メイン

ひとりごと・雑談 アーカイブ

2009年01月23日

久々に三国志のお話でも

こんにちは広田です。
久しぶりに三国志のお話をしたいと思います。

今回はまだ紹介していなかった武将、呉の大都督の呂蒙(子明
)です。
個人的には、結構お気に入りの武将です。
ちょっと前に話題になった「レッドクリフ」にも出ているので
しょうか?
史実では呂蒙も赤壁の戦いに参戦しているのですが、どうでし
ょうか。

さて、さっそく呂蒙の説明に入りましょう。
彼は親族の縁もあり、若いころから孫策に用いられ、側近を務
めていました。
その頃は腕っ節ばかりで、教養とは無縁と言っていいほどでし
た。
それでも数々の戦いで功績を挙げ、荊州(呉と蜀がこの地を何
度も巡り争いました)をめぐる一連の戦では、
常に大将に任命されるなど輝かしい戦果を残しています。

あるとき、主君の孫権や周瑜に教養の大切さを諭されて勉学に
励むようになり、
結果としてそこらの儒学者にも勝る学問を身につけたといわれ
ています。

そして呂蒙関係で故事成語が2つあります。
2つも後世に残しているのは、すごいことだと思います。

「呉下の阿蒙に非ず」
「士別れて三日、即ち更に刮目して相待すべし」

というものなのですが、まず一つ目で
「呉下の阿蒙に非ず」というのは「呉にいた頃の蒙ちゃんでは
ない」という意味で、【阿】は、「~ちゃん」というニュアン
スです。
これを言ったのは魯粛という周瑜の後任者で、軍司、政治に優
れた人物です。

魯粛は荊州を担当していて後任に呂蒙が選ばれ、久しぶりに会
った呂蒙に色々と質問したら、
ぺらぺらと答えを言う呂蒙の姿をみて、さきほどの言葉を言わ
れたそうです。

それに対して呂蒙は「士別れて三日、即ち更に刮目して相待す
べし」
(日々鍛錬している者は三日も会わなければ見違えるほど変わ
っているということ。転じて、いつまでも同じ先入観で物事を
見ずに常に新しいものとして見よという意味)と言ったそうで
す。
日本では「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉があ
りますが、呂蒙の言葉を元になっています。すごいですね。

そして、呂蒙の一番の手柄といえば、やはり「関羽」を捕えた
ことでしょう。
あの劉備の義兄弟の「関羽」です。
細かく言うならば実際に呂蒙が捕えたわけでなく、その作戦の
総司令が呂蒙だったわけですが。
三国志史上、最強の武人と謳われた関羽を捕えたということで
彼の名声は三国に広まりました。

しかし呂蒙は関羽を捕えたのち、しばらくし病死してしまいま
す。
享年42歳でした。


2009年01月22日

寒さ対策再び

寒さは日々ますばかりですね。時々ふっとあたたかくなる日もありますが、
基本的には太陽はつつましく北風に順番を譲っているようです。

6年生の受験ももう間近にせまり、体調管理がますます大事になるこのシーズン、
先週に引き続き我が家の防寒アイテムについてご紹介していこうと思います。

先週はもっぱら起きている間の寒さ対策について紹介していましたが、
今回は睡眠中をテーマにしようと思います。

睡眠中は活動のレベルとともに体温や唾液・涙などの水分の分泌量が
低下するので、寒さにも乾燥にもとても弱くなってしまいます。
風邪をひく時だって、「朝になったら風邪をひいていた」というパターンの方が、
昼間「あ、風邪ひいた」と気づくことよりずっと多いはず。

我が家で眠るときの必須アイテムは分厚い靴下です。できればスキー用靴下や毛糸の靴下
のように太い繊維でできていて、かつゆるくて締め付けないもの。
睡眠中の靴下に関しては「重ね着の法則」はあまり生きないようです。
二枚重ねると血流が悪くなってしまって逆効果だとか。
心臓から遠い位置にあったり、立っている間は黙っていても血がたまる位置にあったり、
そもそもデザインが少しきつめに作ってあったりすることなどが関係しているのだろうと思います。
昔フィンランドに旅行に行ったときにヘルシンキの港の市場でおばあさんが編んでいた
毛糸の靴下を買ったことがあったのですが、まるで長靴のように頑丈であったかくて
長年愛用していました。残念なことに片方がなくなってしまって今は使っていないのですが、
できればもう一度手に入れる機会がないものかと思っております。

寝巻きですが、こちらはかなり重ね着するようにしています。寝相が生来あまりよくないので、
布団はふとした拍子にはがしてしまって翌朝起きるまでそのままということも多々
あります。寝巻きに関してはさすがにふとした拍子にぬいでしまうことは
まずないので、万一布団がはがれても風邪をひかないようにかなり厚着をしています。

電気毛布はあまり使わないようにしています。これは特に根拠はないのですが、
どうも電気毛布を使うと翌朝体に変なコリがあるような感覚があって頭がすっきり
しないような気がします。ただ、これはあくまで竹村の主観です。有効な寒さ対策
であることは確かですし、好きな人はぜひ使うべきだと思います。

寝ている間にヒーターを付けっぱなしにすることもあまりしません。我が家の寝室にある
ヒーターは石油やガスで動いているわけではないので、全く空気中に水分を補給して
くれません。付けっぱなしにしておくとのどと目がカラカラになってしまいます。
それから、音も少し気になります。その代わり眠る前の2~3時間は「強」で
回しています。
これも、何がどのくらい気になるかやヒーターの種類によって使い分けれるのが
ベストだと思います。

また、夏場ほどではなくても睡眠中は水分が不足しやすいので眠る前の水分補給も
習慣づけておくとよいと思います。

こんなところでしょうか。
なんだかあんまり目新しいアイディアもなくてがっかりさせてしまったかもしれません。
しかし、健康の管理には当たり前のことを当たり前にやっておくことが一番の近道です。
それこそ帰った後の手洗い、うがいなど。
ベストの自分で挑みたいタイミングに合わせてベストの自分を保っていく、作っていくのも
ひとつの技術です。がんばりたいときにきちんとがんばれるようにがんばっていきましょう。


2009年01月20日

千葉シリーズ開幕

 こんばんは。いよいよ中学入試の千葉シリーズが開幕しましたね。今日の市川中の入試を皮切りに、東邦、渋幕と強豪校の入試が続きます。
 2/1~の東京入試を前に実際の緊張感のあるテスト、テスト中に解けなかったときの対処、テスト後の時間の使い方をしっかり身につけましょう。テストの見直しは大切ですが、点数には拘泥しないこと。すぐ次に向かって自分にたりなかったものは何なのか?をしっかり考えて行動するようにしましょう。

 ひとつ大切なことは、みんなに伝え残したことはないということ。テストで初めて触れる問題は他の人にとっても面食らう問題です。ただそのときの対処によって結果が大きく変わります。

 気が急いたとき、頭がかっとなってしまったときこそ、大きく深呼吸をして少し時間をおいてください。そして冷静に問題文を読んで、自分が身に付けた考え方で対処できそうな問題に集中して取り組む。あくまで冷静に自分の身に付けた知識で勝負する。
 
 市川の理科の問題の最後の問題で、「月が常に地球に同じ面を見せている」のと同じ理由だと冷静に考えられたかどうか、社会でも漢字がわからないなどと浮き足立たずに、自分の知っている問題をしっかりと解き、その上でちょっと記憶があいまいになっている問題に時間をかけて思い出すという作業を淡々とこなせたか、そういった心がまえが大切です。
 
そして今日のテストは忘れて、明日のことに集中すること。われわれも君たちの知識のぬけや論理の理解が不十分なところはチェックし、できる限り反芻させた上で、2月1日に臨みます。君たちも今以上の集中力と向上心をもってこの10日間を最後までがんばりぬいて欲しいと思います。


2009年01月19日

正多面体は5種類しかない

私が初めて知ったとき「不思議だなー。」と思ったことです。正多面体とはすべての面が同じ正多角形となっている立体のこと。一番最初に学ぶのは正六面体の「立方体」ですね。直感的にはいくらでもつくれそうなのですが、実は5種類しか存在しません。
%E6%AD%A3%E5%9B%9B%E9%9D%A2%E4%BD%93%20%28Tetrahedron%29.jpeg%E6%AD%A3%E5%85%AD%E9%9D%A2%E4%BD%93%20%28%E7%AB%8B%E6%96%B9%E4%BD%93%29%20%28Hexahedron%29.jpeg
    正四面体(面は正三角形)      正六面体(面は正方形)   


%E6%AD%A3%E5%85%AB%E9%9D%A2%E4%BD%93%20%28Octahedron%29.jpeg
    正八面体(面は正三角形)

%E6%AD%A3%E5%8D%81%E4%BA%8C%E9%9D%A2%E4%BD%93%20%28Dodecahedron%29.jpeg%E6%AD%A3%E4%BA%8C%E5%8D%81%E9%9D%A2%E4%BD%93%20%28Icosahedron%29.jpeg
   正十二面体(面は正五角形)     正二十面体(面は正三角形) 

なぜ正二十面体より面が多い正多面体は作れないのでしょうか。実際に試してみると面をいくらつなげてもお皿のようになってしまうのですが、簡単なものではオイラーの多面体定理

頂点の数 - 辺の数 + 面の数 = 2

から証明できます。紀元前3世紀ごろにエジプトのアレクサンドリアで活躍した数学者エウクレイデス の著作「原論」という本の中でも説明されています。

正多面体は、適切に頂点を選ぶことで別の正多面体を作ることができます。 代表的なものは各面の中心を結ぶという操作で、
正二十面体 ↔ 正十二面体
正六面体 ↔ 正八面体
正四面体 ↔ 正四面体
の様に作ることが出来ます。
      


2009年01月18日

爺のひとりごと031

爺じゃ。

さぁ、昨日、今日と「大学入試センター試験」が行われておったのぅ。

高校入試は「世間一般的な入試」であるのに対し、
中学入試は「首都圏で過熱し注目される入試」、
そして、大学入試は「直接的に人生を決め得る大きな入試」というのが、
世間的なイメージじゃろうか。

しかし、どんな入試であろうと受験生にとっては「本気で勝負を挑む試験」に他ならぬ。
ここまできたら、やるしかない。
振り返る暇があったら、直前の直前まで足りないものを補う努力を怠らないでほしいものじゃ。
試験の朝にたまたま見ていた単元が、出題されるということもあるのじゃから。

爺から送る、最後の応援メッセージじゃな。
おやすみじゃ。(爺)


2009年01月17日

ネタがまったくありません

ロジムホームページの時間割の「設置クラス」をすべて
2009年度時間割に変更しました。
http://www.lojim.jp/


残りわずかではありますが2008年度の時間割を確認したい人は、
直接メールをください。


と、話は変わって最近、中学受験をする理由に
「公立の学校はあれてるから」という方が多いですが、実際どのくらいあれているんでしょうかね。。。
私立とくらべたなにか数値的なものってあるんでしょうか。
もしあったらちょっと見てみたいですね。興味ありです。

各言う野村の通っていた中学はまさに荒れていましたよ。
田舎の公立でした。はい。そりゃもうすごかったです。

いろんな子がいるという意味で公立のいいところはありますが、
余計な苦労をしたなあという感覚もやっぱりありますね。

さて、何が言いたいかよくわかりませんが、
都内の公立ってどのくらい「荒れて」いるのかなあ、ほんとに「荒れて」いるのかなあ
という書き込みでした。

すみません!ゆっくりブログ書く時間がつくれないです、最近!


2009年01月16日

寒さと空腹

この前、入試応援ということで「浦和明の星」に行って参りました。
実は自分は埼玉県民でして、実家から車で15分で着くという好立地?にありました。
そして初めて応援参加したのですが、入口付近の他塾の応援団の人数に圧倒されてしまいました。
他の先生たちと合流するまで、心細かったのは秘密です…
大人の自分でもビビるのに、受験される生徒さんたちは平気なんでしょうか?
受験にメンタルも大切だなと改めて思いながら長蛇の列を眺めていました。

さて、話が変わって最近は寒さと戦う日々です。
昔より体重が増えたせいか脂肪の壁で守られ余り寒さを感じないのは嬉しいのか、悲しいのか微妙です(笑)
そして、見過ごすことが出来なくなってきているお腹まわりのお肉たちを落とすべく運動をせねば!と奮起し筋トレとゴルフの打ちっぱなしに行ったりしてます。
まぁ筋トレは家の中で簡単にできるのですが、打ちっぱなしは野外で寒さと戦いながらやるのですが(笑)
まわりから脂肪より筋肉のほうが温かいと聞いたのでデマかも知れませんが、ちょっとしたマッスルボディを目指して頑張りたいなぁと思ってます。
しかし、夜中のおやつはやめられない広田です。

さて、広田の腹のお肉の運命やいかに!


2009年01月15日

我が家の防寒アイテム

本当に寒くなってきましたね。くれぐれも体調管理には気をつけて・・・と書くと
先週の頭と全く同じになってしまうのですが、くれぐれも体調の管理には気をつけて下さい。
竹村はありがたいことに生まれつき体は結構丈夫なほうなので、冬場でもあまり風邪をひいたりしないのですが、
それでも手先足先の冷えには閉口します。
私の部屋にはどうやら構造的に欠陥があるらしく、どれだけヒーターを使ってもひゅるひゅるひゅるひゅる
と熱が逃げていきます。そんなわけで、最近のエコロジーブームに乗ったわけでもないのですが
我が家の防寒対策は主に電気やガスを使わないものになっています。あまりスタイリッシュとは
言い難く誇れたものではないのですが、せっかくですのでご紹介しようと思います。

まず欠かせないのは、もこもこのスリッパ。それも出来れば足首まで包んでくれるようなもの。
これはあるとないとで大違いです。靴下とあわせて使うとなお効果的です。
基本的にはこれで足先の冷えとはおさらばできます。

それと重ね着可能な長袖。個人的には見るからに温かそうなものを羽織るよりも、
一枚一枚はそんなにあつくないものを何枚も重ね着するほうが温かいような気がします。
少し温かくなりすぎたときの温度調節が容易なのも利点です。

単純ですが起きている間は活動レベルも高いし、気も張っているのでこれだけでかなり対応
出来てしまう気がします。乾燥対策もしたいのですが、加湿器は音がするのがあまり好きではないのと
その置き場所を見つけたり清潔に保ったりするのが億劫で置いていません。
どうしても喉が乾燥するときはマスクをすることにして、あとはよく水を飲むようにしています。

自分で身につけるものについてはこれくらいなのですが、ここ数年は部屋にも冬場用に改造を加えるようにしています。
具体的には、窓に防寒シートを張ることです。これは予想以上にききました。
ホームセンターなどで売っていると思うのですが、見た目が梱包剤のプチプチシートに似ています。
買ってきたそれを窓のサイズに切り取ってぺたぺたと張るだけなのですが、
温めた部屋の熱のもちが違います。
そういえば、昔留学した先がかなり寒い地域だったのですが、そこでは冬場になる前に
床下や屋根裏に防寒剤を入れる習慣がありました。結構大掛かりな作業になるので
近所で手伝いあってやっていました。そのおかげか、冬はとても長く厳しかったのに、
あまり寒い思いをした思い出がありません。中途半端に寒いところよりも
本当に寒い地域の方が防寒対策がしっかりしているので、意外と屋内に居る限りは
快適なような気がします。我が家では残念ながらここまではできないのですが、
可能な方は一度ためしてみてはいかがでしょう?

いろいろな工夫があるかと思いますが、フル活用して冬を乗り切っていきましょう。
なにかいいアイディアがあれば是非教えてくださいね。


2009年01月14日

今からでも十分力はつく

中学入試がいよいよ始まりました。皆さんの順位が客観的に判断されたのは12月初旬の試験が最後でしたね。そこから2月の本番まで1ヶ月半。ここで大きな変動が起きるんです。

(1)伸びるパターン
危機意識が前向きに敏感になる生徒。自分の距離と合格点との差をしっかりと見つめる。出来ない部分の中でやるべき部分をしっかりと分析する。これは、対策が効率的に進むという点でも大切ですし、本番の試験中でも「出来るもの」「ひっかかったことのある注意が必要なもの」「気づきが必要で深追いしないほうがよいもの」など自分の力と相談しながら判別できるようになります。

(2)沈むパターン
浮き足立って、周りばかり気にする。目の前の問題の出来、不出来ばかり気にしている生徒。気にしても仕方がないことばかり気にして、「たら、れば」ばかり口走っている。そして、地道な暗記から逃げている。社会は最後の1週間でもしっかりやればやっただけ点数になります。12月頃まで暗記以外で点を稼いでいた生徒は要注意。

これは、12月時点の成績の良い悪いとは関係なく、危機的状況を前にしたときに初めて見て取れる個人の資質の問題ですが、日頃からの心構えとして鍛えられるものでもあるので是非意識してもらいたいものですね。


2009年01月13日

終わったら次に目を向ける

 こんにちは。ブログリレー始まって以来、初の「こんにちは」のあいさつとなりました。
入試中は生活が規則正しくなりますね。

 さて2009年の入試もいよいよ始まりました。そして合格発表も次々と出ています。
ぴりぴりと肌寒い空気の中、さまざまな表情を見せるお子様たちを見ていると、
ああ、今年もついに来たか、と思ってしまいます。

 とはいえ、まだ入試は始まったばかり。きのう凱旋した風景を見ていて、気になる点をひとつ。

 入試問題の復習をやるのはよいですが、というよりしっかりやってほしいところですが、
終わったテストの点数なんて気にしている場合ではありません。テストの点数を出すことに
百害あって一利なし!みょうに弱気になるか、調子に乗って浮かれるか、集中力の妨げにしか
なりません。

 できていない問題や初めって知った時事問題、記憶のぬけをチェックしたら、即、次の勉強に移る。
2月の入試は連続で続くのです。一度テストの復習をしたら、瞬時に切り替えて、次の日に備える。
そういう意識を今からきちんと作っておいてください。

                                                  む