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ひとりごと・雑談 アーカイブ

2009年02月23日

体と心を健康に

新学期が始まって2週間。新しい時間割、難しくなった学習内容と増えた宿題に四苦八苦しながらも皆さん頑張っていることと思います。
急に難しくなった内容にびっくりしたり、疲れたり。保護者の方からご相談を受けることも多い時期です。
というわけでよく頂戴するご相談から。ご家庭でのフォローについて。

(1)低学年時の生徒は、授業内容の疑問をご家庭で解消しすぎないように。小学生にとって保護者の方以外の大人とのコミュニケーションは難しいものです。高学年時に気兼ねなく質問、相談できることを目指し、少しずつ質問をする練習をしていきましょう。特に、わかったふりをしてご家庭に疑問を持ち帰る傾向が強い生徒は、少しずつ慣れさせていかないとすぐに保護者の方にもわからないことを隠すようになります。

(2)とにかく体の健康管理。「家での宿題以外の勉強は何を?」「志望校対策は?」色々な心配がつきない6年生の保護者の方にいつもお願いするのが、徹底した健康管理です。休んでしまった週の内容が不得意なまま受験に突入する生徒は少なくありません。断言します。欠席が多い生徒の成績は明らかに伸び悩みます。厳しい言い方をすれば、どんな理由にせよ「勉強しなかった」ことには変わりないのです。

(3)とにかく心の健康管理。怒られて勉強が出来るようになった生徒を見たことがありません。「子供の頃、お母さんが勉強しろってうるさかったおかげで、成績が良かったよ。」などという大人にも会ったことがありません。「勉強をする」ことの主導権は親にも塾にもなく本人が握っています。少なくともお子様の学力を上げたいと考えるのなら「のせる」技術は必須です。模試の送迎で(たまに入試本番でも)けんかになっているなど話になりません。



2009年02月21日

got a clue?

最近余裕がないですね。

なんていう書き出しの野村です。

現在、苅野、向井、岩沢、野村は週7日勤務です。
授業がない日もありますが事務作業やら各自が抱えている作業・仕事やらで
結構ハードな生活を送っています。
(おっと、苅野、向井、岩沢は毎日授業がありますね・・・。)

スタッフも結構ハードにロジってくれてます。

( 【ロジる】 ロジムで働くこと。一般的な用例ではない。
生徒も講師も使わず、今野村がたまたま考えた用例。)

充実してるっちゃあ充実していますが、
さすがにミスをすることも多く、業務分担管理能力、時間管理能力が問われるところです。

なにより空を見なくなったなあと・・・
野村は空の色が大好き (そんなわけでロジムのイメージカラーはサックスブルーです)
なので、やっぱり空を時々見上げて
「いい色だなあ」と格好つける(?)くらいの気持ちの余裕は持ちたいものです。

そんな中、先日、大学留学時代の派遣先の同期で、
野村證券→会社派遣でハーバードMBA→起業という華やかな経歴をもった友人竹川君とランチへ。
彼らが世に送り出そうとしているサービスがとっても面白いのです。

数値データをWeb上で可視化(グラフ化)するサービス「vizoo」というサービスで、
デモを見せてもらったのですが、これがすごく便利、そして何より楽しい!のです。

コンサルティングや、リサーチ、さらに何かしら資料を作成するという職業の方には
絶対重宝されるサービスだと思います。5月に稼動とのことです。おそらくロジムの教材にも
なにかしら取り入れられるかと。取り入れたいなあと。

このご時勢にファイナンスもとりつけ、生き生きと自信を持ってやりたいことをやる、
とっても頼もしい友人です。

今回は教育業界向けにどうかなという相談を受けたのですが、
なにかしら一緒にやりたいなあと思いました。

だんだん同年代の人々が社会で活躍するようになってきました。
ちょっと前までは「がんばってる若者」という感じで、年上の人たちにかわいがってもらっていましたが、
そういうステージではなくなってきたなあといまさらながらに思ったお昼でした。

課題は時間管理と、モチベーションの置き場の見定めと、自分の髪のぼさぼさっぷりを客観的にみることですね。
ひとりごとブログでした。



2009年02月19日

「基礎力」の捉え方

こんにちは、竹村です。

基礎が大事だというのはとても当たり前すぎて耳にたこが出るほどよく聞く言葉ですが、
「基礎力」の定義やそれに重点を置く理由と言うのは人によってさまざまだと思います。

竹村の「基礎力」の捉え方は「意識の何パーセントを新しい要素(ないし応用)に
当てることができるか」というものです。

新しいこと・なれないことに取り組むとき、人はどうしても意識を傾けなければなりません。
逆に、当たり前のこと、何度も反復して身についてしまっていることはボーっとしながらでも
無意識にこなせてしまったりします。

何かに対したときに、「当たり前のことをどれだけ無意識にこなすことができるか」というのが
基礎力の一つの基準ではないかと思っています。そしてそれはイコールで「当たり前でない部分
にどれだけ意識を集中させることができるか」につながっていきます。

「思考力」「注意」といった資源をいかに問題の難解な部分に当てることができるか、
いかにボトルネックを減らすことができるか、
ということが「基礎力をつける」ということの意味ではないでしょうか。


そういう意味では、「基礎力」と「応用力」という区分の仕方にはあまり意味がないと思っています。

例えば、サッカーの練習で「一定のスピードで走りながらパスを受けてシュートを打つ」という練習があったとして、
足が速くて余裕を持ってそのスピードを維持できる子と、そのスピードに追いつくのに全速力を出さなければいけない子がいたら、
どちらの方がより「パスを受けてシュートを打つ」という作業に集中できるか、その練習から得るものが多いか、
練習のエッセンスを身につけるスピードが速いか、は自明だと思います。

「基礎力は大事だ」と言っても目新しくもなんともなくついつい軽視されがちですが、よりレベルの高い応用のために
ぜひ基礎力のトレーニングを重視してあげてください。


2009年02月17日

今年度の抱負

 こんばんは。新学期も始まり、1週間がすぎました。代々木校舎での授業もスタートし、やっと気持ちが切り替わった「む」です。とはいえエンジンはまだ若干あったまるまで時間が必要です。春期くらいからかなり加速していくでしょう。

 さてかねてからのお約束の通り、今年度の抱負など。

①仕事面
 ・授業の充実(なるべく発言する機会・手を動かす機会の多い授業設計など)
 ・添削の充実(マイナーチェンジによる使いやすさの追求など)
 ・新たな挑戦(新規アイデアに基づく新教材の青写真・中学英語と論理学系の教材開発など
 ・もちろん6年生への合格への道作り
 ・みなさんとのコミュニケーションの充実(去年の大きな反省点です)
②私生活面
 ・よく寝る(sound mind in a sound body!)
 ・よく遊ぶ(人間の幅広さの開拓・今年は旧友達と海に行きたいな・たまった本も読みたいな)
 ・整理整頓(最も苦手なので意識的にがんばります、これは仕事にもあてはまりますね)

 といったところでしょうか。総合的には例年と同じ。
 『真剣』と『エンジョイ』の二本立て。これは例年通りです。自分の行うすべてのことを真剣にやりさえす れば、必然それは楽しいものとなると信じています。今年も本気です!
                                                       む


2009年02月16日

サイクルの中でメリハリを

この間までのんびりしていた5年生が6年生になりました。代々木教室での授業から門前仲町の教室に移動すると、6年生の理科が延長中。激しい受験生指導モードです。子供達は慣れるのに少し時間がかかるのかな。頑張っていきましょう。
中学生になると少しのんびり、と思っていたらこの間中学受験を終えたと思っていた学年が大学受験を迎えます。
何度も繰り返してきたサイクルですが、生徒は毎年違います。しっかり見つめて、今年なりのロジムを作っていきたいと思います。


2009年02月15日

爺のひとりごと035

爺じゃ。

さぁ、新年度が始まって早くも1週間が経過じゃ。
それぞれ、新たな授業スタイルもわかり、さらに意気揚々というところじゃろうか。

そこで爺から一つ。
ぜひ、ニュースで取り上げられる世界の動きに耳を傾けてほしい。
新年度が始まってまだ1ヶ月もたたんが、はやくも世界を驚かす時事ニュースが起こっているんじゃ。
これは、2010年度の入試問題にもなりかねんから、ぜひ受験生は注意じゃな。
たとえば、2/11にはシベリア北部で、米露の人工衛星が史上初の衝突事故を起こしたのぅ。
しばらく前から、いつかは起こると言われながら、
これといった対策が行われていなかっただけに大きな問題となっておる。
このように、もう機能せずただ惰性だけでまわっている宇宙のゴミを「スペースデブリ」とよぶんじゃ。
これから先、未来の大きな問題になりそうじゃな。

こんなさまざまな(時事的な)できごとが入試問題のテーマに取り上げられやすい昨今、
ぜひ、ニュースで知ったいろいろなことや疑問に思ったことを、自らの手で「調べてみる」という
作業を忘れないでほしいものじゃ。

そういう意味では、爺も日々学習じゃ。
おやすみじゃ。(爺)


2009年02月13日

ぼやぼやしていると時間においていかれる

一昨日、祖父の三回忌がありました。もう二年もたってしまったかと思うと
少し不思議な気がします。

晩年は少し禁煙に成功していたものの人生の大半をヘビースモーカーとして過ごし、
私より20cmは低い身長でほぼ同じような体重をしていたにもかかわらず、
死の寸前まで病気にもかからず驚くほどぽっくりと逝ってしまいました。

なにせ死の当日まで新宿に新しいコンピューターを買いに出かけ、中華料理を
たらふく食って昼寝をしていたくらいなので、祖母もしばらくそのまま寝ているだけだろう
と思っていたようです。

遺体も焼かれるところもこの目で見たし葬式にももちろん出席したのですが、いまだに
どうも実感もわかず、正直な感覚としては「もう二年も顔を見ていないんだなあ」と
いったところです。

それでも気がつくと時間はきちんと流れていたようで、三回忌に出席した従姉妹の子供がとても
成長していて驚きました。祖父からみるとなくなる少し前に生まれた曾孫なのですが、
前にあったときはようやく首が据わったところでまだまだ赤ちゃんと言った感じだったのが、
ぱたぱたぱたぱたと走り回っては「あ、鳥さんがいっぱい飛んでる!」などと声を上げていました。
人間としての機能が充実してくるスピードに目を見張りました。

たかだか二年といっても、あらためて良くみると私の家族も含めて皆少しずつ変わっていて、
きっと自分では気づかないけれど自分もきちんと2年分年を重ねたのだろうと思いました。

新年度も始まりました。ぼやぼやしていないで、きちんと子供たちに胸をはれる時間を
重ねていこうと思います。子供たちにもきちんと血肉となる時間を重ねさせてあげなければ。


2009年02月12日

スタッフの草野です。

スタッフの草野です。
今回、2度目のスタッフブログです。

受験も終わり、駒場教室も代々木に移転し、いよいよ新学年ですね!
6年生のみなさんは、本当にお疲れ様でした。

さて、私は先日1週間ほどお休みをいただいて
オーストリア(オーストラリアではなく)に、旅行に行っておりました。
ウイーンなどを観光しましたが、今回のメインは、「農家に泊まる」ことでした。

みなさまは、「ウーフ(WWOOF)」という制度があることをご存知でしょうか?
お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「労働力」を交換するしくみです。
日本ではまだあまりメジャーではありませんが、
世界中で、有機農場の方たちが自主的にこの制度に登録されています。
私たちは、これに登録されている農家さんのところでお世話になりました。

冬場で仕事は少なかったのですが、干草を入れたり、雪かきをさせていただきました。
私たちはお礼に日本料理を作りましたが、おもちは好評でした!
有機農家さんの食に対する理念は、とても考えさせられるところがあり、
日本や自分のあり方を改めて考え直す機会をいただきました。

また、オーストリアでは、
飛行機の中で、スイステレビの人と仲良くなったり、
帰りの電車の中で、ウイーン大学の教授と出会ったり、
なんだか素敵な出会いに恵まれすぎな旅でした。

一面雪で真っ白な街並みもロマンティックでしたが、
次は夏にまた行けたらと思っております。


2009年02月09日

さあ、新年度

世界ふれあい街歩き ノルウェーのベルゲン を見ながら。ハンザ同盟という12世紀から17世紀頃まで存在したヨーロッパの都市同盟の中心地です。

高学年は宿題たっぷりだった休講週が終わり、今日から新年度の授業が始まります。
良い機会です。自分なりに小さな目標を立ててこなしていく毎日にしてみましょう。
継続は力なり。私は中学校に入学した時、「君たち位の能力があれば、6年間毎日30分好きなことを勉強しつつければ専門家になれる」と言われました。結局、実行できませんでしたが本当にそう思います。



2009年02月08日

爺のひとりごと034

爺じゃ。

ここ最近、頻繁に車を運転するようになってのぅ。
大学1年のときに自動車免許を取得して以来、ほとんど運転なんてしなかった爺じゃが、
この短期間でだいぶ慣れた気がするんじゃ。

そこで思ったことが1つ。
自動車の運転で大事なのは、「規則を守る」ことと「思いやり」じゃな。
規則をやぶっては何よりも危険であることはもちろん、
自分の安全ばかりを気にしていても、周りの車に迷惑をかけてしまうということもある。
また、ペーパードライバーの爺に、まわりのドライバーが気を利かせてくれたことも。
いや~、申し訳ない気持ちでいっぱいじゃったが、そのやさしさがうれしくてのぅ。
爺も、思いやりの運転を心がけるぞい。
これこそまさに、教習のときにやたら言われた記憶のある「円滑」ということじゃな。

で、車の運転だけじゃなく、物事を円滑にすすめるためには前記の2点が大事なんじゃな。
これを胸に、明日から新年度がんばるぞい。

おやすみじゃ。(爺)