2008年08月05日

中学年漢字テストの範囲を更新しました

 こんばんは。今日からまた新たな講習会のクールを迎えたロジムですが、門仲では4年生以上しかいないクールなので、やや落ち着いた雰囲気の中での授業となりました。
 
 さて、先週までのお子様との話の中で、皆さん海外やら沖縄やらいろいろなところに足をのばすようで、聞いているこちらがわくわくしてしまいました。しっかり勉強した後は、思い切りあそぶ!というのはとてもいいことだと思います。皆さん是非、いい思い出話を聞かせてくださいね。

 私も海は大好きなのですが、特に沖縄の海はいいですね。今年聞いた話の中ではとても多かった行き先でしたので、みなさんあのきれいな海を見ながら、存分に楽しんできてください。
 
 ちなみに私の一番好きなビーチが沖縄の波照間島にあります。下が珊瑚の白砂で、海の深さが違うので、深い青とエメラルドグリーンがまだら模様に、太陽の光に照り映えます。その美しさたるやとてもことばで表現できません。
 また、海の透明度も世界でもトップクラスを誇る海で30メートル下の砂地に自分の影が揺らめくのが見えるほどの美しさです。皆さん機会があればその目で確かめてほしいと思います。

 波照間島は日本の有人最南端の島で沖縄古来よりの家が立ち並んでいる島です。石垣島からボートでいけるので、石垣に行く方はぜひ立ち寄ってみてください。

 とタイトルとは何の関係もない話で勝手に盛り上がってしまいましたが、中学年の漢字テストのスケジュールが更新されました。3年上をとばして、3年下巻からのスタートになりますので、皆さんこの休み中に目いっぱい遊ぶ傍ら、少しずつ漢字のお勉強をしてくださいね。

《再掲》
2008年度 漢字テストスケジュール

引き続き2学期も漢字テストレースが行われます。
みなさん、夏を利用して苦手なところを予習しておいてくださいね。

ルールをもう一度確認しておきます
【対象】小学校3年、4年生  および 小学校5、6年 
【得点】60点満点  意味2点 書き取り1点の20問 
【範囲】毎週 週ごとに決められた範囲
【受験方法】週の中の好きな時間に空き教室や受付スペースで受験
【2学期開始週】9月8日(月)~14日(日) の週からスタート

*配点からも分かるように漢字テストというよりは、概念を記述する訓練が主目的です。
*成績優秀者は毎週張り出します。
*受験は希望者のみとなっていますが、限りなく必須受験の雰囲気が作られています。
 (クラス、受講学年設定の材料とします)


*範囲はこちら(中学年2学期スケジュールが更新されています)
中学年(3,4年生) http://www.lojim.jp/kanji/2008kanji_2.pdf
高学年(5,6年生) http://www.lojim.jp/kanji/2008kanji_3.pdf



2008年08月04日

図書館探検

ロジム観光案内部の苅野です。
今回は、「図書館」です。といっても全く詳しくありません。訪れたことのある図書館でとてもすばらしい雰囲気だったものをピックアップしました。

1.東京大学総合図書館@文京区本郷
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昭和3年の建物。入り口から3階まで続く赤い絨毯と、木製の机と大きな窓が心地よい閲覧室です。


2.ソルボンヌ図書館(Biblioteque de la Sorbonne)@パリ
salle_lecture.jpg
ソルボンヌ大学というのは存在せず、パリ大学の図書館です。パリ大学ソルボンヌ校舎というほうがわかりやすでしょうか。

3.大英博物館の図書室(British Museum Reading Room)@ロンドン
800px-British_Museum_Reading_Room_Panorama_Feb_2006.jpg
1857年の建物。最近の映画「ナショナルトレジャ−2」に登場していましたね。大英博物館と同様に無料で入れます。

4.ダブリン大学トリニティカレッジの図書館(Trinity College Library)@ダブリン
TRINITY-COLLEGE-LIBRARY-DUB.jpg
スターウォーズのジェダイ公文書館のモデルと言われています。


一般の旅行者の入館が可能かどうかは直接お問い合わせ下さい。どれも立派で勉強する気が高まりますね。



2008年08月03日

8月4日 月曜

明日8月4日月曜は、

夏期講習の中休み日です。正規の講習はありませんので御注意下さい。

補習の人はがんばりましょう!

門仲にて自習希望の方は、事前にお電話一本下さい。

講師は入れ替わり立ち代りだれかしらがいます。



2008年08月02日

There are places i'll remember, All my life though some have changed.

暑いときに「暑い」というと余計に暑くなる
とよく言うので「寒い」を連発してみましたが、もちろん効果はなく、
暑いものは暑いとうだっている野村です。

先日歩いていたらお店から懐かしいメロディーが。
それで思い出したのですが、そういえば野村が中学最後~高校生の時に、
もっともエネルギーを注いでいたのはビートルズ研究だったなあと。

きっかけは父親がずいぶん前からもっていてホコリをかぶっていたレコードを聞いたことでした。
当時、「若者は流行歌をきかなくちゃいけない!」程度の気概で日本の歌謡曲を聴いていた毎日に、
4人のイギリス人によって確実にディープインパクトがもたらされました。
よく覚えています。

なぜこんなにも耳に残るのだろうか。いや、心に残るのだろうか!(笑)
と気になって気になって仕方がなくなり、お小遣いやバイト代を使って、CDを買い揃える日々でした。

生活が一変しました。

曲を聴いて楽しむというのでは飽き足らず、
歌詞を理解するために英英辞書を買って英語を本気で勉強しました。
4人について書かれた本を片っ端から読み漁り、和訳が出ていない本に関しては、
海外から取り寄せたりしました。(インターネットもなかったので、銀行からmoneyオーダーを送ったり、なかなか難儀でした。) ビートルズ関連の本だけで、自分の身長ほどある本棚は2つほど埋まっていました。

自分の行動規範や、なにをよしとするかという考え方も簡単に4人の談話やエピソードに支配されていきました。影響を受けやすかったんですね。完全にビートルズ中心の生活になりました。

さらに4人の指使いまでも自分で追っかけないと気がすまなくなり、ギターを始めて、簡単な音楽理論(といってもコードの仕組み程度です)の本を読んだりもしました。そうそう、コピーバンドをやったりもしました。高校の先生に連れられ、六本木のビートルズ専門のライブハウスに通う日々でした。
(今思うと、あの先生はよくクビになりませんでしたよね。高校生つれて夜な夜な六本木ですから・・・)

カルトQ(ってしってますかね・・・)のビートルズの回に出ようかと真剣に考えていたのですが、さすがにカルトQのレベルはすごかったです。上には上がわんさかいることを知って軽い衝撃でした。そりゃそうですよね、ビートルズですから。大海を知らずでした。


幸い、野村は歌が致命的に苦手で演奏するほうの道にはすすまないのですが、
気がついたら当時の公式発表曲210曲ちょいのほとんどの歌詞を暗記していました。
洋書を読み漁ったせいもあり、英語もずいぶんわかるようになりました。
英語にかんしては学校で勉強した記憶はゼロですね。大げさでなくほんとにゼロです。
完全にビートルズの曲と関連書籍で英語を覚えたと断言できます。

ビートルズの話になると永遠に書き続けてしまいそうなので、またの機会にするとして、


まあ、なにがいいたいかと言えば、好きなものを極める、極めようとする体験って大事ですよね。
自分で言うのもなんですが、そういう対象があるというのはとても幸せなことだと思います。
しかも本人は好きで好きでしょうがなく、極めようと思っているわけでなく、無心に没頭しているわけです。


最近、自分が何かに没頭しているかな。
だれにも負けないくらい好きだと思うものがあるかな。
とふっと立ち止まって考えてしまいました。



2008年08月01日

数字は独身に限る

こんにちは、竹村です。

数独、というパズルがあるのですがちょっと解いてみたところ
クセになってしまい、最近ちょくちょく時間を見つけては解いています。
このゲームは題名からも分かるように日本発なのですが、海外にも
たくさんのファンがいるようで"sudoku"はなかなか有名な
日本語のようです。

ルールは至って単純で、9×9の81マスの中に次のルールに従って
数字を埋めていくだけ。

1 あいているますに、1~9までの数字のどれかが入る
2 タテ列、ヨコ列、太線で囲まれた3×3のブロック(これが9個あります)
のどれにも1~9までの数字をひとつずつ入る

ひどくシンプルなゲームなのですが、なかなか奥が深く、あきません。
また、数字を数えたり頭の中で可能性を絞ったりしているうちに
意外と頭を使うので、終わってみると不思議な疲労感があります。

竹村は最近ようやく中級篇にチャレンジできるようになりました。
もしも興味を持たれた方がいたらぜひお試しあれ。



2008年07月31日

声にだして読みたい日本語はみなさんのまわりにたくさんあります

音読を馬鹿にせずに継続しましょう。

音読のうまさと読解力に代表される国語力は非常に高い相関関係があると
最近確信に近く考えています。

一見すると「まあ細かいこと」である「て・に・を・は」の読み間違いも、
文章を文節単位でとらえていない証拠となります。

国語の読解がいまいち進まなくて悩んでいる人、とくに3年生以下でしょうか、
いろいろなテクニカルな勉強に手を出す前に、音読をためにしに
毎日、一ヶ月続けて見ましょう。侮るなかれ、一ヶ月続けるのは結構大変ですよ。
背筋をのばして、「音」を意識して。慣れてきたら抑揚をつけて・・・。

それでも文章読解が苦手ならば、そこで初めて対策かなと思います。

保護者の皆様も御協力を。
なにかやりながらでもいいとおもいます。聞いてあげるだけでいいので、
ペースメーカーになってあげてください。

ああ音読 侮るなかれ ああ音読 (季語なし)


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引き続きブログの運用方針検討のためにアンケートに御協力下さい。



2008年07月30日

ロジム散歩部

部員:苅野1名
テレビやインターネットで見かけることが多いが故に、実際に見た事がある気になってしまっているものってありませんか。ここ数年、ちょっとした外出の手間を惜しまずに「実際に見る」ことを実践しています。
主な活動記録と感想
世界レベルのマラソン:一般人の全速力並みのスピード。(@東京国際女子マラソン)
世界レベルのバスケット:アメリカチームの人間離れした大きさ。(@世界選手権)
皇居:敷地の広さを含め、設計のスケールの大きさが現代の日本にはないレベル。
国会議事堂:小学校の時以来。公民を勉強した後だt、委員会の部屋など細かい所がわかって面白い。
裁判の傍聴:あっさりしたものから、けんか腰の白熱したものまで。半日で堪能できました。
東京証券取引所:小学校の時とは様変わりしていた。
国会図書館:手続きが面倒かつ、施設にも特別迫力はなし。


活動予定
大相撲:せっかくなので家の近くにある相撲部屋へ行ってみよう。
ラグビー:そういえば子供の頃からラグビー好きだが、秩父宮には行ったことがない。
プレミアリーグ:そういえば海外の有名選手のプレーを実際に見たことがない。
スピードスケート:とても速そう。
世界レベルの100m走:とても速そう。
帝国ホテル:都内に住んでいると都内の有名ホテルに泊まる機会が全くないですね。

みなさんもせっかくの夏休みです。時間を少し贅沢に使ってみてはいかがでしょうか。テレビやインターネットでの印象とは全く違うものが得られると実感しています。



2008年07月29日

ちょっとうれしい?話

 こんばんは。今日は夏期講習も一休み、明日からまた新たなクールに入っていくわけですが、
先日あった、ちょっとうれしい1シーンのお話を二つほど。

 ひとつは、駒場での4年生の授業中。
 
 演習で言葉の学習をやるつもりだったのが、みな大苦戦。これは仕方ないと、方向転換をし、宿題→テストという流れでやることに変えたら、初日はみんなそれでもぼろぼろ。ちょっと勉強の仕方が甘すぎやしませんか?ということで、喝をいれた二日目には皆さん満点近い点数をとってくれました。
 やはり、日々の課題をしっかりこなすこと。これが勉強の基本だと思います。それをクラス全員が意識してやれたのは、すばらしいことですね。残りの5日間もその意気でがんばってほしいところです。

 もうひとつは6年生ねた。

 6年生は毎日追われるように勉強漬けの毎日。個別での学習課題も多く、大変な毎日を送っています。そんな中、先日駒場の私のところに電話がかかってきました。
「先生、今日の分の課題がないんですけど」
「えっ?用意したと思うんだけど、もう一度見てみて」
……
「やっぱりありません」
「そうか。ごめん、用意したの置忘れたかな。今日はなしでいいよ。」

というくだりの後、門仲に戻って6年生の課題のチェックをしていたら、きちんとその日の分をやってあるではありませんか。何だ、やってあるじゃないか、と思ったとき、ふと、頭に浮かんだのは今日の休み分の課題のことでした。ひょっとして今日の休みも取り組むつもりでいてくれたのかな、と思うとちょっとうれしくなりました。(ごめんなさいね、用意をしていなくて)

 自発的に日々の課題に取り組むことほど、有意義なことはありません。その意気込みさえあれば、きっと充実した夏休みを過ごせるでしょう。さあ、明日からは3.4年生の講習が始まりますね。4年生や6年生のお兄さん、お姉さんに負けないくらいがんばってくださいね。              む
                  



2008年07月28日

「卒業生が語る我が母校」第5回早稲田中・高:倉方規安さん

インタビュー企画「卒業生が語る我が母校」第5回です。卒業生の皆さんに率直に語ってもらいます。
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倉方規安さん
(経歴)
早稲田中学・高等学校、早稲田大学教育学部を卒業。俳優。

ロジム:(以下L):こんにちは。今回は、倉方さんの母校の早稲田中学・高校についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

倉方さん:よろしくお願いします。

L:いつ頃から俳優をご職業にしようと意識されたのですか。

倉方さん:本格的に取り組んだのは高校時代からです。文化祭で、演技をしたい人間、脚本を書きたい人間が集まって当時の自分たちにとって非常に本格的に取り組んだ公演が好評だったのがきっかけです。その時のメンバーを中心に劇団を立ち上げ、現在まで続いています。現在はその劇団以外の舞台やテレビ、ナレーションなどにも出演しています。

L:早稲田中・高出身者を中心とした劇団ですか。進学校のイメージもある同校の卒業後の進路としては珍しいのではないですか。

倉方さん:そうですね。ほとんどが早稲田大学に進むこともあって、卒業後の進路は企業に勤める人間が多いですね。ただ、完全に独自路線を歩んでいる人間も少なくありません。私の周りで見ると、両極端で中途半端な人間は少ないですね。

L:両極端?

倉方さん:そう。大企業や先生仕事でばりばりがんばっているか、マニアックな分野でプロとして活躍するかのどちらかですね。小さくまとまっていないところがとても魅力的で刺激を受けています。

L:そのお友達と出会った早稲田中学校を志望した理由を覚えていらっしゃいますか。

倉方さん:その頃は中学受験という名の親のレールがあってというか・・・
親が地元の公立=不良の集まりという固定観念があったんですよね。それでなんとなく日能研に入り・・・で、なんか響きが良くて早稲田を狙っていました。家族に早稲田の卒業生がいるわけでもなく、本当になんとなくという感じ。早実は二科目で、偏差値が若干高いのでやめました。慶応普通部も同様の理由で辞めました。そして慶応中等部は落ちました(笑)。

L:入学前の情報からどのようなイメージをお持ちでしたか。

倉方さん:自由な学校という評価が高かったイメージがありましたね。しかし、入ったら自由にも感じたけど制服もあるし、進学校を銘打っているから結構まじめでもある。バスケ部とか盛んだったから、スポーツにも打ち込めました。私は、生徒は意外ときちんとしている部分もあるのだなという印象を持ちました。

L:学校の指導なども結構きちんとしているのですか。

倉方さん:それは厳しくないんじゃないかな。服装などもボタンが外れていても多少注意されるくらい。皆外していました。でも朝のホームルームが早かった印象があります。8時くらいに登校だった気がする。それに慣れれば大学が楽に感じる。会社入っても楽に感じるかも・・・。

L:生徒はけっこうまじめで、学校の指導は厳しくない。なにかとても居心地が良さそうな感じがしますね。

倉方さん:そうですね。私は、担任に恵まれたと思います。6年間持ち上がりで学年担当の先生の顔ぶれはかわらないので、どのような先生にあたるかはとても重要です。わたしの学年は、とてもゆったりとしていた感じでした。最低限のことは注意されますが、頭ごなしにおこられたりすることはほとんどありません。気づくのを待つという姿勢です。

L:勉強面などはいかがでしたか。

倉方さん:勉強は普通にやっていれば大丈夫です。僕は完全に推薦狙いだったので、中間期末はかなり頑張った。授業中寝まくって、人にノート借りて、100点とる輩もいるので、普通の要領の良さがあれば結構楽ができるんじゃないかな。ただ、授業中寝まくって、さらに直前の勉強やらなくなる人もいて、その人は受験になるんです。まあ、最後のがんばりだけで東大などにいく人もいるので、すべてはその人次第。学校から色々強制されることはありませんでした。

L:推薦などは限られた人数ですよね。獲得するのは大変ではないのですか。

倉方さん:僕的にはそんなにライバルなど意識せずにやったけど、先輩などは、1点を争うから、生徒間で色々なかけひきがあったという時代もあったというのを聞いたことがあります。当時は、推薦が三割ぐらいだったのですが、意外に早めに推薦を諦める人も多く、バランスが良い学年に在籍していた気がします。

L:推薦の模試や外部受験のために塾に通う生徒は多いのですか。

倉方さん:塾には周りの影響で行ってました。 今思うと、塾は必要でなかった気もします。 でも、自己管理ができない人は塾は必須だったとも思います。 学校も塾もどれだけ良い先生と会うかがポイントだと思いますので、塾の営業の人の話を聞くより、 帰り際の塾生に塾の感想や印象を聞くのが一番早いと思います。 推薦の模試に対応するには、普通レベルの参考書を購入し、 それを何度も繰り返しこなせば、僕は大丈夫だと思います。学校の勉強プラス参考書でOKだと思います。 塾に通ってないで、外部受験で大学に入った人は 多くいると思いますが 彼らの勉強法はわかりません。そういった情報は、とくに流通していない学校なんです。

L:大学入学後に勉強が大変だったりすることはありませんでしたか。

倉方さん:早稲田高校出身は結局は推薦組だから、勉強に関していえばなんだかんだで受験組には勝てないわけですよ、実際のところ。ただ最初の頃はなんとなくの差を感じていたけど、学年が上がったり、卒業後となってみると、あとはその人の人間性次第。皆、大学なんて不真面目だから結局同じになる。要領よく過ごし、就職活動がんばればなんとかなる気がしたなぁ(笑)。みんな頭が良かったけど、地方出身者も多いので、友達はこちらから話しかければすぐできる環境でしたよ。

L:早稲田中・高で役に立ったなと思えるイベントや授業はあり
ましたか。

倉方さん:イベントは利根川歩行。今あるのか知らないけど、あれはなんだかんだで最後達成感がある。利根川を6年に分けてひたすら歩くだけなんですけど、オリジナルのイベントだったと思います。授業は特には・・・。ただ、わりとレベルが高い授業をやっていた記憶があります。あまり「指導をする」という意識がない学校だと思うので、学校の個性については印象がないですね。

L:まるで大学みたいですね。

倉方さん:基本的に自分から動かないと何もないという点ではそうですね。勉強面では、推薦枠が少ないこともあり、それなりの緊張感が生徒のほうにあるんだと思います。完全な付属校に比べて程よいのでしょう。私は、人柄のよい先生と仲間に恵まれたのでその点は非常によい財産を得たと感じています。

L:印象にのこっていらっしゃる先生についてお聞かせ頂けますか。

倉方さん:印象に残っている先生というのは、僕の中では卒業しても尚、付き合えている先生ということになります。そういった先生は素敵だと思います。
もう辞めてしまいましたが、数藤先生、平田先生、小菅先生、現役でもいらっしゃる上野先生、岡嶋先生などが良い意味で印象に残っています。未だに舞台も観に来てくれています。
先生にとっては永遠に巡る多くの卒業生がいるわけですが、その中でも卒業後も気にかけてくださる先生は僕的には好印象ですね。もちろん生徒側も受け身ではだめで、どんどんアタックしていくことが必要です。それに対して、どれだけ返ってくるか?返りが大きい先生ほど、良い先生の称号をもらえているのではないでしょうか?逆に、こまめで面倒見が良いというタイプの先生はあまりいない印象です。

L:部活なども自由なのですか。

倉方さん:私はバスケットボール部だったのですが、こちらはきちんと管理・指導されました。OBを含めて指導体制がしっかりしています。バスケット部として、チャレンジャー精神 と 努力 と 心を込めてという3つのことを学びました。学校が特に理想とする生徒像をもっているわけではないと思うのですが、部活ではかなりしっかりと指導されました。全く自由な部活もあると思うので、これは顧問の先生次第です。

L:全体としては自由で、部活などの選択によっては非常にしっかりとした指導もあるというのは良いバランスなのでは。

倉方さん:そうですね。基本的にやりたくないことをやらされる場面はほとんどなかったので、不満などは思いつきません。ただ、現在の生徒たちからは、進学校寄りになって厳しくなったという話を聞きます。残念ですね。そういう学校は、他にも沢山あるのだから自由さを貫いてほしいですね。まあ、最近の保護者からの希望もあるのでしょうが、バリバリ勉強させたいのならそういう学校に入学させれば?と思います。最近は部活の日数も制限かかっているらしいですし、学校の姿勢としてなにより卒業生に対してあまり親切ではなくなった・・・。ま、これも先生によると思いますが、すべてに対してゆったり構えた学校であってほしいです。

L:ご自身のお子さんを入学させたいと思いますか。

倉方さん:本人の意思も聞きたいところだし難しいところです。もし行きたいと言えば、尊重します。ただ僕らがいたころとは変わったようなので現役の先生たちには確認してみたいところです。 自由度がなくなった早稲田には親の立場として考えてもあまり魅力を感じません。

L:卒業後のつながりに関して、早稲田中・高はいかがですか。

倉方さん:他の学校を経験していないので善し悪しの判断はつきません。ただ、職業柄ディア関係、たとえばテレビ局、たとえばマスコミ、製作会社に比較的卒業生が多いので つながったところもあります。先輩は後輩を可愛がるのは人間の特性ではないでしょうか? 大学だと学部が違うと微妙ですが、 早稲田高校出身なら同じ先生などの話で意気投合できますよね。まあ、そういった仕事関係を抜きにしても、今でも付き合う仲間は中高時代が圧倒的に多いです。 それは学校の特性ではなく、たまたまその仲間が良かったのかもしれないのですが。

L:どのような子供に合っている学校だと思いますか。

倉方さん:中学受験を経て、ある程度勉強が出来る人間が集まっている割には、勉強の出来だとか順位だとかに固執しない校風です。生徒も先生も。多少厳しくなったのかもしれないけれど、私の在学時から先生が総入れ替えしたわけではないし、その点はベースとして残っていると思います。ですから、勉強は自主的にやるべきときに出来る、もしくはしたいという土台がある子供にとっては時間を自由に出来る学校だと思います。こまめに管理されることはありませんから。私も、部活や演劇などに勉強そっちのけで集中した時期もありましたし、それぞれの生徒がそれぞれのペースで楽しめる学校です。その反面、自主的に動けない子供は、全く得るものがないでしょうね。受け身の人間は、成績などに関わらず評価されませんし、早稲田の良さを感じられないと思います。

L:ありがとうございました。今後のご活躍を期待しています。

次回は、豊島岡女子学園中・高卒業生の孫康子さんです。ご質問を受け付けています。(締め切り8月15日)



2008年07月27日

爺のひとりごと009

爺じゃ。

暑い。
暑い、暑い、暑い。
ほんとにこの1週間は暑かったのぅ。
ロジムに到着した段階で汗びっしょり、そんな毎日じゃった。

しかし、エコに徹する爺はエアコンの使用をできるだけ避けとるぞ。
そのせいか、ここ数日は夜にご近所の家のエアコン使用状況を
ついついチェックしてしまうんじゃ。
全く余計なお世話な話かもしれんが、どの家もリビングの室外機から
水が流れておる。
爺が我慢しておるのに!
と、勝手に腹を立てていた1週間じゃったな。

以上、エコロ爺の愚痴じゃ。
ちなみに、今晩は涼しいのぅ。
おやすみじゃ。(爺)