自分で導ける公式は、より記憶に残ります。2009-07-21

自分で導ける公式は、より記憶に残ります。

次の図は、東京(北緯36°)における春分の日の地球と太陽の位置関係を表しています。この図の中に、この日の南中高度を書き入れ、求めなさい。ただし、必要な線などは消さずに残し、例のように、黒くぬりつぶして示すこと。
高度は、地面(地平線)からどれくらいの高さにあるかを表しています。
高さを書き込む上で、まずは「地平線」を正しく書かなければなりません。地球は球体ですが、観測者の地球に対する小ささを考えれば平面と考えることができるので直線で表せます。また、太陽は地球から十分に遠いため、地球に届く光は太陽が放つ光の一部でしかありません。よって、平行光線であり、春分の日(秋分の日)はそれが赤道と平行になります。
これより、90°-36°=54°と計算できるのです。
また、北緯をN°とすれば、この作図から「春分の日の太陽の南中高度=90°-N°」という公式が導けたことになります。
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ところで、こんなのはじめました。
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