2010年度入試シリーズ (3)麻布中学校【理科】より
みなさんの身のまわりにある物質は、とても小さな原子という粒からできています。また物質によっては、いくつかの原子がくっついてできた分子という粒が集まってできているものもあります。
原子の種類はたった100種類くらいしかないのに、身のまわりにはきわめてたくさんの種類の分子があります。これはなぜでしょうか。
そのようなことを考えるモデルとして、図1の玉を「原子」と考え、それらが結びついてできるものを「分子」と考えることにします。
これらの玉の形はいずれも球で、同じ種類の玉はすべて同じ大きさです。2と3と4はほぼ同じ大きさですが、それに比べて、1の大きさは他の玉よりかなり小さなものとします。そして、それぞれの玉にかかれた数字は、その玉と接する玉の個数を表し、その数より多くなることも少なくなることもありません。
(問題文以下省略)
4個の玉すべてが、3個の玉とくっつけばよいのです。
3個をくっつけて正三角形をつくり、その上に1個をのせた形(正四面体)。
それぞれの玉から手が3本ずつ出ていて、それらが握手をすると考えてみましょう。
まず、2つの玉が3本ずつ握手をしてしまうと、残りの玉がくっつくことができません。そして、3つの玉をくっつける際に、下の図のように1列(L字も結局同じことです)にくっつけてしまうと、手が5本あまり、残りの1つの玉とちょうどくっつけることはできません。
そこで、3つの玉を輪のように(実際は正三角形型)くっつけてみると、ちょうど手が3本あまることがわかります。この状態で残りの1つをくっつければよいのです。
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ところで、こんなのはじめました。
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