自分(ヒト)の体を理解していますか?
下の図は、ヒトの体の骨を表しています。ヒトの体は、およそ200個の骨でできていますが、この中で最も長い骨はどれですか。次のア~オから選び、記号で答えなさい。
ア.鎖骨(さこつ)
イ.背骨(せぼね)
ウ.骨盤(こつばん)
エ.指節骨(しせつこつ)
オ.大腿骨(だいたいこつ)
ありません。
オ.大腿骨(だいたいこつ)
図から、最も長い骨を探すと多くの人がイ.背骨を選びます。
たしかに、首から腰までをつなぐ骨ですから「長い」イメージがあると思いますが、実はそうではありません。
背骨は、腰を曲げるために柔らかな動きができなければなりません(長い1本の骨だとしたら、曲げられません)。
よって背骨は小さな臼状の骨が軟骨によってつなげられる「軟骨接合」とよばれるつながり方をしています。
すなわち、背骨自体はとても小さいのです(下の図参照)。これより、ヒトの体の中で最も長い骨は、足のオ.大腿骨となります。
さて、先週から小5の生徒たちがヒトの体について学習しています。この骨に関しては「3つのつながり方と動き」について主に学習するわけですが、それをただ暗記するだけではもったいありません。
1.ほう合・・・板状の骨がかみ合い、まったく動くことはないつながり方
2.なん骨接合・・・小さな骨が軟骨でつながっているため、しなやかに動くつながり方
3.関節・・・骨どうしが間をあけて筋肉やじん帯などで結ばれ、大きく動かせるつながり方
これから、軟骨接合の背骨が小さな骨の集まりであることも、問題に活かしたいところです。
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ところで、こんなのはじめました。
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