メイン

ひとりごと・雑談 アーカイブ

2009年05月11日

事件簿

とある授業で「常識」と称して色々な知識をチェック。

(1)自由民主党と民主党の名前が出てこなかった。
(2)ローマって国の名前ではないんですか?と聞かれた。
(3)都民なのに都知事の名前を知らなかった。
(4)このご時世に舛添厚生労働大臣の顔も名前も知らなかった。
(5)オマバ大統領だと思っていた。
(6)バンコクを中国や韓国と同列のアジアの国だと思っていた。
(7)この期に及んで「東国原」が読めなかった。
(8)現在、不景気だということを知らなかった。
(9)朝青龍がモンゴル人だということを知らなかった。
その他、軽微な事件多数。

こういったものは、すべて答えられる生徒とすべて答えられない生徒に分かれてしまいます。
保護者の皆様。ニュースを見ながら会話をしましょう。ほとんど素通りしている可能性があります。仕方がないのでまとめたプリントは毎年作っているものの、このレベルを新聞やニュースから吸収出来ないようだと先が思いやられる。


2009年05月10日

爺のひとりごと043

爺じゃ。

早起き…。
爺は苦手じゃ。
一度寝たら、起きるのがおっくうになってしまう爺は、
短時間しか眠れないとき(次の日の朝に超重要なことがある等)は、

寝ない。

よく、30分でも寝たほうが楽だよ、とか言われるんじゃが、

断固、寝ない。

起きられるか不安を抱えて寝て、しかもすぐに起きなきゃいけない
という拷問を味わうくらいなら、

とにかく、寝ない。

ま、限界はあるわけじゃが、そういった意味で今週と来週は
激烈に睡眠時間が減る週になる爺じゃ。
う、眠い…。

※とは言っても、まったく寝ないという意味ではないので注意。


2009年05月09日

数のセンスは絶望からも人を救う

小数の勉強した人は是非かんがえてみましょう。
保護者の方も是非。むしろ保護者の方こそ、是非。

言葉は易化してありますが、
元ネタは『経済は感情で動く』(マッテオ・モッテルーリーニー著)です。

人生において数のセンスを磨く重要性がわかると思います。
(大げさでしょうかね。。)

-------------------------
『X病』というほうっておくと絶対に死んでしまうという恐ろしい病気があるとします。


実はこの病気は0.01%の確率でどの集団にも発症しています。
(つまり人間が1万人いれば1人は確実に『X病』にかかっています。)


この病気『X』にかかっているかどうかは検査することができて、
その検査は99.99%の精度を持ちます。

病気にかかっていて、検査を受けると99.99%の確率で
「はい、残念ながらあなたは『X病』にかかってます。」といわれてしまうということです。

(ただ、言い換えればこの『X病』にかかっているかどうかを診断する検査は
0.01%の確率で誤診(間違って診断すること)が出ます。)

さて、あなたが検査を受けると、なんと陽性が!つまり「『X病』にかかってます」という診断が出ました。

さて、あなたが『X病』にかかっている可能性は何%でしょうか。
------------------------------------------------------





多くの人が自分が『X病にかかっている可能性は、(そりゃ検査したんだし、)99%以上なんじゃないの?」と答えます。実際に言い渡された患者だとしたら絶望の淵に突き落とされます。

さて、ほんとうにそうかというと、これが大間違いです。

人口1万人の国を考えましょう。10000人です。このうち『X病』にかかっている人は
1万人の0.01%で1人いますね。
また、かかっていない9999人のうち、その0.01%、つまり1名は、『X病』にかかっていないにもかかわらず、「あなたはX病にかかっています」と診断されます。

つまり、10000人いたら、2名が『X病』にかかっていて、そのうちの1名は本当にかかっていて、
残りの1名は「かかっていないのに、かかっていると診断された」人なのです。

ということは、いま自分が『X病』にかかっていますといわれたら、上記2名のうちのどちらかということになります。50%の確率でそれは誤診、つまり、本当はかかっていないということになります。

人口100万人でも1億人でも同じですね。
正解は50%です。

数字で考えれば納得できるのですが、
もし99.99%あたる検査で「陽性!」といわれたら、普通の人は「もうだめだー」と絶望しますよね。
野村だったらまず絶望します。おそらく。

元ネタのマッテオ・モッテルーリーニーさんの本によると、
ドイツでは毎年10万人の女性が、
癌がないのにマンモグラフィー検査を信じて乳房を切除しているとのこと。
(これは正に上のケースではないですか!ドクター!)

統計や、数字というのは情報をいくつかの軸に切り分け、我々の思考に
整理されたカタチで訴えかける大変便利なものです。
しかし、その情報が得てして受け取る人の判断をミスリードしますね。

(だからといって数学や統計を信じるべきでないということではありません、あくまでも。)

数や統計は、道具です。
自分が受けた印象と判断をつなぐ道具として使えるようになりたいものです。
もっと具体的に言えば、
感覚で判断する前に数字を使って考える習慣を付けたいものです。


人生において数のセンスを磨く重要性に「はっ!」とした話でした。
(大げさでしょうかね。。いや、大げさだとは思いません。)


2009年05月08日

趣味

どうも、こんにちは。広田です。

みなさん、定額給付金ってもう受け取りましたか?
広田はさいたま市在住なのですが、まだです。
GW前には配られるようなこと言ってた気がするのですが、もうGW終わっちゃったよ!?と軽く都市伝説か何かなんじゃないかと疑ってます。

貰えるからには少なからず日本経済に貢献しようと、まだ貰ってもいないのに買い物をしてしまいました。
それがコレ

%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%B3.jpg


マイ・オーブンです(笑)
広田の隠れた趣味の一つ「お菓子作り」を復活させようと思い購入しました。
オーブンレンジは高いのでオーブン機能だけのものですが…

お菓子も中・高校生くらいのときは頻繁に作っていたのですが、最近は「忙しい」を理由に作っていませんでした。
しかも昔から広田家にオーブンはなく、トースターでクッキーとかパイとか焼いてました。時間と手間がかかって仕方なかったのに、それでも作っていたのは時間や心に余裕があったからでしょうか…
あの時代からオーブンのついているキッチンが欲しかったのですが、そう簡単に手に入るものではないですよね。
しかし最近、惰性で日々が過ぎていくように思えてきて一念発起して買いました(オーブンだけですけど)。

そして昨日チョコチップクッキーを焼きました。

kukki-.JPG


形は適当に丸めただけなのであれですが、味はまぁまぁでした。
我が家の犬と一緒にモシャモシャ食べました(犬にチョコは危険ですので基本的には与えないようにしてください。)

次はアップルパイでも作ろうかな、と予想以上に楽しめている今日この頃です。
それでは、また。


2009年05月07日

新しいものと古いもの

 こんばんは。あっという間にGWも終わりを迎えてしまいました。しかも今年は雨が多かったですね。何だか少しさびしい感じのGWだった気がします。もっとも私自身は教室内で時間を過ごしていたので、あまり天気は気にならなかったのですが。
 
 さて、あっという間といえば、先日久々に友人とカラオケなるものをしてみました。いってみて、歌ってみてびっくりなのは、終わりに出る年号。あらまあ、古いこと古いこと。考えてみると最近の歌はじっくり聞いたものがほとんどなかったりして。時のたつ早さにおどろきつつ、ちょっと怖いな、と思いました。

 というのは、常に更新される情報に対して、いつの間にか感度が低くなっていないかということです。
 
 年齢を重ね(というほど長い間生きているわけではないですが)、慣れてくればくるほど、自分の中に蓄積したものだけで、日々の生活が間に合っていく。だから、あえて新しいものに目を向けなくてもやっていけてしまう。それはそれで亀の甲より年の功ということで価値はある。

 しかしやはり世の中、変わっている部分もあるわけで、その動き・流れは常に意識をして知っておかないと、気づいてみると自分の中のものが古臭い役に立たないものになっていた、なんてことにもなりかねない。

 もちろん新しいものが必ずしも善いものであるとは限りませんが、少なくともそれを知った上で、既存のものと比較・検討して取捨選択しないと、と改めて思ってしまいました。
 同時にいろんな分野での新しい情報は私の場合、多くの周囲の方々と話すことで吸収している場合も多くあり、やはり積極的に自分の見聞を広げていかないと、と思ったのでありました。

 まったく、カラオケにまで行ってなんてつまらないことを考えているのでしょう。まあ、歌っている間は気分よく歌っているので、こんなことまったく考えていないんですけど、ふと我に返ったとき(我を忘れて歌っていた?)、こんなことを考えている自分いるのでした。                       
                                               む


2009年05月06日

GWも

今週は休講週。でGW。6年生が朝からずーっと頑張っています。みんな元気でなにより。


2009年05月05日

グループ名としての才能


こんばんは。竹村です。

ラッパという名前のラッパはあると思う?

と、ロジカルシンキングで階層構造を扱う授業中に生徒たちに質問することがあります。
なんだかなぞなぞみたいなのですが、答えは「いいえ」です。

ラッパというのは「トランペット」「トロンボーン」「ホルン」「チューバ」といった
金管楽器全体の総称であって、つまりはグループ名だからです。

野菜っていう野菜はあると思う?と聞いたほうが前提知識があるのでフェアなのですが、
ラッパのほうが不思議な感じがして記憶に残りやすいのではないかと考えて
よくラッパを例にします。

ところで話は大きく変わるのですが、才能という名前の才能はあるのでしょうか?

私は、才能というのもやっぱりグループの名前だと考えています。
スポーツ選手ならなら体格が大きいことだったり、逆に小さいことだったり、
俳優なら顔立ちが良いことだったり、逆に個性的なことだったり、
いろんな状況で求められる要素が違ってそれらがまとめて『才能』と呼ばれます。
「自分には才能がないから・・・」あるいは逆に「自分には才能があるから!」と
いう言葉をよく聞くのですが、それはつまり具体的に何がある、またはないと
考えているの、かいまいち釈然としないことが多くあります。

ものごとを考えるときに適切なレベルというのは常に違うと思うのですが、
(例えば「君はビタミン不足に陥りがちな生活をしているからもっと食べ物を食べなさい」や「ここに閉じ込められてもう三日も何も食べていないんだ。なにか野菜をください」がおかしいように)『才能』という言葉は大概抽象的過ぎて意味をなしていないように思います。

特に、勉強の才能と呼ばれるものはもっぱら脳内での活動なので目に見えにくく、
いったいどういう要素が存在しているのか把握することは困難です。

いろいろな方向から客観的に分析してみて、自分にはこういう素質があること(またはないこと)がわかったという場合はもちろん別ですが、むやみに『才能』という言葉を信じるのは危険だと思います。

お化けと一緒で目に見えないものは基本的に信じない、という態度が一番安全なのではないでしょうか?


2009年05月04日

本が色々増えてきました

続々と入荷中。写真は2階の本棚です。3階はこれの倍ぐらい(の棚)。
090502.jpg


2009年05月02日

ふつふつと

こんばんは。野村です。
土曜の夜というこで(別に日曜休みというわけではありませんが)DVD鑑賞を。

41qLrVfbJ8L._SS400_.jpg
「それでもボクはやってない」

映画の本質が何かを考えるときに、「楽しい」「感動」「共時性」等々いろいろあるでしょうが、
よく考えさせられる映画という意味ではここ最近ではダントツに面白かったです。
見る人は絶えず、「もし自分が『ボク』だったら」「もし自分がこの裁判官だったら」「もしもこの乗客だったら」「もしも、もしも」と自分を登場人部に投影して考えさせられます。

映像としても、おそらくすごく基本的なんでしょうが、的確にその時に心情がゆれてるだろう人に画角が移り、「そう、そこで、その表情なんだよね」と、妙に画に納得できる面白さもあったりと。

とりあえず一生、なにがおきても絶対に混んでる電車には乗らないぞと決意しました(苦笑

-----------------------------------------
最近、外国人友人に「最近なにしてるの?」と聞かれてロジムの事を説明をすると、
「なるほどね、じゃあ、英語で授業してるわけだ。え?!違うの?」
「ロジカルシンキングはいいからとにかく英語教育じゃないの?日本は」
「いいから英語やれ。日本の大学生なんとかしろ。」
と言った声を頂戴すること多々です。

そうなんですよね・・・。教育を、特に、ロジムのように「将来社会で活躍する人材を」
という切り口で語る時、最近ふつふつと「英語を抜きにしたらウソあるかもな・・」なんていう思いが沸いてきます。

英語に関しては今度ちゃんと書きます。
自分はとても苦労したので、語ることはそれなりにあると思います。
備忘的にいったんメモで。



2009年05月01日

もしかしたら行く学校というのは結構大事だったりするのかもしれないと思ってみたり

金曜日はスタッフブログの日ですが、
スタッフ殿に依頼するのを忘れたので替わりに野村のショートな書込みです。

今日は久々に大学の留学時代の友人たちと会ってきました。
いろいろな大学からUCに留学したお仲間たちなわけですが久々のUPDATAでした。
当時は血気盛んな未来の見えない若者たちが、博士号をとって理化学研究所で脳の研究者になっていたり、ハーバードMBAとって起業してたり、大手新聞社で編成やってたりとがんばっている様子に刺激をうけました。そのうち「卒業生が語る母校」に登場してもらいます。

野村の仕事がら気になる実はどこの中学卒業かというのでもりあがったり。
なんだかんだみんな名の知れた中学にいっていたりして、かつ、口をそろえて
「おれ馬鹿だけどまわりが賢かったからまあいつのまにか刺激うけるわな」というコメント。

なんだかんだ結局自分の能力次第なのでしょうが、とはいえ、
周辺環境って大事なんだなと思ってみたりした金曜日でした。