間違えたのかがわからないので見てほしい」という生徒がいました。学力を高めるために必要なことを実感を持って身につけられるってとても大きな武器ですし、低学年の学習目標の中でも最も重要なものです。

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    2008年12月15日

    強さ

    世界ふれあい街歩き コロニア・デル・サクラメント(ウルグアイ)編を見ながら
    ロジムバスケ部の初回練習から帰宅。なかなか盛況でした。
    そういえば、私は小学校の時に通っていた塾でもクラブを作っていました。サッカー部とキックベース部。駅前で活動していて、ボールが道路に出てしまい車に踏まれて破損した後はなぜかリレー部。塾の周りでリレー大会を開催していました。意外な友達が足が速くて盛り上がりましたね。
    私の通っていた高校では、体育=スポーツ大会の色合いが濃く、個人種目も団体種目も記録と対戦結果によって成績がほとんど確定するというものでした。これが盛り上がるし、それぞれ工夫をして努力をするし、結局良い循環になっていました。泳げない生徒が必死に練習していたのを覚えています。水泳の期末試験が個人メドレーとかでしたので。
    私はこういった勝負事から学ぶことって多いと思います。個人の間に圧倒的な能力差があることを認める所からスタートしなくてはいけないこと。その中で自分の武器を見いだして磨き、弱点を補強すること。ルールの中でゼロベースで戦略を構築すること。そして、だれも結果を保証してくれないなかで努力をしなくてはならないこと。さらに相手は同じように努力をしている人間だということなど。
    こういった中で育まれる「強さ」は非常に重要なのではないかな。子供だけでなく、大人にもそういった強さがなくなっている気がします。

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    2008年12月11日

    名トレーナー

    自分が二人欲しいと、妄想することが良くあります。行動する自分と、行動を管理する自分。
    行動の内容やバランスについて管理する、復習して改善する、目標を設定して
    具体的な行動のレベルまで細分化しておく、といった作業を、実際に生活しながら
    安定して行っていくことがときどきものすごく面倒くさくなってしまいます。
    あるいはもっと単純に時間がとれないとか。
    そんな風になると生活全体の生産性がどすんと落ちてなかなか這い出せなくなってしまいます。
    もう一人自分がいて、こっちが生活に集中している間にいろいろ計画を立ててくれたら
    どんなに楽だろう、と思います。

    昔、ある方としゃべっていて
    「そういえば、トップレベルのアスリートってトレーニングでも試合中でもものすごく
    頭を使うと思うんですが、やはりすごく頭が良いんですかね?」と質問してみたこと
    があります。そうしたら「いや、ああいう場合はたいていトレーナーがすごく優秀なんだよ」
    とおっしゃっていました。

    授業という短い時間の間しか関わることができないのですが、それでもその時間帯だけは
    子どもたちが努力するだけでぐんぐん前に進んでいけるような名トレーナーに
    なりたいなあ、と常々思っています。

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    2008年12月04日

    「発想力」は才能?

    最近殊に、と言うわけでもないのですが人と話していると時々「発想力」という
    言葉を耳にします。定義はあいまいなのですが、どうも(多少意外性があってかつ興味深い、あるいは
    説得力のある)アイディアを出す力、という意味のようです。
    使われている文脈から判断するに、おそらくアレルギーや身長等といっしょでかなり
    先天的な才能と捉えられているようです。

    しかし、実感的には少なくとも小学生のレベルにおいてはこれはむしろかなり後天的に身についてくる要素
    な気がします。具体的に言ってしまうと小学生レベルでの「発想力」はほぼ確実に「知識量」あるいは
    「語彙の豊富さ」に比例していると思います。

    例えば、「卵を産まない動物ってどんなのが思いつく?」と聞いて「クジラ!」と答えられる子どもは、
    何も先天的に思いつく力が優れているわけではなくて、
    もともと「卵を産まない動物→哺乳類」「クジラは哺乳類である」という知識を持っているわけです。

    「発想」といわれるものの99%まではおそらく「連想」です。「知識」というのは思いをめぐらせる
    ための回路ですので、知識が多ければ多いほど連想でたどっていけるルートが多くなります。

    「○○って聞いて何を思いつく?」と聞かれて「何も思いつかない。。。。。。」と止まってしまう子は
    そこから連想していくルートがない、あるいは持っていても記憶のかなたにあってとっさに出てくるほどには身近
    でない、というだけだと思います。

    あともうひとつ、いわゆる発想力を左右する要素があるとしたら、それは「ずうずうしさ」「思慮の浅さ」かもしれません。
    何かを思いついたときに「でもこれは妥当な答えではないかもしれない」と考えないこと。
    作文を教えていて何もアイディアが出てこない、という子に
    「○○なことって全然、一個も思いつかないの?」と聞いてみると「△△って考えたんだけどかくかくしかじかで
    だめそうだし、□□はうんたらかんたらで上手くいきそうにないし」、と頭の中でいちいち考えにだめだしをしてしまっていることが良くあります。
    そういう時は「だめかどうかは後で考えればいいから、とりあえず思いついたら書いちゃいな」とアドバイスします。
    アイディアを出すときは、余計なことは考えずにひたすら無責任に出してしまうことがコツなのですが、
    そういったものは技術と態度の問題なのでちょっと訓練すれば身につきます。
    世の中にはどうしても先天的な要素、いわゆる「才能」によって左右されてしまうこともあると思います。
    しかし、遺伝子によって左右されるとはっきり証明されてもいないことを、自分から「才能」という言葉
    であきらめてしまうのはとても非合理だしもったいないことだと思います。

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    karino

    プロフィール

    東京大学卒業後、大手人事・経営コンサルティング会社で社会人向けのロジカルシンキング研修、指導を担当。その中で、英語教育などと同様小さい頃から考え方の基礎に親しむ必要性を痛感し、2004年に退社、ロジムを設立。現在、都内2教室で小学生を対象に、教科授業と並行してロジカルシンキングの初歩をかみ砕いて指導。 執筆・講演の依頼はこちら

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