2009年08月20日

週刊今日の1冊(8/20)

 こんばんは。夏休みもはや半ばを過ぎました。みなさん充実したよい休みを過ごせていますか。6年生は最後の追い込みですね。ここからは、本当に毎日が勝負です。毎日新しい知識を定着させていく勉強を心がけましょう。

さて、今週の1冊ですが、
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決定版 心をそだてるはじめての伝記101人(講談社)

 2,3年生にお勧めの絵本のような伝記本です。101人も入っているので、一人ひとりの分量はそう多くないのも実は利点です。寝る前にちょっと読んであげたりするのもよいかも知れませんんね。101人もいると、結構マニアックな人まで掲載されている感じがまたいいです。

代々木教室にも置いてあるので興味ある人はのぞいてみてくださいね。
                                                     む



2009年08月19日

算数の問題を解くにあたっては

出来たか出来ないかより、その問題からどれだけ多くのものを学べるかが大事。 かりの



2009年08月18日

お腹よへこめ




こんにちは。竹村です。

最近アツいですね、陸上。普段陸上競技なんて
ほとんど興味がないのですが、ワールドカップや
オリンピックと同じで、テレビでやっている間は
ついついにわかファンになってしまいます。

短距離~中距離の選手を見ていていつも思うのは、
「いったい何があったらあんな体になるんだろう?
果たして同じ人間なんだろうか?」ということ。
なんだかもう同じ元素から出来上がっている気が
しません。彼ら彼女らを見てからふと自分のお腹
に目をやると、たぷたぷ感にあふれていてげんなり
します。

しかしそれでも今年のお正月に誓ってからせっせと
お腹をへこまそうと努力していたこともあって、
最近では少し昔に比べて凹んできたように思います。

昔ぴったりだったズボンがちょっとゆるくなって
きましたし、心なしかお腹もかたくなってきました。
そしてこれは気のせいかもしれませんが、
お腹の調子がよくなったり、姿勢がよくなったり
しているようにも思います。

人と比べることよりもマイペースで続けることが
大事なんだと自分に言い聞かせつつ、
せっかくなのでもう少し続けてみようと思います。



2009年08月17日

夏休みと計画性

どーも、中川です。
夏休みもいよいよ終わりに近づいてきましたね。
お子様によっては夏休みの宿題に追われ始めているのではないでしょうか。

私も思い出してみると、夏休みの計画を立てるものの毎年残り1週間でお尻に火がつき、3日前に鬼の形相で取りくんだことばかりです。1週間前の時点でやれよって話ですよね。
思い返してみると、計画を立てただけになってしまっている原因はその計画に対して評価をしなかったことだと思います。
働き始めて

計画 → 実行 → 評価

を意識するようになってから幾分か計画を立てられるようになってきたように思います。
といっても、小さい頃から計画することがうまくなかったので(以前のブログより)今現在も特訓中ですが。

この機会に、みなさんも今回立てた夏休みの計画の『評価』してみてはいかがでしょうか。
大事なのは、計画を立てることよりもその計画の何が原因でうまくいかなかったのか、何がうまく出来たのかを把握し次に生かしていくことです。来年こそは今回より良い計画が立てられるようにしていきましょう。




2009年08月15日

土曜の雑記

こんばんは、お盆の野村です。
実家の場所が東京→横浜→千葉→東京という変遷をたどっているので、
「お盆に田舎に帰る」という文化をまったく持ち合わせていません。
お盆の意識すらなく、社会人になってから「ところでお盆って8月何日ころなんですか?」と質問し、周囲を驚かせた記憶があります。
(でも、関東で育った人って案外みんなこんなんじゃないですか??「んなことない!」というつっこみがありそうですが・・)

野村にとって最近のお盆は「都内が空いてる時期」です。
いいですね。車もすいすい進みます。

なんのうんちくも含蓄もない書き込みですが、
明日も早いので寝ます。

明日は夏期講習 8/12-8/16タームの最終日ですね。
授業中にすべてを消化するつもりでしっかりやりましょう。

再確認ですが、何のために貴重な夏休みに学習塾でコツコツ勉強しているのでしょうか、
小学校1年生だろうが受験生だろうが皆さんもう一度考えてみてくださいね。
保護者さんは是非生徒にこれを問いかけてみてください。

前向きな答えでなくとも、自分でそれが出せないならば、鉛筆放り出して外を走り回ったほうが
ずっと貴重な体験です。

「あなたはまだ小学生なんだからそんなこと考えなくてもいいの」
これは親として、というより大人として最悪の助言であり脅迫であり、ある種の人格無視ですね。って言いすぎですかね・・・。 

最近思うのですが、周囲の大人が、子供の背中を押すことをせずに、ひたすらブレーキになっているパターンが多いかと。「まだ早い」「そんなのあなたには無理」「そこまでしなくてもいい」・・・




2009年08月14日

ご当地のささやかな文化

ロジムで仕事を終え帰宅すると、おもむろにテレビとパソコンをつける。そしてとりあえず麦芽系飲料を心地よくたしなむ。これハシモトの日課です。

昨夜の帰宅時はテレビで『秘密のケンミンSHOW』という番組が放送されていました。全国47都道府県の個性的なグルメが紹介されるバラエティ番組です。どうやら長野県民は、タケノコのお味噌汁に缶詰の鯖水煮を入れて食するとのこと。仰天です!でも美味しそうだから今度自分で作ってみよう。

番組を見てるうち、そういえば我が故郷もいろいろあったなぁ、と思い出しました(ハシモトは東北のド田舎町の出身です)。

まず、「イナゴの佃煮」。これはご存知の方も多いかな。夏の終わりから秋ごろにかけて、ガキンチョ皆で田んぼに繰り出し、ビニル袋一杯にイナゴを捕まえて家に持ち帰っては、日々の食卓で出されるものでした。学校行事でも毎年「イナゴ捕り大会」がありまして、児童全員で集めた大量の“捕れたて新鮮な”イナゴを町の給食センターに提供したりしました。もちろん翌日の学校給食はイナゴ…。

珍味といえば「イルカの煮物」ですね。ゴボウやダイコンと一緒に、ぶつ切りのイルカ肉をお味噌で甘辛く煮付けた料理で、やや硬いですがとっても美味ですよ。(カウイソウなんて言わないで。田舎じゃ子供も食べる立派な料理です!)クジラを食べる人は全国でも多いでしょうが、イルカを食す機会は極めて少ないと思います。ハシモトの田舎では、イルカはごく普通に食材・料理として、スーパーの鮮魚売場や惣菜売場に並べられていました。実家の目の前が漁港だからこその食材ですね。

上京して十数年、テレビ番組を通じてあらためて故郷ならではのささやかな文化を思い起こしました。久々に帰省でもしてみようかな。

夏休みを利用して、地方の親類を訪ねに行かれるご家族もいらっしゃるでしょう。ぜひご当地の様々な文化を見て触れてきてください。日々の都会生活では体験できない、素敵な驚きや発見がきっとありますよ。



2009年08月13日

漢字テスト2学期以降の予定

こんばんは。もう夏休みも半分以上過ぎました。みなさん、漢字の勉強は順調に進んでいるでしょうか。長い休みのときこそ、日々の継続的学習がより大きい効果を持ちます。

1学期に点数が伸び悩んだ人はもちろん、1学期点数がよかった人も油断せずに日々の漢字の学習を進めてほしいものです。

ちなみに6年生は現在一日90個、1週間で630個という漢字をしっかりこなしていますよ。みなさんもこれに負けずにがんばってほしいところです。

というわけで漢字の2学期のスケジュール表を掲載させていただきます。また学習方法の一例も再掲させていただきます。

《漢字テストスケジュール》

(高学年)http://www.lojim.jp/kanji/09(high)schedule_comp.pdf
(中学年)http://www.lojim.jp/kanji/09(middle)schedule_comp.pdf

《漢字テストの受験の仕方》
1週間のうちのいずれかの曜日の授業の前後に、受験してください。
※ 1曜日の設定は自由でよいですが、学習リズムを作るためには、
  毎週同じ曜日に受講するのがよいでしょう。
※2 休講週には漢字テストも実施されません。

《効果的な漢字の学習の仕方》
①一日1ページ(ロジムテキスト・四谷の場合は6文字)ずつ漢字の練習をし、直す。
 間違えた問題にはチェックを入れる。(4日間)
②残りの2日で間違えた字を中心に復習する。(2日間)
③テスト前にもう一度見直して、受験する。
※意味は漢字の意味からなるべく類推するように。意味の丸暗記は極力避けながら、
 テストの際に自分の言葉で表現するほうがよい。

《返却と上位者の掲載》
①返却は翌週水曜日以降に行います。国語受講者については、各国語の授業内で返却します。国語を受講していないお子様に関しましては、お手数ですが水曜以降に教室にいらっしゃった際、講師にお声がけください。

②上位者は掲載いたします。掲載をご希望なさらない方はinfo2@lojim.jpまで連絡ください。(すでに連絡を下さっている方は再度の連絡は必要ございません)

 
では、学期明けのみなさんの成長を期待しています。        む



授業レポート 夏期講習 3年理科  実験!実験!

今年もやりました「光合成実験 ~ヨウ素でんぷん反応~」です。

毎年どこかしらの中学入試で「必ず」出題される題材です。
この実験のポイントは、光合成という有名な事象を目で確認するということだけではなく、
それぞれの手順が、どういった意味を持つのかを考え、論理的に「なるほど」を得ることです。

「ああ、ヨウ素でんぷん反応って、あれでしょ、光をさえぎったところは光合成をしないからでんぷんが作られなくて、そこはヨウ素液が反応しないっていうあれでしょ。予習シリーズにでてるよ。」といって済ませている小学生はこの機に焦ったほうがいいですよ。

2日がかりで実験準備、実験、ショートレポート、小テストをした生徒に対し、ずいぶん差がついていますので。

「なぜ前日に暗いところに植物をいれておくのか」
「なぜ摘み取った葉をまず熱湯にいれるのか」
「なぜアルコールにつけるのか」「そもそもなぜ葉の色を抜くのか」
「なぜアルコールにつけたあとにもう一度水洗いをするのか」
「なぜヨウ素液のビンに色がついているのか」
「なぜ湯せんなのか」etc・・・。

実際に教科書にも出てますが、アルコールにつけないでやってみるとどうなるか、
暗いところに入れておかないとどうなるか、本当にやってみて失敗してみるのが一番わかりやすい。

科学者の卵を揺さぶる題材だらけのこの実験、必ず小学生のうちに一度は体験してほしいものです。
まあ、どの小学校でもやりますよね、この実験は。わいわいと楽しむエンターテインメントではなく、積極的に実験に参加してほしいですね。

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(左)実験の前に手順や器具の説明。
(右)夜のうちに暗いところに入れておき、日の出とともに日向に出した植物の葉から、日光をさえぎる役割のアルミホイルを丁寧にはがします。


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(左)まずお湯につけて葉をやわらかくします。さあ、なぜお湯につけるのでしたっけ?
(右)がぶり寄り


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引火の可能性があるので必ず湯せんです。アルコールで葉を脱色します。
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そもそもなぜ脱色するのでしたっけ??


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水洗いしたあとにヨウ素液をたらします。


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(左)光を当てた部分を目と口にして顔をつくってみましたが・・・・。不気味です。
(右)三日月模様にしました。


受講した皆さん!必ず実験の手順、その手順の意味を「誰かに説明できる」レベルで
消化してくださいね。フロアで会ったら突然聞くので覚悟しててくださいね。

次はカナダモつかって、光量と光合成量の関係を考える実験でもやりたいところです。
「結果がでたー、わー、できたー」といったような生ぬるいのではなく、本気で手順理解、本気で考察、本気でごっついレポートというような、本気の実験講座開設も検討中です。



2009年08月12日

算数 記述テストゼミ

今タームは、単科講座として6年生向けの記述テストゼミが開講されています。
細かい指導は授業と答案の添削とでおこないますが、部分点獲得のポイントは1つ。

問題文では直接与えられていない情報・数値を求めていて、それが答えを求めるのに必要なものであれば加点

ということです。
そこで皆さんが気をつけるべきなのは、
自分が求めた数値が「何であるのか」を簡単に書いておくこと。
例えば半径2cmの円柱の体積を求める問題で、まず底面積を求めるのであれば

2×2×3.14=12.56 ・・・底面積

と書いておけばよいのです。

また、計算が長くなるときには式を書き並べる前の冒頭に、「~を・・・のようにして求める」と書いておくと、採点者にどのような流れで式が展開されているのかがわかりやすくなるのと同時に途中の計算ミスを計算ミスとして取り扱ってもらえ、方針に対して部分点がもらえることがあります。

あと4日頑張りましょう。 かりの



2009年08月11日

人々が積み重ねてきたもの

こんにちは。竹村です。

ついこの間、仕事帰りに立ち寄った本屋さんで
ニュートンという有名な初心者用科学雑誌の
虚数についてまとめた別冊を買ってみました。
実際にレジで会計をしてみたら、思ったより
もだいぶ高くてちょっと後悔しました。

しかし、実際帰りの電車の中で読んでみると、
数の歴史をきれいな図と工夫された文章で
とてもわかりやすく説明してあって、
よい買い物だったと思い返しました。

個人的には、古い時代の「模索期」というか、今で
言う合理と非合理、学問と迷信がごちゃごちゃに
混ざっていた時代の話が妙に興味をそそりました。

一番面白かったのは、ピタゴラスの弟子に関する伝説でした。
「ピタゴラスの定理」や音階の発見で有名なピタゴラス
ですが、歴史上の様々な哲学者や学者と同じで、
現在から見れば奇妙な面も沢山持っていました。
彼の宇宙像は観測に基づかないかなり空想的な
ものであったようですし、数学に関しても
「1は理性、2は女性、3は男性、4は正義…」
「10は完全なる数」といったようなアイディアを
持っていたようです。

彼は研究者であると共に教団のリーダーでした。
何百人もの弟子と共に宗教から政治まで広く学び
暮らしていました。そして、その教団の教えの中に
「有理数(分数で表せる数)が数のすべてであり、
有理数で表せないものはない」というものがありました。

ところが、伝説によるとある弟子が「有理数で表せない」数
を見つけてしまいます。ロジムの生徒もよく持っている
三角定規のひとつ、直角二等辺三角形にピタゴラスの定理を
当てはめると、他の二つの辺の長さを1としたとき
斜辺の長さが√2であることが導かれます。

この√2、実は有理数ではありません。

ピタゴラスの教えにそむくこの発見に、他の弟子たちは
おそれおののき、この発見を秘密にするためにその弟子を
殺してしまったというのです。

今では考えられないことですね。

今では、とても洗練された学問が学校、塾、本屋さんや場
合によってはインターネットですら簡単に手にすること
ができてしまうのでついついそのありがたみを忘れてしまいます。
しかし、学問とは本来そういう長い試行錯誤の時代を経て
少しずつ積み重なってきたとても貴重なものなのでしょう。

そういったことも少しずつ伝えていけたら、と思っています。